「4Uの原則」でPV上昇！？魅力的なタイトルのつけ方とは

ブログ記事を作成する際、多くの方は記事の本文に気合を入れて取り組んでいるでしょう。

もちろんそれも重要なのですが、実は記事の本文よりも重要な項目があります。

それが、タイトルや見出しです。

メールではタイトルになります。

基本的にブログに訪れるユーザーは、記事タイトルや見出しを基準にアクセスするかどうかを決定しますので、タイトルが非常に重要な項目になっています。

特に初心者の方は、記事本文に集中するあまりタイトルに力を入れていない傾向にあります。

本文で解説している内容について事務的にキーワードを羅列しているだけの状態ですと、魅力的なタイトルにはなりませんので、今回の記事でそのコツを学んでいきましょう。

今回は、「4Uの原則」という、魅力的なタイトルを構成するために必要な要素について解説していきます。

非常にシンプルな内容ですので、この機会に覚えてしまいましょう。

ブログの記事構成

今回の記事では、ブログのタイトルや見出しをメインに扱っていきますが、まずはブログ記事を構成するために必要な要素を復習しておきましょう。

タイトル

タイトルはSEO対策において最重要です。

検索結果に表示されるので、その文章によってユーザーが記事をクリックするのかどうか判断します。

ですので、キーワードを入れつつ、魅力的なタイトルにすることが必要です。

詳細については後ほどこの記事で解説していきます。

メタディスクリプション

メタディスクリプションとは、検索結果に表示される補足文章のことを指します。

タイトルの下に表示され、検索したキーワードがハイライトされたり、記事を読む後押しをする部分になりますので、ここの設定も重要になります。

メタディスクリプションについてはこちらの記事で解説していますので、参考にしてください。

メタディスクリプションの意味とは？クリック率を上げる秘策を公開知らないと損！メタディスクリプションの意味とクリック率を爆上げする書き方を解説！...

リード文

続いてはリード文になります。

リード文とは、ブログ記事本文の冒頭文章のことを指します。

主に五百文字程度で構成される挨拶文になりますが、ただの挨拶文だけで終わらせるのは勿体ないです。

リード文はユーザーが真っ先に目を通す部分になりますので、ここのクオリティを上げることによってその先を読んでくれる可能性が大幅に上がります。

ユーザーの悩みを引き出す部分にもなりますので、この点についてもこちらの記事を参考にしてください。

リード文の役割とは？簡潔に書くコツやテンプレートを無料公開リード文を書く役割とは？簡潔に書く方法や便利なテンプレートを無料公開します。ステップに沿って解説しているので、リード文作成に慣れていない初心者でも悩まずに書けるはずです。 ブログで役立つテンプレートも無料で用意しているので、ぜひ参考にしてください。...

記事本文

続いては記事本文になります。

ここは記事のメインの部分になりますので、作成に一番時間のかかる項目になります。

ただ書くだけでなく魅力的な文章になるよう心がけ、さらに文字の装飾や画像の挿入など、ユーザーを飽きさせない工夫が必要になります。

初心者の方が一番苦労する点になりますが、こちらについても以下の記事で解説していますので参考にしてください。

ブログ初心者が読みやすい文章の記事を書くには？７つのコツを伝授しますブログ初心者が読者にとって読みやすい記事を書くにはどうすればいいのか？その秘策を公開しています。...

アイキャッチ画像

最後に、アイキャッチ画像が必要になります。

アイキャッチ画像とは、ブログの先頭に表示される画像になります。

この画像があることによって、記事の内容を大まかに伝えることが可能です。

特にSNSにシェアされた場合、アイキャッチ画像で目をひいてアクセスを集めることも可能ですので、画像も重要ということを覚えておきましょう。

以上のようなパーツでブログ記事が構成されていますので、改めて認識しておきましょう。

記事タイトルの重要性

続いて、記事タイトルの重要性について解説したいと思います。

そもそもの大前提として、ユーザーはあなたのブログ記事に興味がないということを覚えておきましょう。

初心者の方は、「自分のブログは他人から興味を持たれている」という勘違いをしがちです。

しかし現実はそう甘くはありません。

ブログの読者は、あなたの記事についてこう思っています。

NOT READ

読者はあなたの書いた文章を読まない

という意味の英文になります。

基本的にユーザーは文章を読むのが苦手です。

長い記事を読むのには根気が必要ですので、ほとんどの文章は読まれないと思っておいた方が良いです。

ただ、それも4Uの原則を使用することによって興味を持たせることが可能になりますので、後ほど解説していきます。

NOT BELIEVE

読者はあなたの文章の内容を信じない

という意味になります。

基本的に読者は、あなたの書いたブログの文章を信じません。

ですので、ブログ自体に権威制を持たせたり、数値のエビデンス類を揃える必要があるのです。

この点についても4Uの原則を利用することによって、タイトルの段階で信用を勝ち取っていければ、よりクリック率が上がるでしょう。

NOT ACT

読者はあなたの文章の内容を信じても行動しない

という意味になります。

基本的に、人は簡単に行動をしません。

セールスライティングの世界では、ただでさえ行動しない人間を、文章の力で行動させますので、かなり高度なライティングが求められます。

そのため、このブログでは様々なコピーライティングのテクニックを紹介しているのです。

そして、行動しないという点においては、ブログ記事を開くことすら躊躇うこともあります。

ですので、4Uの原則を利用してクリック率を上げていく必要があるのです。

まずは読んでもらないと話になりませんからね。

4Uの原則とは？

4Uの原則とは、つい読みたくなるタイトルをつける際に意識すべき項目を4つに分けた原則になります。

ダイレクトレスポンスマーケティングのマーケターとして有名な、マイケルマスターソン氏によって提唱されている原則で、多くのブログで活用されています。

実にシンプルな4つの原則ですが、これを使用するだけでもタイトルのレベルが１段階上がりますので、初心者の方はぜひ参考にしましょう。

4Uの原則を構成しているのは、こちらになります。

それぞれの意味については後ほど解説します。

4Uの原則活用シーン

まずは、4Uの原則が一体どのようなシーンで活用出来るのかについて解説したいと思います。

基本的に以下の4つで活用が可能でしょう。

ブログに関して言えば、タイトルはもちろんのこと、各セクションの見出しでも活用可能です。

そして、多くのビジネスで使用されているメルマガでも活用が期待出来ます。

メルマガはブログよりもタイトルの重要性が高いため、より開封率を上げるために活用可能でしょう。

そのほか、LPやヘッダーのコピーにも利用できますね。

またSNSでは、Twitterでも活用できますし、YouTubeのタイトルに応用することも可能です。

サムネイルに記載する文章にも使えますので、応用していきましょう。

利用するメリット

続いて、4Uの原則を利用するメリットについても解説しておきます。

主なメリットは以下の３点です。

検索結果のクリック率が上がる

まず一番のメリットは、検索結果でのクリック率が上がるという点でしょう。

一定の検索数に応じて、クリック率が上がれば記事へのアクセスも上がります。

そうして母数を上げるうちに、アフィリエイト広告へのアクセスも必然的に増えていきますので、ビジネス上かなり大きなメリットになるでしょう。

SEO対策になる

そしてタイトルを魅力的にすることによって、グーグルからの評価が上がります。

キーワードを入れることは大前提ですが、検索結果でのクリック率が上がれば、その分良い記事と判断される可能性も高まります。

単なるキーワードの羅列ではなく、ユーザーの心に刺さるタイトルは非常に重要になりますので、意識しておきましょう。

あらゆるビジネスに応用できる

先ほど紹介したように、タイトルというのはあらゆるビジネスシーンで利用するものになります。

何かのネーミングに困った際に４Uの原則を活用することも可能ですので、しっかり学んでいきましょう。

ではこれから４つの内容について細かく触れていきます。

Useful（有益性）

一つ目は有益性になります。

有益性とは具体的には、「この記事を読むことによってどれだけ有益な情報が手に入るのか」という点を入れ込みます。

人は自分にとって利益になるような情報がないと、わざわざ記事を読みません。

記事のタイトルで、記事の中身の価値、これを読むことによって読者の未来にどんなメリットがあるのかを伝えていきましょう。

例えば、ブログのタイトルでこのような文章を追加すると有益な記事である可能性が高まります。

ただ事実を羅列するだけではなく、ユーザーが興味を持つような工夫が必要です。

メインのキーワードはなるべくタイトルの先頭に置いた方が良いのですが、先頭に一言付け加えることによって、それがフックになってユーザーの関心を集めることもあります。

ですので、あまりキーワードばかりに囚われず、ユーザーにとって有益そうな情報を加えるようにしておきましょう。

Urgent（緊急性）

続いては緊急性についてです。

こちらについてはその言葉通り、緊急性のある情報をタイトルに加えることによって、ユーザーの行動を促すことが可能になります。

基本的に人間は怠け者です。

緊急性のない話題については後回しにしてしまうため、今すぐやらないといけない理由を付け加える必要があるのです。

この方法は、ほとんどのセールスレターで使われていますので、必ず覚えておきましょう。

具体的に何日や何時間以内に見なければいけないという情報が追加できれば理想です。

それ以外にも、今すぐ対応しないと後々手遅れになるということを伝えて、緊急性をアピールしましょう。

そうすることによって、ユーザーが焦ってページを開いてくれます。

やりすぎと思われるかもしれませんが、それくらいのことをしないとユーザーは行動しませんので、その認識を持っておきましょう。

Ultra specific（超具体性）

続いては、超具体性についてです。

こちらについては、抽象的な表現は避け、具体的なリアルな現実を表現することによってユーザーの興味を惹くという内容になります。

例えば、寿命が短くなるという説明だけでは、抽象的すぎてあまり内容が伝わりません。

超具体性では、具体的に何年寿命が縮む可能性があるのかについても言及していく必要があります。

このように具体的な数字を出すことによって内容が伝わりやすくなりますので、参考にしてください。

Unique（独自性）

4つ目に独自性について解説したいと思います。

この独自性については、いわゆるオリジナリティの部分を指します。

検索エンジンには、同じキーワードを利用した同じような記事がたくさん並んでいます。

キーワードだけを意識してタイトルを作ると、どれも同じような機械的なタイトルになってしまいますよね。

それではユーザーがどの記事を選んでいいのかわかりませんので、オリジナリティを出して興味を惹く必要があるという内容になります。

タイトルの先頭につけることによって一気に独自性がついてきますので、参考にしてください。

このような独自性のあるコピーを考えられるのかは、あなたのライティングスキル次第です。

ただ、結局はいつか真似されて一般的なものになっていきますので、その点も含めて、常に最新のコピーを考えるようにしていきましょう。

以上が、4Uの原則についての解説でした。

非常にシンプルでよく出てくる内容ですので、この機会に覚えておきましょう。