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感情的知性(EI)でコンテンツを磨こう。ユーザーの感情を理解する能力とは?

ジャス㌧

この記事では、コンテンツを磨くことに役立つ感情的知性(EI)について解説しているとん

突然ですが、あなたはブログ記事を書く際に何を意識していますか?

このブログでは、今まで〇〇の法則として色々なライティングのノウハウをお教えしてきました。

それらの項目を意識しながら記事を書くのはとても素晴らしいことです。

しかし、あまりに法則などを意識しすぎていても、あまり良くありません。

なぜなら、ノウハウばかりを意識していると機械的な文章になってしまうからです。

どの記事も似たようなテンプレちっくな文章で、事実やお決まりのフレーズだけが記載された文章では、それはそれで魅力的とは言えません。

初心者が何も考えずに書いた記事よりかはマシですが、どうしても一番重要な点を忘れがちになってしまいます。

その一番重要な点というのが、読者の感情についてです。

全てのブログ記事というのは、あくまで読者のために書いているものであって、決して自分のために書いているものではありません。

ですので、いくら法則を勉強したとしても、本質的には読者の感情を意識しなければ意味がありません。

なので今回の記事では、感情的知性(EI)という用語を交え、読者の感情を意識してコンテンツに活かす方法について解説したいと思います。

感情的知性(EI)とは?

ジャス㌧

感情的知性(EI)ってなんだぷう?

感情的知性(EI)とは、自分や読者の感情を正しく認識、共感してそれに対応する能力のことを指します。

簡単にいうと場の空気を読む能力とも言えるでしょう。

この社会は、いわゆる正論だけでは成り立ちません。

どれだけ合理的な判断をしたとしても、場の空気や相手の感情に合わせて適切に対応しないと、ビジネスでも不利になってしまいます。

このEIという能力はビジネスや普段の仕事をする際にも重要になりますので、必ず身につけるようにしましょう。

ところで、世の中には知性の高い人は沢山いますが、そういった方に対してどのようなイメージがありますか?

どうしても世間的には、頭がいいだけでは、なんとなく冷たいとか、つまらないというイメージが出てくると思います。

知性が高いことは非常に良いことなのですが、ビジネスでそれを活かすには、感情面の把握も重要になるのです。

ビジネスは数字も事実なのですが、理屈だけでは成立しません。

答えのない問題を解いていくのがビジネスなので、答えのある数学を解ける能力があるからと言って、ビジネスで稼げるとは限らないのです。

人間は感情の生き物とも呼ばれていますので、むしろ相手の感情を把握する能力の方が重要になってきます。

その点をまずは意識しましょう。

そして、EIの第一人者であるダニエル・ゴールマン氏によると、EIには「4つの領域」と「12の特性」があるようです。

下記の4つが領域で、これらの中に12の特性が含まれているので、領域ごとに紹介していきます。

  • 自己認識
  • 自己管理
  • 社会性
  • 人間関係管理

自己認識

感情の自己認識

一つ目は自己認識という項目になります。

つまり、自分の感情を認識する能力のことを指します。

ビジネスではあらゆるシーンで他人の感情を読む必要が出てきます。

他人の感情を読むのは一筋縄ではいきません。

なので、まずは自分の感情を認識するところから始めましょう。

そうすることで、シチュエーションごとの感情の違いがわかってくるはずです。

自分を知ることで他人を知れるようになるのです。

自己管理

  • 感情のコントロール
  • 柔軟な適応力
  • 達成志向
  • プラス思考

続いては自己管理の項目です。

こちらは仕事を進める上での自分の感情コントロールに関する内容ですね。

仕事上やはり重要なのが、自分の感情をコントロールし適切に対応することでしょう。

そしてケースバイケースに対応できるように柔軟性も欠かせません。

それはネットビジネスでも同じで、例えばワードプレスの仕様が変わったらそれに合わせて柔軟に対応する必要がありますね。

また、ビジネスを成功させる上で、達成するというプラス思考も重要になります。

この点は自分がビジネスを行う上でもモチベーションの部分になりますが、結局のところ、ユーザーの状況を考える上でも大切になりますので、自分で管理できるようになりましょう。

ジャス㌧

自己管理は成功するために必須だトン!

社会性

  • 共感
  • 組織感覚

続いては社会性の項目です。

人は基本的に1人では生きていけません。

いくらネットビジネスであっても最低限の人脈は必要で、ビジネスを進めると多くの人と関わります。

その上で、相手の状況に共感する能力や組織として感覚が必要になりますね。

特に共感の部分については、読者の悩みに共感することが重要になります。

相手の気持ちに共感するという能力はブログアフィリエイトにも活用できますので、意識しておきましょう。

人間関係管理

  • 影響力
  • 指導・育成
  • 対立管理
  • チームワーク
  • リーダーシップ

4つ目の項目は人間関係管理です。

こちらは主に会社の管理職に求められるスキルになりますね。

この内容を知っておけば、仕事にも活用出来るでしょう。

また、この能力はこれから大きく稼いでいく上でも必要になります。

なぜなら個人事業主の方でも、外注を使って組織的に稼いでいくこともあるからです。

その上で、指導育成やチームワーク、リーダーシップが重要になります。

また、影響力についてはチームのコントロールの他に、読者に対しての権威性にもなります。

ですので、EIを活用することによって様々な恩恵があるということがわかります。

感情的知性(EI)を活用するメリット

ジャス㌧

感情的知性を活用するとどのようなメリットがあるんだぷう?

では、感情的知性を活用することによって、具体的にどのようなメリットがあるのかについて解説したいと思います。

主なメリットは以下の5点です。

  • 先入観によるミスを防げる
  • 突発的なミスを防げる
  • チームの組織力が上がる
  • 魅力的な文章を書ける
  • 成約率の高いビジネスを作れる

先入観によるミスを防げる

まず、感情的知性を意識することによって、先入観によるミスを防ぐことができます。

自分1人でビジネスを行っている場合、〇〇は〇〇だろうという先入観で、物事を進めてしまうことがあります。

例えば、肥満に悩んでいる人は痩せたいと思っているだろうという考え方も先入観の一つではあります。

なぜなら肥満に悩んでいるあっても、必ずしも全員が今すぐ痩せたいとは思っていないからです。

痩せろ痩せろと押すよりも、肥満の状態でも快適に使える商品をアプローチした方が良いという場面もあります。

肥満=痩せたいという考え方は間違いではないのですが、先入観によって見逃されているニーズも実は沢山あります。

その点を見逃さないように、ユーザーの感情を読み取ることに注力しましょう。

突発的なミスを防げる

続いては、突発的なミスを防げるというメリットについてです。

実はブログでビジネスを行う場合、行動力のある方ほど、突発的に間違った行動をしてしまうことがあります。

行動力が高いというのは素晴らしいことですが、そこは一呼吸置いて、本当に正しい行動なのかどうかを考える必要があります。

例えば、ブログ記事を公開するとき、今日はもう寝たいからと言って結果的に変な時間に投稿してしまうかもしれません。

しかし、ブログの投稿時間は、自分の都合よりもユーザーの都合を優先すべきです。

なので、その場合は突発的にブログを公開してしまうのではなく、冷静にユーザーの状況を考えて、他の時間に投稿するべきなのです。

こういった点でEIは機能しますので、それもメリットになりますね。

チームの組織力が上がる

ブログでビジネスを行う際は、一部の超人をのぞいて大抵は複数人で取り組むことが多いです。

初めのうちは自分1人で行うと思いますが、それをずっと続けるのは困難でしょう。

売り上げが上がるにつれて外注化する部分も増えてきますので、いつの間にか大きな組織になりがちです。

そうなった時に、EIを使ってチームの組織力を上げれるのもメリットになりますね。

チーム1人1人は人間ですので、当然ながら感情があります。

唐突に締め切りを明日に変更と言われても、外注さんの感情を損ねるだけです。

なので、そういった場合も相手の感情を考え丁寧にお願いをするなど、チームを管理する能力が問われます。

この点においてEIが活用可能ですので、大きなメリットになるでしょう。

魅力的な文章を書ける

続いてのメリットは魅力的な文章を書けるという点になります。

初心者の方は、ノウハウを学びながら文章を書くと思いますが、教科書を見ながらだとどうしても機械的な文章になってしまいます。

法則に沿った構成ならそこまで致命的な結果になりませんが、どうしてもあと一歩足りない状態と言えます。

ですので、EIを意識して、ユーザーの感情に問いかける文章にすれば、より人間らしい読みやすい文章になっていくでしょう。

常に意識すべき点は、読んでいる読者に話しかけるように文章を書くことです。

この点さえ意識できれば、法則を使ってより魅力的な文章を書くことが可能になりますので、その点がメリットになるでしょう。

成約率の高いビジネスを作れる

最後にご紹介するメリットとして、成約率の高いビジネスを作れるという点が挙げられます。

商品の成約率を上げる方法としてはいくつかありますが、結局のところは、ユーザーの感情を理解して書けている文章が一番成約率が高くなります。

もちろんその基盤になるのが、今まで紹介した数々の法則です。

その法則通りに文章を構成しつつ、その中身の文章では、ペルソナ設定した人物の感情に合わせた内容を書くことになります。

EIを利用して、しっかりと感情を読み取ることが可能であれば、かなりの成約率を出せますので、大きなメリットになるでしょう。

感情的知性でコンテンツを磨くコツ

ジャス㌧

感情的知性を活用する方法を教えてほしいぷう

では、感情的知性(EI)を実際に活用する方法について解説したいと思います。

コツは以下の5点です。

感情的知性を活用するコツ
  • 読者にとって最高のアドバイザーになる
  • 読者に対してオープンになる
  • 読者のモチベーションを常に保つ
  • 要望に対応する
  • ユーザー感情に合わせてコンテンツを編集する

読者にとって最高のアドバイザーになる

まず、ブログを書く上で意識すべき点は、自分が読者にとっての最高のアドバイザーになるという点です。

ブログを書いていると、どうしても不特定多数の広いターゲットに記事を書いていると思いがちですが、意識としては、1人の人間にアドバイスをする感覚で記事を書くのが望ましいです。

その1人の人間というのは、ペルソナ設定した人物像です。

その人に対して個別に解説書を書いてあげているという感覚で書けば、ターゲットに対して、最高の記事になります。

自分がアドバイザーになったつもりで、相手の感情を意識して見当違いなことは書かないように解説することを心がけていきましょう。

読者に対してオープンになる

続いては、読者に対してオープンになるという点です。

読者は色々なことを隠している人に対して、信頼を寄せることはありません。

権威性にも繋がってきますが、なるべく自分のことをオープンにした方が読者からの信頼を得やすくなります。

一番よくある手法としては、自分の生い立ちやここに至るまでのストーリーをプロフィールとして公開する方法です。

過去の失敗や苦労しているストーリーほどユーザーから共感を得やすく、信頼を得ることが可能になります。

なので、自分のストーリーはなるべくオープンにするようにしましょう。

特商法の表記についても同じくです。

読者のモチベーションを常に保つ

続いては、読者のモチベーションを保つという方法になります。

基本的に読者は、文章を読むのが苦手です。

ですので、読者のモチベーションを保ちながら文章を書いていくことが重要になります。

ブログで言えば、冒頭のリード文を工夫することです。

その記事がどんなことを解説しているのかを把握できる部分になりますので、ユーザーのモチベーションを上げることが可能です。

またセールスライティング的な観点でいうと、商品を得ることで手に入る未来について想像させるというやり方があります。

読者は自分の明るい未来を想像することによってモチベーションが上がりますので、その心理を活用していきましょう。

要望に対応する

4点目は、要望に対応するという点です。

ブログに問い合わせフォームやコメント欄を開放している方は、ユーザーから感想や要望が届くこともあると思います。

その際に、ユーザーからの要望に応えることによって、ユーザーの感情を満たすことが可能になります。

基本的にユーザーは、ブログ運営者に構って欲しいという感情があります。

当然ながら、コメントに対して返信をしてあげるだけでも、感情を満たすことが可能になります。

さらに、要望に対してなるべく応えていくことで、よりユーザーの満足感を味わうことが可能になります。

レビューに返信をするというユーザーの感情を意識した運営も時には必要になりますので、この点も活用していきましょう。

ユーザー感情に合わせてコンテンツを編集する

最後は、ユーザーの感情に合わせてコンテンツを編集するという方法になります。

こちらについては、過去に解説した法則やペルソナに合わせて、コンテンツを書き換えていくという内容です。

書き換えなくても、新規の記事として特定のペルソナに向けて配信するのもアリです。

  • ユーザーの置かれている立場を理解する
  • ユーザーの感情を意識する
  • ユーザーが求めていることを理解する

この3つが常に必要になります。

特に感情の部分については、常に把握するようにしましょう。

人間は怒りの感情を覚えている時に行動力が上がります。

これを利用して、あえてユーザーを怒らせるということもあります。

例えば、あえて肥満の人を傷つけるようなLPを書いてユーザーに怒りの感情を抱かせ、それを解決させるために商品を提案するというやり方です。

このような手法を取る際も、ユーザーの感情を適切に読み取り、それに応えていく能力が必要になります。

もちろん他人の感情は完全に把握することはできませんので、あくまで推測になってしまいますが、経験を積んでいくと、それに限りなく近い答えを出すことが可能になります。

ですので、常にこれらの点を意識して、数値を見て改善することを心がけていきましょう。

ジャス㌧

EIを利用して次のステップに進むブゥ