この記事では、初心者がブログ記事を上位表示させるためのSEOについて解説していくとん。
ブログ初心者の方は、記事を書いてもそれをどうやって検索上位に表示させるのかわからないと思います。
ですのでこの記事で、ブログ初心者の方が意識しておくべき、ホワイトハットSEOについて解説していきたいと思います。
SEOは、ブログを収益化するために一番重要な部分になりますので、基本的なことはここで覚えてしまい、なるべく意識して記事を書いていきましょう。
- ブログ初心者
- どんなことを意識して記事を書けばいいのかわからない
- 記事が上位表示しない
- そもそもSEOを知らない
SEOさえマスターすれば、ブログで困ることはないとん!
記事が検索上位に入らなければないのと同じ
まず、なぜブログ記事を上位に表示しなければいけないのかについてお教えします。
この記事をお読みのあなたも、人生で何回も「検索」という行動を行い、何かを調べたことがあると思います。
GoogleでもYahoo!でもYouTubeでもメルカリでも同じことですが、出てきた検索結果を見た時、まずはどのページを開きますか?
おそらくほとんどの人は、検索で出てきた項目を上から順番にチェックしていくのではないでしょうか?
確かに普通は一番上からチェックしていくぷぅ
そして、ほとんどの悩みは大体検索の1〜5位で解決しますので、わざわざ2ページ目の検索結果まで見ることはないと思います。
わざわざ2ページ目まで見にいくことなんて僕もめったにないブゥー!
ですので、基本的な考え方として、目的のキーワードでアクセスを集めたいのであれば、最低でも上位5位くらいに入らないと、全く意味がないということになります。
せっかく書いた記事が誰にも見られないと辛いと思いますので、これから教えるSEO対策をしっかり行なって、より多くの人の目に触れるようにしましょう。
検索順位とクリック率
ちなみに、検索順位とクリック率の目安はこちらとなっております。
見てわかる通り、1位がダントツで、1位〜3位くらいがほとんどを占めています。
やはりこのグラフを見る限り、最低でも5位以内でないと厳しいということがわかります。
2位と1位の差だけでも倍違いますので、一度出した記事をアップデートして、一つでも順位を上に上げていくという努力が必要ですね。
このグラフを頭に入れておくとん!
ブログで上位表示をするには?
次に、ブログを検索で上位に表示させるにはどうすれば良いのか?
その基本からお教えしていきます。
検索順位の決まり方
キーワードで検索した際に結果として出てくる順番は、もちろんランダムでついているわけではありません。
新着順で表示されているわけでもありません。
検索順位は、Googleのシステムが自動で記事を評価し順位を決定しています。
各記事に対して、膨大な項目をチェックし、それを点数化。
さらにライバルの記事と比較して、点数が高い順に並び替えが行われます。
チェック項目や判定基準は一般的に公開されていませんが、順位決めのルールを「アルゴリズム」と呼ぶことが多いです。
検索順位はシステムが自動で決めていますので、Googleがどんな項目を重要視してサイトを評価しているのかを考え、適切にシステムから評価をもらうために、SEO対策を頑張るというわけです。
Googleのシステム判定による評価を高めるための施策がSEO対策とん!
インデックスとは?
SEO対策用語で、インデックスというワードがよく使われます。
インデックス=検索エンジンにブログの存在を認知させること
ですので、SEO対策の第一歩となります。
インデックスをしていないと、そもそも検索エンジンに存在すら認知されていないので、評価すらつけてもらえません。
ブログを作成したら、まずはGoogleサーチコンソールの設定を適切に行い、書いた記事がインデックスされるようにしましょう。
クローラーとは?
SEO用語で、クローラーという言葉もよく出てきます。
クローラーとは、サイトの中身をチェックするためのシステムです。
このクローラーがブログの記事を巡回して、評価をしてくれます。
なので、ブログにクローラーが適切に巡回できるように設定しないと、適切な評価をしてくれません。
インデックスに続き大切なことですので、サーチコンソールの設定を済ませましょう。
また、クローラーは内部リンクの対策を適切にすることによって、巡回してもらいやすくなりますので、記事を書く際に意識しておきましょう。
クローラーに好まれるサイト作りをしていくとん
SEO対策とは?どんなものがあるの?
SEO対策とは検索順位を上げるために行う施策
その認識は概ねOKだと思います。
ただSEO対策とは言っても、実は2種類のSEOがあります。
それがホワイトハックSEOとブラックハットSEOです。
ホワイトハットSEO
ホワイトハットSEOはいわゆる正攻法のSEO対策になります。
SEO対策には色々な方法がありますが、そのほとんどはホワイトハットSEOになります。
当ブログでお教えする方法も全てホワイトハットです。
Googleが求めている検索結果の理念に沿って、コツコツとサイトを作っていくやり方になりますので、行うのであればホワイトハット一択です。
Googleから手動でペナルティを受けるリスクも低く、もっとも合理的な方法ですので、必ずホワイトハットSEOのみ実践していきましょう。
ブラックハットSEO
逆にブラックハットSEOは、裏技的なSEOのやり方になります。
システムの穴をついて、一時的には利用できるものが多いですが、すぐにGoogleに対策をされてダメになります。
また、Googleに見つかって手動ペナルティを受けた場合、検索エンジンからサイトが追い出されますので、致命的です。
ですので、ブラックハットSEOを行うメリットはないと思います。
稀に、SEOの裏技として変な手法を売っている人がいますが、基本は正攻法に沿ってコツコツ行うしかありませんので、その点は覚えておきましょう。
ブラックに手を染めず、必ずホワイトな手法で頑張れとん
初心者が最低限意識すべきSEO対策
さて、いよいよこの記事の本題であり、初心者が最低限意識すべきSEO対策について解説していきます。
SEO対策のためにできることはたくさんありますが、代表的なのはこのような対策になります。
- https化する
- SEOに強いテーマを使用する
- タイトルにキーワードを入れる
- カテゴリーを設定する
- 見出しにキーワードを入れる
- 内部リンクを設定する
- サイト表示時間に気を遣う
- 定期的に記事を更新する
- 記事数を増やす
- 文字数の多い記事を書く
https化する
ウェブサイトのURLを見ると
http
https
この二つから始まるURLを見たことがあると思います。
今までは、httpでもセキュリティやSEO的に全く問題がなかったのですが、これからの時代は、https化が必須となっています。
常時SSL化を行うとhttps化出来ます
何も考えずにただブログを設置すると、初期の状態ではhttpなので、必ず下記の対応を行なって、https化をしましょう。
https化しないとSEOで不利になってしまうとん
SEOに強いテーマを使用する
ブログを構築していく上で、選ぶテーマも重要です。
本質的には、テーマを変えたからといって、劇的な順位アップには直結しませんが、細かい項目の積み重ねがあるので、優秀なテーマを使うに越したことはないです。
テーマは無料のものや有料のものがありますが、選定するポイントは以下になります。
- 価格
- デザイン
- 拡張性
- 表示スピード
- 内部SEO対策
価格やデザインはご自身の好みなどで決定しましょう。
テーマを選ぶ際、どれくらい簡単にデザインをカスタマイズ出来るのか?
という点を気にすると、よりクオリティの高いサイトを簡単に作ることが可能です。
それぞれのテーマの販売ページを見て、SEO対策の取り組みなどしっかりチェックし、購入しましょう。
オススメのテーマについてはこちらの記事で解説しています。
タイトルにキーワードを入れる
SEO対策を行う上で超基本的なやり方になります。
タイトルにキーワードを入れる
これだけは絶対に覚えておいてください。
また、キーワードを入れる際は、検索上位を目指すキーワードをなるべく左に配置しましょう。
例えば、
ホワイトハットSEO 基礎
で上位表示したい場合
初心者がブログ記事を上位表示させるには?Google推奨ホワイトハットSEO基礎を解説
ではなく
Google推奨ホワイトハットSEO基礎を解説 初心者がブログ記事を上位表示させるには?
が望ましいということになります。
また、一般的にはタイトルの文字数は35文字程度でキーワードは適度な個数入れることが望ましいと言われています。
基本中の基本なので絶対に覚えておくとん
カテゴリーを設定する
次に、記事を書く際は必ずカテゴリーを設定しましょう。
ある程度記事数を追加出来るカテゴリー分けを行い、カテゴリー名にもキーワードを入れることをオススメします。
記事が貯まることによって、カテゴリー自体のSEOが強化されていき、検索に表示されやすくなってきます。
見出しにキーワードを入れる
この記事でも、
見出し2
見出し3
見出し4
というように、記事の内容を細分化して階層にしています。
見やすいブログ記事を作る上での基本ですが、この見出し文にもキーワードを入れると、上位に表示される可能性が高まります。
メインはタイトル文のキーワードになりますが、見出しに入れたキーワードでも上位に入ることがありますので、必ず意識しておきましょう。
内部リンクを設定する
内部リンクとは、自分のブログ内の別記事のリンクをさします。
例えばこのように、
別記事へのリンクを挿入することで、クローラーが巡回しやすいようになりますし、ユーザーの回遊率が上がりSEOの評価が上がります。
ですので、記事を書きながら、関連する記事への誘導も忘れないようにしましょう。
サイト表示時間に気を遣う
SEOを意識する上で、サイトが表示される時間にも気を遣いましょう。
サイト表示が重いサイトと軽いサイトがあったら、あなたはどちらにアクセスしたいですか?
もちろんサイトが軽く表示が早い方が快適ですよね。
サイトの表示時間は、SEOに影響する項目ですので、なるべく軽くなる対応を進めましょう。
サイト表示が早い方が絶対に良いとん!
サイト表示時間をあげる方法はこちらの記事をご覧ください。
定期的に記事を更新する
全く更新がされていないブログよりも、当然頻繁に更新されているブログの方が評価されます。
ブログを収益化したいのであれば、最低でも1週間に1記事は更新を目指しましょう。
もちろん、毎日更新が出来ればベストです。
記事数を増やす
記事が少ないブログよりも、記事が多いブログの方が評価されます。
記事を増やせば増やすほど、ブログ全体のSEOが強化され、色々なキーワードにヒットする確率も上がっていきます。
数を打てば、思いも寄らないキーワードに引っかかって、アクセスが増えることもありますので、とにかく記事を増やしていきましょう。
数打ちゃ当たるとん
文字数の多い記事を書く
文字をただ多くすれば良いというわけではありませんが、文字数が多くてボリュームがある記事の方が評価されやすいです。
単純に文字が多ければ、読むのに時間がかかるため、サイトの滞在時間も上がります。
文字数というわかりやすいデータで、コンテンツ量やコンテンツの質をシステム的に判断してもらえる可能性もありますので、スカスカよりかはボリュームのある記事を目指しましょう。
とにかく書きまくるとん!
グーグルアナリティクスを導入し数値を確認しよう
ブログ構築の基本ステップで、Googleアナリティクスの設定をしているはずです。
もしアナリティクスを設定していない方は、こちらの記事で設定方法を確認してください。
Googleアナリティクスは、ブログを行なっているのであれば毎日チェックしましょう。
ある程度運営していると、どんどん右肩上がりにアクセスが増えていくので、モチベーションがかなり上がりますよ。
また、SEO対策の成果を数値で確認することができますので、ビジネスとして行うのであれば必ず確認しましょう。
アナリティクスでは多くの分析項目を計測できますが、ダッシュボードで確認できる3つの項目を最初は見ていくと良いと思います。
ユーザーとセッション
ユーザーとセッションは、単純に指定期間の間に、どれくらいのユーザーがページを閲覧をしたのかという数値です。
シンプルにアクセス数と覚えておけば良いと思います。
当然多ければ多いほど、ブログへのアクセスが来ているということですので、この数値をどんどん上げるために頑張っていきましょう。
直帰率
直帰率はブログに訪れたユーザーが1ページだけ見てブログを閉じた割合です。
直帰するというのは、記事Aを見たあと、他の記事を見ずにページを閉じるということです。
逆に、記事Aを見た後、記事Bも気になって見てくれた場合、直帰とはなりません。
直帰率の数値が低ければ低いほど、ユーザーが多くのページを巡回しているということなので、価値のあるブログとGoogleから評価されやすくなります。
ブログの記事内に関連記事のリンクを貼るなどして、ユーザーがいろんなページを見るような工夫をしていきましょう。
セッション継続時間
セッション継続時間は、ブログに訪問したユーザーがそのブログを表示させ続けた時間です。
いわゆるサイト滞在時間を表す数字です。
サイト滞在時間が長ければ長いほど、価値のあるサイトとGoogleに評価されますので、なるべく長い時間見てもらえる記事作りがポイントになります。
短い記事よりも長い記事の方が読むのに時間がかかるので、滞在時間は上がります。
また、動画を設置することによって、滞在時間を稼ぐというやり方もあります。
とにかく、一度来たユーザーを逃さないような導線作りをしていきましょう。
常にGoogleやユーザー求めている記事を意識して記事を書こう
基本的なSEO対策の方法について、いくつかご紹介しましたが、記事を書く際は本質を見失わないようにしましょう。
ただ機械的に作業をするのではなく、
- どんなユーザーに向けた記事なのか?
- どんなキーワードで検索した人が見に来るのか?
- 訪問したユーザーが欲しい情報は?
- 訪問したユーザーが次に見たい記事は?
- Googleが求めている有益な記事とは?
- どんな記事が検索1位にふさわしいのか?
このように、Googleの視点、そしてユーザーの視点を考えながら、価値のある有益なコンテンツを提供することが需要になります。
SEO対策として色々とまとめましたが、結局のところ、どんな小細工をしてもユーザーにとって価値のある記事でなければ、Googleから評価されません。
ただ単に記事を書くだけではなく、その点をしっかり意識しながら書いていきましょう。
読む人を想像するとん!
SEO対策は長期的な目線で取り組むべき
最後に、SEO対策に臨む上での意識について書きます。
狙うキーワードがトレンドキーワードかロングテールキーワードかによりますが、基本的にSEO対策には時間がかかります。
トレンドワードを使用すれば、一時的にアクセスが集まることもありますが、長期的に安定的に稼いでいくには、ロングテールキーワードを狙って、コツコツとブログを成長させる必要があります。
ですので、本気で稼ぎたいのであれば、すぐに結果が出なくてもすぐに諦めないようにしましょう。
最低でも半年は時間がかかると思っておくとん
半年前に書いた記事が、いつの間にかアクセスを集めているということなんてザラにありますので、諦めずに継続することが重要ですね。
ある程度軌道に乗れば、何もしなくても収益が発生し続ける状態に誰でもなれますので、それをモチベーションに継続していきましょう。
半年後の利益に向けて頑張っていくとん!