この記事ではブロガーなら行うべきオプトイン手法について解説しているとん
ブロガーと言えば「ブログ記事を書いてそこに置いた広告で稼ぐ」というイメージが一番強く、実践している方は非常に多いでしょう。
それが一番シンプルでスタンダードな稼ぎ方ではあるのですが、実はそれだけでも十分とは言えません。
ほとんどのブロガーはその領域にとどまっているのですが、成功している情報配信者のブログを覗くと、少し違う点が見つかると思います。
それが、オプトイン手法を導入している点です。
必ず自分から情報を発信するためのメルマガや公式LINEへの誘導をしているのです。
これはただ単に登録者を集めているわけではありません。
ビジネスとしてやる理由がたくさんあるから、LINEの登録者を増やしているのです。
ではなぜ稼いでいるブロガーはオプトイン手法を使っているのか?
今回の記事では、ブロガーがオプトイン手法を導入すべき理由やその活用方法について解説しています。
今後安定的な収益を稼ぐ上で、オプトインはかなり重要になりますので、しっかり取り入れていきましょう。
オプトイン手法とは?
オプトイン手法ってなんだぷう?
オプトイン手法とは、ブログなどの集客媒体から自分が管理しているメルマガなどに登録を促し、顧客リストを獲得する手法を意味します。
色々なサービスを検索したことがある方なら必ず経験があると思いますが、何かをする際にメールアドレスを登録するシチュエーションがあると思います。
無料のサービスを使おうと思ったらメルマガへの登録を案内されたり、ブログを見ていたらLINEへの登録を促された経験があるでしょう。
それがいわゆるオプトイン手法になります。
基本的にブログでビジネスをやっている段階では、ユーザーがサイトに訪れるのを待っているだけの状態。
その状態では、せっかくブログに訪れたユーザーをどんどん取り逃がしていることになります。
オプトイン手法は、ブログに訪れた貴重なユーザーを自分の顧客としてストックし、いつでも収益を生めるようにするための方法になります。
ですので、今後稼いでいく上で、このオプトイン手法にも注目しておきましょう。
取り入れるメリット
まずはこのオプトイン手法を取り入れるメリットについて解説します。
主なメリットは以下の5点です。
- セールスステップを組める
- 顧客を増やせる
- ファンを教育できる
- リスクを分散できる
- デジタル資産になる
セールスステップを組める
まずはセールスステップを組めるという点です。
基本的にメルマガは、ステップメールといって、あらかじめ設定した日付に沿って自動でメールを送ることが可能です。
この機能はオンラインマーケティングに革命をもたらしたもので、一度オプトインさせてしまえば、その後のセールスを全て自動で行えるという優れものです。
なので、メルマガやLINEに登録を誘導した後は、ステップを組んで成約率の高いセールスを行うことが可能になります。
ユーザーにこちらからプッシュして商品を販売できますので、その点は大きなメリットになります。
顧客を増やせる
さらに、オプトイン手法を行うことによって、シンプルに自分の顧客を増やすことが可能です。
この場合の顧客とは、いつでも自分から情報を送ることが可能なユーザーになります。
ブログに訪れただけのユーザーは、こちらから連絡しようと思っても連絡を取れません。
新商品が出たときに顧客としてストックしておけば、いつでも情報をダイレクトに届けることができますので、その点で非常に有効な手法と言えるでしょう。
ファンを教育できる
そして顧客としてリストを獲得した後、それを放置するのではなく、ファンにすることも可能です。
基本的に自分のリストには教育メールを送ることが多いです。
自分が発信している分野の基礎知識を配信したりすることによって、徐々にファンが増えていきます。
ファンにすることができれば商品の成約率も上がりますので、その点もメリットになります。
リスクを分散できる
4つ目のメリットは、リスクを分散できるという点です。
基本的にブログアフィリエイトはリスクが低い手法になりますが、万が一圏外に飛ばされてしまった場合、リスクはガンと上がってしまいます。
その際、自分の顧客がいれば、そこから再起をはかることが可能になります。
別の媒体に誘導することによって一気にフォロワーを復活できますので、リスクを分散するという意味でも、オプトインを利用するメリットが大きいです。
デジタル資産になる
オプトインで獲得したメールアドレスやLINEの友達は、自分の資産として今後の収益に貢献します。
顧客数は自分のビジネスの価値を上げる数値でもあります。
もし事業を売却しようと思ったとき、既存の顧客がいるだけで売却価格は大幅に上がります。
一時期は1リスト3000円もの価値があった時代もありますし、今でも1リスト1000円〜2000円くらいの価値があります。
なので積極的にリストの獲得をすることをおすすめします。
オプトイン手法の重要性
このように、オプトイン手法はネットビジネスで稼ぐ上で非常に重要なステップになります。
江戸時代に商人の家が火事になったとき、何よりも優先して家から持ち出したのが「顧客台帳」と言われているくらい、顧客リストはビジネスで稼ぐ上で非常に重要な情報です。
今はブログに貼った広告で稼ぐことで精一杯かもしれませんが、今後大きく稼いでいく上では、間違いなくオプトイン手法が重要になってきますので、その点意識しておきましょう。
オプトイン手法で収益化するステップ
オプトイン手法を取り入れる手順を知りたいぷう
では、オプトイン手法で収益化するためのステップについて解説します。
基本的にこの手の手法はゴールから逆算して構築するとやりやすいです。
なので、以下の手順に沿って準備を進めていきましょう。
- ゴールを決める
- コンテンツを準備する
- ステップメールを構築する
- オプトインの仕組みを導入する
ゴールを決める
まずはゴールを設定するところからです。
オプトインをさせて何をしたいのか。
有料の商品を売りたいのか、定期的にアフィリエイト広告を配信して稼ぎたいのか、いろいろ目的があると思います。
それを概ね決定させましょう。
ただ、初心者のうちはわからないと思いますので、とりあえずオプトを集めるというのでも良いと思います。
その場合、定期的に情報を送らないと、リストが枯れるという状態になってしまうので注意が必要です。
読者にメールを送っても全く反応がない状態のことを、「リストが枯れる」と表現します。
読者に利益がない情報やアフィリエイト案件などを送りすぎると、この状態になってしまうので注意しましょう。
コンテンツを準備する
ゴールを設定したら次はコンテンツを作っていきます。
主に必要なコンテンツは以下の4つです。
- メインの商品
- セールスページ
- 特典
- オプトページ(登録ページ)
有料商品を売るのであれば、これくらいは必要になります。
これらのコンテンツの準備ができない状態でオプトを取ってしまうと、後で慌てることになってしまいます。
基本的に顧客リストは、オプトインした日が近いほど意識が高いユーザーになります。
放っておくとどんどん興味を持ってもらえなくなりますので、すぐにスタートできる準備が必要です。
ステップメールを構築する
続いてはステップメールを構築するステップです。
おおよそ7日間くらいのステップが最適になりますので、最低7通のステップを組むことになります。
ユーザーの悩みを引き出し、ユーザーを教育しつつ、最後にセールスに持っていきましょう。
一番手っ取り早いのが他社のステップを真似ることですので、まずはステップの感覚をつかんで自分で書いていくことをお勧めします。
オプトインの仕組みを導入する
そこまでできたらオプトインの仕組みを導入していきます。
フォームでメールアドレスを登録してもらう方法や、LINE登録ボタンを置く方法があります。
LINEが一番簡単に設置できますので、LINEの友達を集めるところから始めるのが良いでしょう。
慣れてきたらLPを作る際に、フォームを作れば完璧です。
オプトインを妨げる抵抗をなくそう
オプトインしてもらうためのコツを知りたいぷう
オプトインをしてもらうためのちょっとしたコツがあります。
それが4つの抵抗をなくすというやり方です。
基本的にユーザーは、何かに登録することに対して少なからず抵抗を持っています。
オプトインの妨げになっている抵抗を減らすことによって、登録率が上がりますので、まずはここから意識しておきましょう。
- 情報抵抗
- 複数抵抗
- 時間抵抗
- 視覚抵抗
情報抵抗
まず一つ目は情報による抵抗です。
これが何を意味するのかというと、オプトインするに当たって必要な情報が少なすぎることで起きる抵抗です。
ここに登録して一体なんの意味があるのか、何がもらえるのかなど、必要な項目が記載されていないと、当然ながら登録してもらえません。
ユーザーが欲しいと思っている情報をしっかり記載することによって、この抵抗をなくすことができます。
複数抵抗
続いては複数抵抗になります。
これは、よりシンプルな情報の方がユーザーにとってありがたいということを意味します。
- 多すぎる情報
- 入力項目が多いフォーム
- わかりにくい用語
など、このような余計な情報はユーザーを混乱させてしまいます。
オプトインを増やす上ではどの情報もなるべくシンプルにし、ユーザーに登録してもらえるようにしていきましょう。
時間抵抗
続いては時間抵抗になります。
時間抵抗は、登録するまでの時間が長いと登録率が下がることを意味します。
- 登録ページが長い
- フォームの項目が多い
- ページのスピードが遅い
これらが要因になってユーザーに時間を取らせてしまうと登録率が下がりますので、注意が必要です。
視覚抵抗
続いては視覚抵抗になります。
時にはデザインが登録を妨げてしまうこともありますので、以下の点に注意しましょう。
- ジャンルに合わないデザイン
- フォームなどのレイアウト崩れ
- わかりにくいボタンの色
主にこれらによって登録率が下がります。
特によく見かけるのは、周りと馴染みすぎてわかりづらいボタンです。
ブログ記事内だと目立つのでわかると思いますが、青色をベースにしたページに青色のボタンだと、色が同化して目立ちにくいです。
それでしたら赤色の方が目立ちます。
このようなことを考えてLPを発注することをお勧めします。
オプトイン手法を成功させる方法
オプトイン手法をフル活用する方法をもっと知りたいぷう
さらにオプトイン手法を成功させるために必要なコツについて紹介していきます。
ポイントは以下の7点です。
- 無料オファーにする
- 特典をつける
- ポップアップや追尾バナーはつけない
- ヘッダーに命をかける
- フォームのCTAワードを入れる
- ナビゲーションリンクなどを削除する
- ファーストビューにCTAを設置
無料オファーにする
まず基本的なことですが、登録は無料にしましょう。
無料にすることによって登録率が一気に上がります。
有料決済の仕組みも導入しなくて済みますので、その点でかなり効果的です。
特典をつける
無料にした上で、特典まで用意するのがこの業界では一般的になっています。
無料というだけでは登録する理由になりません。
無料にした上でさらに有益な特典がもらえるという内容があって、初めて登録してみようと思えるものです。
ですので、ユーザーが何を欲しがっているのかリサーチし、価値のある特典を提供することを意識しておきましょう。
ポップアップや追尾バナーはつけない
続いては、ポップアップや追尾バナーはつけないという方針についてです。
他のサイトではこれを推進しているところもありますが、基本的にはつけない方が良いと思います。
その理由として、ユーザーとしてサイトを閲覧する上で、非常にストレスになるからです。
ページを離れようとした際やページを読んでいる途中で、画面いっぱいに広告が表示されるのはかなり邪魔です。
またページを読んでいる時についてくるタイプのバナーも鬱陶しいと思うユーザーが大半だと思います。
なのでユーザーファーストを前提にすると、そのような機能はつけないことをお勧めします。
ヘッダーに命をかける
続いてはヘッダーに命をかけるという点になります。
ダイレクトレスポンス広告の有名なライターであるテッドニコラス氏によると、購入者の意思決定の73%がヘッダーで決まるとされています。
そのくらいページを開いたときに真っ先に目に入るヘッダーが重要になるのです。
なので、ヘッダーの作成に一番労力をかけましょう。
デザインは外部に任せるとして、自分で行うべきことは強烈なコピーです。
ヘッダーでユーザーの心を掴むために、以下の記事を参考に学んでみましょう。
フォームのCTAワードを入れる
続いては、フォームにCTAワードを入れるという点です。
つまりどういうことかと言うと、見たことがあると思いますが、入力フォーム内にすでに文字を入れておくということです。
何もない空欄より、アクションを促す言葉をフォーム内に表示することによって、登録率が36%も上がったという事例があります。
フォームを設置する際は忘れずに記載しておきましょう。
ナビゲーションリンクなどを削除する
続いては、ナビゲーションリンクなどの余計な情報を消すという方法になります。
ブログで行う場合、大抵はヘッダーにメインのメニューを表示し、サイドバーにはカテゴリーなどを記載していると思います。
ただ、そのリンクを置いてしまうことによって、ユーザーが離脱する機会を与えてしまいます。
ユーザーはすぐに別の情報に気を取られてしまいますので、登録率を上げたい場合は、余計な情報は全て削除するようにしましょう。
ファーストビューにCTAを設置
最後はファーストビューにCTAを設置するというやり方です。
先程のヘッダーに関連する内容ですが、基本的にユーザーのほとんどはヘッダーで離脱してしまいます。
なので、ページを開いたときに見える範囲に登録ボタンを置いておくことをお勧めします。
そうすることによって、離脱する前にユーザーを逃さず登録してもらいやすくなります。
また、このあたりはパソコンとスマホ両方で確認するようにしてください。
ヘッダーの表示される範囲が違いますので、その点を重視してレスポンシブ対応を行いましょう。
以上が基本的なコツになります。
オプトイン手法は今やネットビジネスで稼ぐ上での常識になりますので、必ず取り入れるようにしていきましょう。
オプトイン手法を取り入れてワンステップ前進するトン!