この記事では、先入観を利用して成約率を上げるシャルパンティエ効果の活用方法について解説しているとん
ブログの収益化は順調でしょうか?
ジャストサーバーのブログも、運用を開始してからかなり時間が経ちました。
お陰様でアクセスも順調に伸びており、初心者の方からのお問い合わせも増えています。
このブログで学んだことを活かし収益化を達成してる方もいるようで嬉しいです。
多くの方は、ブログのキーワード選定など基本的な項目はすでにできており、次のステップに進んでいます。
その次のステップとは、アフィリエイト案件の成約率のアップです。
基本的にブログアフィリエイトは、ブログ記事を公開して所定の位置に広告を貼っておけば、一定の確率で広告がクリックされ、アクセスさえあればある程度稼げます。
しかし、その段階ではまだ初心者の域を脱していません。
その段階から成約率を高め、同じアクセス数でも高い報酬を稼ぐことによって、中級者へレベルアップできます。
そのために、コピーライティングやセールスライティングを勉強する必要があるのです。
ですので、今回の記事では、広告や案件の成約率に影響するシャルパンティエ効果というビジネス用語について解説したいと思います。
シャルパンティエ効果とは?
シャルパンティエ効果ってなんだぷう?
シャルパンティエ効果とは、身近なものに例えることで人間の先入観を利用し、心理的な錯覚を起こす効果になります。
人間というのは必ず先入観を持っています。
例えば、鉄という言葉を聞くと、無意識に重くて固いという印象を持ちます。
紙と聞くと、薄くて柔らかい印象を持ちます。
このように、人間が日常生活で持っている先入観を利用し、それに例えることによって、直接的な表現をしなくても効果を謳うことが出来るのです。
5kgの石と5kgの紙
どちらが重そうですか?
同じ重さでも、人間は必然的に5kgの石を重いと感じてしまいます。
このように、重さをアピールしたい場合、身近にある重い物に例えることで、自然と読み手に「重い」と認識してもらうことが可能になります。
簡単に言うと、こういう例える手法がシャルパンティエ効果です。
あまり意識していないと思いますが、実はこういった例えは多くのLPで使われています。
よーく観察して見るとすぐに発見出来るでしょう。
また、検索上位に表示されている収益化ブログの中でも、アフィリエイトをする際にそのような例えが使われているケースを多く見ます。
稼げているアフィリエイターは自然とこのような例えを使って文章を書いていますので、この記事をお読みのあなたも自然と使えるようになることを目指していきましょう。
シャルパンティエ効果の影響力
シャルパンティエ効果=例えは、人間の先入観を利用した巧みなセールス手法になります。
ですので、これをうまく活用すれば、直接的な言及をせずとも勝手にユーザーが先入観で判断してくれるため、便利な手法になります。
逆を言えば悪用も可能なのですが、その影響力はかなり大きいです。
シャルパンティエ効果は、無意識に錯覚させる効果がありますので、ビジネス手法として影響力が高いと思っておきましょう。
また、例えは日常的に行うことも多く、連想力を鍛えれば割と簡単に扱える手法でもあります。
LPを作る上で、シャルパンティエ効果は非常に効果的ですので、ぜひ使っていただきたいと思います。
意外といろんなところで使われるから注意してみるとん!
メリット
続いて、シャルパンティエ効果を利用するメリットについて解説します。
主なメリットは以下の3つです。
- 文章が読みやすくなる
- 相手に物事を伝えやすくなる
- クリック率や成約率が上がる
文章が読みやすくなる
まず、シャルパンティエ効果を使用することによって、文章が読みやすく、わかりやすくなります。
文章ではなかなか説明の難しい事柄でも、身近な物に例えることで理解度が深まることもあります。
特に、ほとんどの情報発信は初心者に対して行うものです。
意識としては、小学生が見ても理解できるような説明を心がけると、多くの初心者が読みやすい文章になりますので、例えを使ってわかりやすい文章が作れるというメリットは大きいと思います。
相手に物事を伝えやすくなる
続いて、例えることで、相手に物事を伝えやすくなります。
例えは、何かを説明する上で、非常に伝わりやすい伝達手法です。
わからない単語が出た時でも、身近な物に例えることによって、自然に内容を理解できることがあるでしょう。
その点でもメリットと言えます。
クリック率や成約率が上がる
収益化のブログに利用することができれば、広告のクリック率や成約率を上げることが可能になります。
何も意識せず文章を書くよりも、より読み手を意識したわかりやすい例えを利用することによって、ユーザーの理解度が高まります。
そうすることによって、広告のクリック率も上がります。
広告のコピーに利用することができれば、クリック率の上昇→アクセス数の増加→購入数のアップに繋がるでしょう。
また広告の遷移先であるLPにシャルパンティエ効果が利用されていれば、さらに成約率のアップに繋がります。
このことから、シャルパンティエ効果は、ネットビジネスを行う上でかなりメリットになるのです。
シャルパンティエ効果を利用する際のポイント
シャルパンティエ効果を利用するポイントを教えて欲しいぷう
続いて、このシャルパンティエ効果をうまく活用していくには、どうすれば良いのか?
そのポイントについてまとめていきます。
- 身近なもので例える
- 出来るだけ大きな(小さな)数字で例える
- 伝えたいイメージに近いもので例える
- ビフォーアフターをわかりやすく伝える
気をつけるべきポイントは、主にこの4つになります。
一つずつ解説していきますね。
身近なもので例える
1つ目にポイントは、身近なもので例えるという点です。
シャルパンティエ効果は、ユーザーが想像しやすいもので例える必要があります。
なので、身近なもので例えなければいけません。
バスケットボール1個分の大きさ
ゴルフボール30個分の大きさ
この例えがあった場合、バスケットボール1個分の大きさの方がイメージがしやすいと思います。
このように、なるべく身近なものかつ、個数についてもイメージしやすい範囲が良いでしょう。
ゴルフボールの大体の大きさがわかったとしても、30個となると、余計に大きさの想像がしづらくなります。
ですので、より触れる機会が多い方で、個数についてもわかりやすく伝えられるようにしたほうが良いです。
また、身近なものという定義も、ペルソナ設定によって変化します。
20代の人にとってわかりやすいものでも、60代の人にとってわかりづらいものもあります。
男性にはわかるものであっても、女性にはわからないものもあります。
このように、年代や性別、そして国によって、身近なものの定義が変わってきます。
ですので、シャルパンティエ効果を利用する際は、記事でターゲットにしているペルソナ設定に合わせた例えをすることをおすすめします。
ペルソナ設定については以下の記事を参照してください。
出来るだけ大きな(小さな)数字で例える
続いては、できるだけ大きなor小さな数字で例えるという点になります。
これについては、数字を大きく表現した方が凄く感じるという人間の先入観を利用したテクニックになります。
火星20個分の質量
地球2個分の質量
こちらを見比べた時、事実はどうであれ、火星20個分の方が重く感じるでしょう。
一つ前の例では、あくまで正確な情報を相手に伝えるためには、数字はわかりやすくした方が良いと伝えました。
ただ今回は、「重く感じさせたい」という目的において、20個分の方がそう感じさせやすいのでこうしています。
このようにちょっと数字を変更するだけで、より重く感じさせることが可能ですので、これをマーケティングに利用すると効果的です。
この例えを自然にできるようになれば、ライティング能力が相当上がると思いますよ。
「相手にどのように感じて欲しいか」が大事だトン
伝えたいイメージに近いもので例える
続いては、伝えたいイメージに近いもので例えるという方法になります。
例えば、先ほど同じように「この商品はより重い」と伝えたいとします。
その際、先ほどと同じように
5kgの鉄みたい
5kgの紙みたい
これを比べると、当然ながら鉄の例を使った方がわかりやすいでしょう。
このように、伝えたいイメージにぴったりな物に例えることによって、同じことを伝えているのに、違う印象にすることが可能になります。
ですので、シャルパンティエ効果を利用する際は、より連想ゲーム力が必要になります。
日頃から鍛錬していきましょう。
ビフォーアフターをわかりやすく伝える
ビフォーアフターをわかりやすく伝えるという点も重要なポイントです。
この点については、ただ変化したという情報ではなく、どれくらい変化したのかを表すことによって、わかりやすく説明できるという内容です。
肌年齢が10年若返る
肌年齢が凄く若返る
この文章ですと、当然ながら10年という具体的な数字で表した方がイメージしやすいでしょう。
ビフォーアフターを伴う商品については、このように、商品を使用した後にどのくらいの効果が具体的に出るのかについて意識しておきましょう。
ただし、医薬品などについては、法律上禁止にされている表現もあります。
利用する際は注意しましょう。
シャルパンティエ効果をアフィリエイトで応用する方法
アフィリエイトで活用する方法を知りたいぷう
ではこのシャルパンティエ効果をどうやってアフィリエイトで使っていけば良いのかについて解説していきます。
ポイントは以下の3つです。
- 数字の書き方を工夫する
- 金額を少なく見せるテクニック
- 先入観を利用したライティング
数字の書き方を工夫する
まず初めに、多くのLPなどで使われているテクニックを紹介します。
数字の書き方を少し工夫するだけで、イメージを簡単に変えることができますので、意図的に使っていけるようにしましょう。
10万円
100,000円
ふたつとも10万円ですが、どちらが大きく見えますか?
多くの方は下の100,000円の方が大きく見えると思います。
このように、数字をまとめるのか、そのまま書くのかだけでも金額の印象を変えることが可能です。
金額を少なく見せたいときは 10万円
金額を高く見せたい時は 100,000円
この数字の使い分けを利用していきましょう。
また、金額については、よくこのような価格を目にすることがあると思います。
29,800円
このような中途半端な価格、これも数字のトリックです。
ほぼ3万円なのですが、3万円よりも29,800円の方が安く見えるのです。
なので、多くの商品は、98円や298,000円などの価格にしています。
LPを書く際にもよく使いますので、覚えておきましょう。
金額を少なく見せるテクニック
続いては、金額を少なく見せるテクニックについてです。
高額な商品ほど使えるテクニックですので、これもよく見ると思います。
例えば30万円の商品があったとします。
それを30分割の決済を用意し、このように表現します。
1日あたりたったの333円で購入可能です!
30万円という高額商品ですが、30分割をするだけで、1ヶ月に1万円の負担です。
ここまではよく見るのですが、もっと成約率の高いLPですと、1日単位にまで細分化して価格を表現します。
そうすることで、1日あたりの金額は数百円になりますので、これくらいであれば支払えそうとなりますよね。
このように、高い商品の金額を分割することによって、安く見せるというテクニックもありますので、覚えておきましょう。
先入観を利用したライティング
続いては、先入観を利用したテクニックになります。
これは先ほどから解説してる、身近な物に例えるテクニックです。
カップラーメンを作っている間に稼げる
このようなフレーズがあった場合、大抵の方は3分程度の短い時間で稼げるんだと錯覚してしまいます。
直接的に3分で稼げるとは言及していませんが、カップラーメンという身近なものに例えることで、「短い時間で出来る」ということを表現しています。
このように、先入観を使って、直接的な表現を避けるテクニックを利用することによって、ユーザーの頭に残りやすい文章を書くことが可能になります。
多くのLPで使用されているテクニックですので、こちらも色々なワードの引き出しを作っていきましょう。
浴びるほど稼ぎなさい
ちなみにこちらのコピーは、伝説的なLPのヘッダーで使われていたコピーです。
浴びるほど稼ぐという表現をすることによって、札束が大量に降ってくるくらい稼げそうと思いますよね。
実際に、何万円稼げるとは言及していないのですが、浴びるほどというフレーズを利用するだけで、そのような連想を生み出せますので、このような強烈なコピーを作れるようにしていきましょう。
シャルパンティエ効果を利用する際の注意点
シャルパンティエ効果を利用する際の注意点があれば知りたいぷう
最後に、シャルパンティエ効果を利用する際の注意点について触れておきます。
シャルパンティエ効果は先入観を利用したセールステクニックですので、悪用しようと思えば簡単にできてしまいます。
内容によっては、誇大表現や虚偽の記載に当たってしまうこともありますので、利用する際は慎重に考える必要も生じます。
あまりに過激に話を盛りすぎると、後々法的なトラブルになりかねません。
特にアフィリエイトや情報コンテンツの販売においては、そのようなトラブルが起こりがちですので、シャルパンティエ効果を利用する際は、誇大表現などに注意しましょう。
あくまで適切に活用するトン
以上がシャルパンティエ効果に関する解説でした。
うまく活用すれば、ライティング技術を1歩向上できる内容ですので、意識して使っていくようにしましょう。