この記事では、成約率を上げるためのセールスファネルについて解説しているとん
このブログをお読みの方は、ブログビジネスについてまだ初心者の方が多いと思いますが、商品の成約率を上げるためにどのような工夫をしていますか?
自分で構築したネットビジネスで少しでも収入が入ってくると嬉しいものですよね。
しばらくはそれだけで満足してしまうと思いますが、その後必ず次の悩みに当たります。
それが成約率です。
人間は欲のある生き物ですので、今と同じ記事数で、もっと沢山商品が売れないかと悩むことになるでしょう。
ただアフィリエイトリンクを貼っているだけで稼げる時代は終わりつつあります。どんどん成約率を上げる工夫が必要です。
その成約率を大幅にアップさせると期待されているのが、セールスファネルという仕組みです。
この仕組みはネットビジネスの王道であり、多くの上級者が実践している方法になります。
ですので、この記事でセールスファネルについて学び、成約率をぐんぐん上げていきましょう。
セールスファネルとは?
セールスファネルってなんだぷう?
セールスファネルとは、商品の存在をまだ知らない潜在顧客に対し、商品の成約をさせるために行うセールスのステップのことを指します。
潜在的に商品を必要としている顧客に対象を絞っていくことによって、最終的に自分の顧客にしていくのがセールスファネルという手法です。
ブログの記事にアフィリエイトリンクを貼るだけですと、商品に興味のない人も含めて全てのユーザーにセールスを行うので、成約率は必然的に低くなります。
全体に公開するブログ記事ですと、どうしても一般向けの無難な内容しか書けません。
しかし、商品を購入する可能性のあるユーザーに狙いを定めそこにセールスを行えば、一部に対して強烈なアプローチをかけることが可能になるのです。
そうすることによって、結果的に商品の成約率が上がり、なおかつ自分の顧客を増やすことにつながります。
初心者の方は次のステップとして実践していくことをお勧めします。
セールスファネルを活用するメリット
続いては、そのセールスファネルを活用するメリットについて解説します。
メリットは主に以下の5つです。
- 成約率が上がる
- 自動化することができる
- マーケティングの勉強になる
- 他事業に応用できる
- 資産になる
成約率が上がる
まず最大のメリットといえば、商品の成約率が上がることでしょう。
ブログのアクセス数を上げなくても商品の成約率が上がれば収益な何倍にもなりますので、ビジネスの効率UPに効果的です。
ブログで稼ぐ方法は、基本的にアクセスを集めるか成約率を上げるかの二択です。
アクセスについては、少々効率は悪いですが、多くのキーワードで大量の記事を書くことによって着実に上げることができます。
スキルのない初心者の方はそのような方法で稼ぐことも可能ですが、やはりビジネスとしての効率が良いとはいえません。
はじめは数を増やすのも大事ですが、いずれは質を上げていくことを目指しましょう。
その方が効率的に稼ぐことができ、最終的な利益も大きいです。
自動化することができる
セールスファネルは自動化できるというメリットがあります。
世の中のリアルビジネスでは、基本的に商品の販売は対面や電話での営業が必要で、非常に労力がかかります。
毎回同じようなことを繰り返す必要がありますし、人員の数で大きく結果が変わってきます。
しかし、これがセールスファネルですとネット上で完全自動化できますので、一度作ってしまえばあとは何もしなくても報酬が入り続けます。
よく言われているのが、「ネット上に営業マンを置いて全部自動で商品を成約させてくれる」という表現です。
セールスファネルは全自動の営業マンですので、それをサイトに設置できるメリットは相当大きいでしょう。
マーケティングの勉強になる
3つ目はマーケティングの勉強になるという点です。
セールスファネルはネットビジネスで稼ぐ上で、もっとも基本的な手法です。
この手法を使うことによって、ネットビジネスの基本形を理解することができ、感覚的にビジネスを体感することが可能です。
一度設置してみるとどんどん数値データが溜まっていき、それに伴い学ぶことも増えていきます。
改善していくことで数値も変化しますし、それを繰り返すことによって、必然的にマーケティングスキルが身に付きます。
このスキルは今後他者を支援する際にも活用できますので、一生もののスキルと言えるでしょう。
ですので、スキルを身につけるという意味でもセールスファネルの実践がお勧めです。
マーケティングはネットビジネスの基本!
他事業に応用できる
他事業に応用できるというメリットもあります。
セールスファネルは、今やネット系の事業ではいろんな会社が実践しています。
それが当たり前になりつつありますが、他の業種ではまだまだ実践していないところが非常に多いです。
そうなると、そのような企業に対してウェブマーケティングを支援する事業で稼ぐことも可能になります。
セールスファネルのスキルを身につければ、ウェブマーケティング会社としてコンサルや代行の仕事ができますので、さらに効率よく稼げます。
その点も覚えておきましょう。
資産になる
最後は資産になるというメリットです。
このセールスファネルという仕組みは、作ってそれで終わりではなく、ネット上の資産として自分の収益に直結する内容になります。
一度仕組みさえ作ってしまえば、その仕組みを販売して稼ぐことも可能です。
さらに自動で収益が出ている事業として売却し、大きな資金を調達することも可能ですので、将来的な資産になることも見越して構築していきましょう。
セールスファネルの基本構造
セールスファネルについてもっと知りたいぷう
セールスファネルの概要を解説しましたが、実はセールスファネルには3つの構造があります。
実践の前に、まずはセールスファネルの大枠から理解し、細かい点を後半で押さえておきましょう。
- トップオブファネル
- ミドルオブファネル
- ボトムオブファネル
トップオブファネル
まずセールスファネルの第一段階として、トップオブファネルという部分があります。
これはセールスファネルの入り口となる部分です。
この状態の顧客は、商品について何も知らず、潜在的に悩みを持っている状態になります。
まだ悩みを解決したいという強い欲求はなく、なんとなく自分の中で悩みを持っている状態。
ですので、この段階では悩みに気づかせることが重要で、さらにハードルの高いアクションは求めないのが吉です。
ハードルの高いアクションとは、一番は有料商品の購入です。
この状態のユーザーは行動力がありませんので、とにかくアクションしやすいような仕組みを導入し、セールスファネルに入ってもらうことが重要です。
では、ここで何をすれば良いのか?
主に以下のような実践をします。
- PDF無料レポート
- 無料特典
- メールor LINE無料登録
- 無料相談
ここで重要なのは“無料”であることです。
まずは無料を入り口にユーザーにメールなどを送れる状態にすることが重要です。
無料の特典でユーザーに「無料なら貰っておいてもいいや」と思ってもらうことがポイントです。
ただメルマガを設置するだけでは登録してくれませんので、必ず無料の特典を用意しましょう。
ミドルオブファネル
そして2段階目としてミドルオブファネルという段階に入ります。
このステップでは、潜在顧客を見込み客に変えていきます。
ここで行うこととしては、ユーザーの悩みを引き出して、それを解決する必要性を教えることがメインになります。
解決する必要性に気づかせ、さらにそれに最適な方法として、目的の商品を提案するのが通常の流れです。
ここで行うことは以下の通りです。
- ステップメール
- LINEステップ
- 教育動画
- ウェビナー
基本的には、メールもしくはラインで教育のステップを組むことになります。
最初のうちは、文章だけで構築するのが楽でしょう。
そして後に動画での解説を加えることによって、さらにユーザーへの教育を行うことが可能です。
中にはリアルタイムのウェビナーを挟むケースもあります。
そこまできたらかなり上級者ですので、最終的にはそこを目指しましょう。
ステップメールについては、基本的には5通〜10通くらいで悩みの引き出し〜基本知識の解説〜セールスまでを行っていきます。
ステップメールについては以下の記事で解説してますので、チェックしてみてください。
ボトムオブファネル
3つ目に、ボトムオブファネルという段階があります。
この最終段階では、いわゆるセールスを行います。
ここで最終的にユーザーに商品を提案していきますので、最重要のステップとなるでしょう。
この段階で行うことは以下の通りです。
- セールスメール
- セールスページ
- 独自特典
- セールス動画
- 電話営業
- ウェビナー
主に最後の追い込みのセールスですね。
期間や数を限定したりとテクニックは様々ですが、詳しくは法則系の記事で解説していますのでそちらをご参照ください。
またクッションページ、セールスページを設置し、ユーザーに提供することによって、今までのステップの復習を兼ねて効率よくセールスを行うことが可能です。
独自特典をつけて売ればさらに成約率は上昇するでしょう。
また上級者になると、セールス動画という通販番組のような形で、セールスを行うことも可能です。
電話営業やウェビナーによって、1人残らずセールスをかける方法もありますが、上級者向けなのでそれは後々で良いでしょう。
以上がセールスファネルの3つの構造でした。
セールスファネルの実践ステップ
実践するためのステップを知りたいぷう
セールスファネルの基本構造が理解できた上で、いよいよ実践に入ります。
正直、セールスファネルは自動化できて後々楽な方法になりますが、最初が一番大変です。
様々なコンテンツを作成し、自動化の仕組みに落とし込んでいきますので、以下のステップを意識しながら、コツコツ準備を進めましょう。
- コンテンツの案を書き出す
- 全体の流れを考える
- LPやメールなどのコンテンツ作成
- 効果を計測し改善を行う
1. コンテンツの案を書き出す
まず一つ目は、コンテンツの案を書き出すことです。
セールスファネルには用意するコンテンツが沢山あります。
まずは何を用意する必要があるのかを書き出し、それから中身を考えていきましょう。
主に準備するコンテンツは以下の8点です。
- ステップメール
- メルマガスタンド
- LINEアカウント
- 登録フォーム
- バナー画像
- 無料特典
- ランディングページ
- 購入者特典
細かく挙げるとこれらの準備が必要です。
セールスファネルは仕組みを作って自動化できますが、これらのコンテンツを用意する必要がありますので、なかなか大変です。
法人でやっているところであれば良いのですが、個人で行うのはもっと大変なので、少しずつ準備が必要になります。
ただ、基本的には
ステップメール
メルマガスタンド
登録フォーム
無料特典
が最低限あれば仕組みを稼働できます。
まずはこれらをどんな内容にするのかを書き出し、整理するところから始めましょう。
2. 全体の流れを考える
おおよそ用意するものが書き出せたら、お次はフローチャートを作っていきます。
具体的にどのようなステップで教育していくのかをまとめていく作業になりますので、こちらを参考に内容を考えていきましょう。
今回はダイエット商材を例に出します。
- ブログページorクッションページ
- メルマガ無料登録(特典1配布)
- ステップメール1:初めの挨拶
- ステップメール2:肥満がもたらす悲劇
- ステップメール3:医者も隠しているダイエットの真実
- ステップメール4:なぜ私が運動なしで体重を10kg減らすことができたのか?
- ステップメール5:このメールであなたの肥満人生は強制終了します
- セールスページ
あくまで一例ですが、全体の流れと、ステップメールの流れも具体的に書けると、後で非常に楽です。
ここでメールのテーマとタイトルも考えることができたら理想です。
もっと本格的に行う方は、間に動画1、動画2を挟んだり、ウェビナーを挟むといいでしょう。
まずはこういったフローチャートを作って全体の流れを把握した後に、それぞれのコンテンツを埋めていく作業に進みましょう。
ふむふむ、外枠を決めておくと迷うことがなくて効率的トンね
3. LPやメールなどのコンテンツ作成
3つ目のステップは、実際にコンテンツを作成していく流れになります。
特に理由がなければ、メルマガに誘導するためのCTAから作っていけば良いでしょう。
バナー画像を作ったりリッチボタンを設置したりと、最初のメルマガに誘導する仕組みから作ります。
そしてステップを1から書いていきましょう。
ただ、1から用意する必要は実はなくて、逆のゴールから作っていく方も多いです。
ゴールを最初に作っておくことによって、その過程にあるステップがより書きやすくなります。
ですので、自分がやりやすい方で、一つずつコンテンツを用意していきましょう。
4. 効果を計測し改善を行う
そして出来上がったら、効果計測と改善の繰り返しです。
データ計測については主にこれらの数値をメモすると良いでしょう。
- メルマガ登録率
- メール開封率
- メルマガ解除率
- 商品成約率
これらの数値さえ管理することができれば、最低限のビジネスは行えます。
広告費をかけているのであれば、ここからさらに1リストあたりの単価や顧客1人あたりの利益などを管理していきます。
色々な数字を最初から管理するのは大変ですので、まずは最低限の項目からエクセルにまとめ、改善していくようにしましょう。
以上がセールスファネルの基本となります。
上級者向けになりますが、一つずつ進めていきましょう。
早速チャレンジするブゥー!