読者の購買意欲をコントロールするAIDMA（アイドマ）の法則とは？

ライティングの勉強は順調でしょうか？

ブログアフィリエイトで稼ぐ際はもちろんですが、ネットビジネスで稼ぐ際も、ライティングのスキルが非常に重要になってきます。

どんなビジネスを行う際にもライティングの知識は必要で、今後の利益に影響してきます。

今日も新たなテクニックを解説しますので、是非ものにしていきましょう。

ところで、「〇〇の法則」というライティング系の法則はたくさんあって、どれがどれだかわからなくなってしまっていると思いますが、その単語の意味自体を覚える必要はありません。

重要なのは、本質的な部分です。

色々な名前の法則がありますがビジネスの根幹にある本質は変わらず、どの法則にも必ず共通点があります。

その辺の感覚がわかってくるとビジネス的にスキルが上がってきている状態だと思いますので、色々な法則に目を通して知識をつけていきましょう。

今回はAIDMA（アイドマ）の法則について解説します。

AIDMA（アイドマ）の法則とは？

AIDMA（アイドマ）の法則とは、読者が商品を知ってから商品を購入するまでの行動を５段階に分類した法則です。

基本的にビジネスで商品を成約させるためには、読者の行動心理に合わせたアプローチが必要になります。

全く商品に興味がない方にどんな凄い商品を提案したとしても、当然ながら売れるはずがありません。

ですので、読者の行動分類を意識しながら、適切なアプローチを行なっていくようにしましょう。

これは今まで紹介したどの法則にも共通している部分です。

ではこのAIDMAの法則とは、どのようなアルファベットの組み合わせなのか？

それがこちらになります。

基本的な流れとしては、商品を知らない状態から、商品を買うという状態にステップアップしていきます。

それぞれの意味については詳細に解説する必要があるため、後ほど解説しますね。

主な利用シーン

例の如く、AIDMAの法則の活用シーンについて紹介しておきます。

以下の６つのシーンで活用可能です。

このブログでは、基本的にはブログアフィリエイトを行なっている方に向けて書いていますが、紹介している法則は様々な場所で活用できます。

特にビジネス初心者の方には「応用する」という思考がない方が多いです。

ブログアフィリエイトとして教わったことはブログでしか使えないと思っている方も多く、それだけでは勿体ないと思います。

ビジネスの本質は常に同じですので、一つのノウハウは様々なビジネスに活用可能ということを覚えておきましょう。

上記のように、ネットビジネスで代表的なブログ、そして商品を販売するためのランディングページにも当然ながら活用することができます。

また、それ以外にも、ユーザーの教育を行うためのメルマガやラインでも、この法則通りにステップを組んで活用することも可能です。

そして、SNSでの投稿、さらに動画のシナリオ構成でも活用可能ですので、AIDMAの法則はぜひ覚えておきましょう。

AIDMAの法則を利用するメリットは？

続いて、AIDMAの法則を活用する４つのメリットについて紹介します。

読者の精読率が上がる

精読率とは、長いページの中でどこまでユーザーが読み進めるのかを表した数字になります。

ブログの上の方で離脱してしまった場合、精読率は低い結果になります。

せっかく書いた文章なので、もちろん一番下まで読まれた方が良いでしょう。

AIDMAの法則を活用することでユーザーの心を掴めるようになりますので、その分下まで読まれる可能性が高まるでしょう。

商品の成約率が上がる

商品の成約率が上がるというのも大きなメリットです。

同じアクセス数でしたら、当然ながら商品の成約率が増えれば利益が増えます。

成約率は必ず上げていく必要がある部分になりますので、常に意識しておきましょう。

広告のクリック率が上がる

ブログ記事でアフィリエイト案件を紹介する場合は、最終的に広告をクリックしてもらわないといけません。

そうでないと成約率以前の問題になってしまいます。

なのでアフィリエイトを行う場合は、ユーザーの購買意欲をマックスに高めた状態で、広告を提案する必要があります。

なので、AIDMAを活用しクリック率を上げられることは大きなメリットになるでしょう。

文章が読みやすくなる

4つ目に、AIDMAの法則を利用することによって文章が読みやすくなります。

この法則はユーザーの行動に合わせて適切なアプローチを行う法則ですので、自然とユーザーの心に刺さる文章を作成することが可能になります。

なので、文章を書くのが苦手な方ほど、法則に沿って構成を考えていくと自然と読みやすい文章になれるというメリットがあります。

注意（Attention）

まずは、Attentionという最初の項目について解説したいと思います。

直訳すると「注意」という意味です。

この段階での読者の状況は、ブログで紹介している商品を全く知らないという状態になります。

もし仮にブログ記事のキーワードを商品名などの固有名詞にしていた場合、読者は商品を知っていて訪れていると思います。

ただ、その場合は非常に稀で、よっぽど有名な商品ではない限り、あなたが紹介している商品はほとんど読者に知られていません。

ですので、まずはその商品について多少なりとも興味を持っていただく必要があります。

その上で重要なのは、読者の悩みを引き出す、思い出させることになります。

この悩みを引き出すという点は、各法則で常に出てきている内容です。

ビジネスの第一歩として非常に重要なステップになりますので、この点をまず意識しておきましょう。

アフィリエイトでの活用方法

アフィリエイトでの活用方法は、ありきたりですがその人が持っているであろう悩みについて言及してあげるのが良いでしょう。

そこまで煽らなくても、肥満に悩んでいる人がいた場合、食事制限をしなくても痩せるサプリというコンセプトを聞いただけでも、少し気になってしまうと思います。

その心理を利用して、少しでも心に引っ掛けるためにその人の悩みの部分について言及しておきましょう。

ほとんどのブログ記事では、セールスページほど激しくセールスは行いませんので、この程度のフックを作っておくだけでも十分だと思います。

この点を意識して行なっていきましょう。

関心（Interest）

続いては、Interestについて解説していきます。

Interestの意味「関心」を示す項目です。

この時の読者は、紹介している商品の機能や魅力をまだ知らないという状態になります。

最初の項目である程度のフックを作り、商品について認知させることには成功しています。

しかし、まだ強い関心というよりかは、どんな機能があるのかについて知りたいと思っている状態です。

ですので、この段階の読者には、商品の魅力をひたすら伝える必要があります。

ここでいかにユーザーを逃さず、次に続けるかが重要です。

アフィリエイトでの活用方法

アフィリエイトで活用するには、紹介する商品が誇っている点を簡潔に伝えることが重要になります。

その商品にはどんな特徴があって、どんな魅力があるのかについて具体的に伝えることができれば、一気にその商品がほしいと思ってもらえます。

その商品の特徴をズバリ端的に紹介することによって、一気に関心を進めることが可能です。

このような内容は大抵商品のLPに記載がありますので、LPを見て特徴を抜き出す癖もつけておきましょう。

欲求（Desire）

続いては、Desireという項目について解説していきます。

この項目は「欲求」を表します。

読者の状況としては、その商品を手に入れることによって、どのようなメリットがあって、どんな良い未来があるのかまだ理解していない状態です。

前の項目で商品についての関心は出てきたものの、まだいまいち商品を理解できていません。

この状態から、商品を欲しいと思わせるために商品が有効な理由やその根拠について解説していきましょう。

基本的にユーザーは、ただすごいというだけの商品では買うに至りません。

本当かどうかはわからなくても、科学的な根拠やそれを使って何がどう良くなるのかを知ってから商品の購入に至ります。

ですので、LPからそれらを読み取ってブログで解説していきましょう。

アフィリエイトでの活用方法

アフィリエイトで活用する方法は、その商品が持っているメリット、ベネフィットを抜き出して提示することです。

ユーザーに未来を想像させて、その商品を手に入れた方が得であるということをアピールしていきましょう。

商品のメリットやそれを手にして得られるメリットについて、しっかりと解説してユーザーを取り逃がさないようにしましょう。

記憶（Memory）

4つ目にMemoryについて解説していきます。

この項目は「記憶」を意味します。

読者の状態としては、購入を迷い購買意欲が薄れてしまう、あやふやな状態です。

前回の項目で、商品についての魅力は十分伝わりました。

しかし、ユーザーというのは行動力がありませんので、それでもなかなか行動してくれません。

いくら商品の魅力がわかったところで、商品の購入を迷って、購買意欲が薄れてしまうこともあります。

ただその一方、あとちょっと背中を押してあげるだけで、商品の購入ボタンを押す状態でもあります。

なので、ここまできたユーザーは絶対に逃さないようにしてください。

ここで逃すと、今までやってきたことが水の泡になってしまいます。

アフィリエイトでの活用方法

アフィリエイトで活用する方法としては、迷う理由を排除していくことが必要です。

他社製品との比較で価格について言及したり、これ以上おすすめの商品が世の中にないという現実を教えてあげることです。

逆にこの商品を使わなかったら何を使うの？くらいの勢いでも良いと思います。

行動（Action）

最後にActionについて解説していきます。

この項目は「行動」を示すフェーズになります。

読者の状況としては、購入するのかどうか決めているという状況です。

まだ買ってないのかと思うかもしれませんが、読者は最後の最後のボタンを押すまで迷い続けることがあります。

アフィリエイト報酬は、アフィリエイトリンクを踏ませて初めて第一歩です。

またその中のLPでは、購入ボタンを押し、最後の決定ボタンを押すまでが勝負です。

その一つ一つのクリックをするたびにユーザーは迷いますので、なるべく先に進めるための理由を提示していくのが重要です。

ここは最後のステップになりますので、LPでよく見られる希少性や緊急性をアピールしていきましょう。

アフィリエイトで活用する方法

アフィリエイトで活用する方法としては、以下のようなありがちなフレーズを使っていきます。

特に人間は、希少なものや時間が限られているものに価値を感じて、行動をしやすい生き物になります。

よくある文言ですが、これを追加するだけでも行動する理由をつけることが可能になります。

最後の最後の一押しとして活用してみましょう。

以上がAIDMAの法則でした。