SEO対策

簡単に上位表示可能?ロングテールSEOのメリットや集客方法を解説

ジャス㌧

この記事では、SEO対策の基本であるロングテールSEOについて解説しているトン

ブログにアクセスを集める際、何かしらのキーワードを決めてそれに関する記事をたくさん書いていくことになります。

とは言っても、キーワードには様々な種類があり、間違ったやり方を行なっているといつまで経っても記事が上位表示されません。

この記事でキーワードの種類と特徴を押さえ、正しい手順で記事を増やしていきましょう。

この記事はこんな方にオススメ
  • これから記事を増やしていく人
  • SEOの基礎を知りたい人
  • どんなキーワードで記事を書けばいいのかわからない人
  • ロングテールSEOを学びたい人
  • キーワードの探し方がわからない人

ロングテールSEOとは?

まず、この記事のテーマであるロングテールSEOとは何なのかについて解説します。

ロングテールSEOとは、3語以上のニッチなキーワードを狙って上位表示を目指すSEO対策のこと

ロングテールSEOは、検索需要はそこまでないが、ライバルが少なく上位表示しやすそうなキーワードを狙って、地道にアクセスを集める方法です。

基本的には数を打って、細かい様々なキーワードからページへのアクセスを集め、結果的に多くのアクセスを集めるというやり方になります。

現在のSEO対策では主流のやり方になっており、SEOをマスターする上では必須と言えるでしょう。

ロングテール(スモール)キーワードとは?

ロングテールSEOを行う上で、ロングテールキーワードというのが最重要になります。

ロングテール(スモール)キーワードとは、検索需要が少なめで競合が少ないニッチなキーワード

主に3語以上の組み合わせが多い

例えば、トヨタ アクア 中古

というキーワードはロングテールキーワードになります。

トヨタ アクア 中古 査定

というように、単語が増えれば触れるほどニッチなキーワードになり、ロングテールキーワードで狙い目のキーワードになります。

初心者の方がブログを書く場合は、トヨタ アクアで最初から上位を目指すのではなく、もっと細かいワードで沢山の記事を書き、上位表示を目指しましょう。

ジャス㌧

ピンポイントで狙っていくトンね

ロングテールSEOのメリット

ロングテールSEOのメリットは主に以下の5つです。

  • ライバルが少ない
  • 上位表示しやすい
  • ブログ滞在時間が伸びる
  • 広告の成約率が良くなる
  • ユーザーの質が良い

先ほども記載したように、ニッチなキーワードを扱うためライバルが少なく、上位表示を狙いやすいです。

SEOでは、どんなに良質な記事を書いても検索5位以内になければ、その記事は存在しないのと同じです。

ですので、はじめの一歩は、どんなに検索数の少ないキーワードでも上位に表示させることが重要です。

そして、ニッチなキーワードで集まってくるユーザーはとにかく質が良いです。

ユーザーの質の良さが、ブログ滞在時間の伸びや広告の成約率に繋がってきます。

ニッチなキーワードであればあるほど、ユーザーの悩みや購買欲求が高く、ブログを熱心に読んでくれます。

例えば、ニキビという1つのビッグワードでは、どんな目的で検索してきたのか、抽象的なイメージしか出来ません。

一方、「ニキビ 痕 消す 病院」で検索してきたユーザーは、ニキビ跡を消せる病院を探している人になります。

その場合、悩みが強いため熱心に記事を読み、最後に美容クリニックの広告を案内すれば、高い確率で成約します。

こういった点が、ロングテールSEOの大きなメリットでしょう。

ロングテールSEOのデメリット

  • いきなりアクセスは伸びない
  • 記事を沢山書く必要がある

基本的にロングテールSEOは、地味にコツコツとブログを育てていくスタイルです。

トレンドキーワードを使用すれば多少のアクセスは見込めますが、基本的にアクセスは地味に右肩上がりしていく形になるでしょう。

理想は記事を毎日投稿することですが、現実的に考えると最低でも週に1回は更新が望ましいです。

また、ある程度のアクセスが集まるまで半年程度は覚悟しておいた方が良いと思います。

ビッグワードSEOとは?

ジャス㌧

ロングテール以外のSEOもあるぷぅ?

ロングテールについて概要がわかったところで、その真逆にあるビッグワードSEOについて解説していきます。

ビッグワードSEOとは、検索需要がとてつもなく大きいキーワードを狙う、とてつもなく難易度が高いSEOのこと

ブログで大きな金額を稼いでいくには、最終的にはビッグワードSEOを行なっていくことに行き着きます。

ただ、扱っているジャンルによっては実質攻略不可能なキーワードが多く、法人規模で本格的にメディアを運用しない限りは、行えない手法と言えます。

また、ビッグワードSEOは、結局のところロングテールSEOの積み重ねにより結果的に対策ができてくるので、はじめから狙うのは非現実的です。

多くの初心者は、このビッグワードSEOをはじめから行おうとするので挫折してしまいます。

ですので、まずは先ほど説明した、ロングテールSEOをとことん行なった上で、ビッグワードSEOを意識していきましょう。

ビッグワードとは?

ビッグワードとは、主に1単語で巨大な検索需要があるキーワードのこと

例えば、

  • ニキビ
  • ダイエット
  • 英会話

などは、1単語で桁違いに検索需要のあるワードになります。

この単語で1ページ目にブログを表示させれば、嫌でもアクセスが集まりますので、死ぬほど稼げます。

ただ、それはあくまで理想の話で、上記のようなビッグワードで個人が上位表示を行うのは、実質不可能です。

ビッグワードもピンキリですので、上記のようなワード以外に個人が狙えそうなワードはもしかしたらあるかもしれません。

それでもビッグワードだけを狙って記事を書くのは現実的ではありませんので、まずはロングテールから行いましょう。

ビッグワードSEOのメリット

  • 桁違いのアクセスが集まる
  • 大手メディアとしてブランディングできる

ビッグワードSEOのメリットは、何と言ってもそのアクセス数でしょう。

アクセスさえあれば、広告はなんであれ、一定数成約するので死ぬほど稼げます。

また、それだけのビッグワードで検索結果上位に入れれば、もはや大手メディアとしてのブランディングも可能です。

ここを目指すのが理想ではありますので、未来の目標に据えておきましょう。

ビッグワードSEOのデメリット

  • 上位表示が難しすぎる
  • ユーザーの質が低い
  • 広告の成約率が低い

ビッグワードSEOは、先ほども記載したように、上位表示が実質不可能なほど難易度が高いです。

また、検索ワードが1単語のため、検索してきた人は気軽に検索してきた人です。

悩みが薄く購買意欲の低いユーザーが集まるので、広告の成約率が低くなります。

特に成果報酬型の広告では成約が出づらいので、広告を貼るのであればクリック型の広告の方がいいかもしれません。

ビッグワードSEOは総アクセスが多くなるので、結果的には多くの金額を稼げますが、そういったデメリットもあることは覚えておきましょう。

ジャス㌧

ビッグワードSEOは骨が折れるとん

ロングテールキーワードを探す方法

次に、ロングテールSEOを行う上で鍵になる、ロングテールキーワードの見つけ方について解説していきたいと思います。

何度も言っていますが、SEOはキーワードが命です。

特にタイトルに入れるキーワードが最重要ですので、ロングテールキーワードをしっかり見つけ、タイトルに入れて攻略していきましょう。

ロングテールキーワードは、探せば探すほど、無限に見つかります。

それぞれ一つずつ記事を書いていけば、ネタに困ることはありませんので、キーワードリサーチをマスターしましょう。

まず、キーワードの探し方は主にこのようなやり方があります。

ロングテールキーワードの探し方
  • ヤフー、グーグルのサジェストキーワードから調べる
  • ヤフー、グーグルの関連キーワードから調べる
  • 頭の中で連想して考える
  • キーワードツールを使って調べる

ヤフー、グーグルのサジェストキーワード

ロングテールキーワードを探す第一歩は、実際に検索してみることからです。

基本的にキーワードは検索して見つけてくるものですので、とにかく手を動かして色々なキーワードを探しましょう。

一番簡単な方法は、扱うジャンルに関連するビッグワードを検索窓に入力し、その後に出てくる検索候補を拾う方法です。

試しに、トヨタという超ビッグワードを入れてみると

  • トヨタ自動車
  • トヨタライズ
  • トヨタカローラ
  • トヨタ chr
  • トヨタ ハリアー
  • トヨタ カムリ
  • トヨタ sai
  • トヨタ ヤリス

というサジェストキーワードが登場します。

ここで、トヨタ+〇〇という2単語のワードの組み合わせを見つけます。

ちなみに、2単語のキーワードはミドルワードとも呼ばれています。

このミドルワードをさらに検索することによって、さらに深い階層までキーワードを掘り下げることができます。

試しにトヨタ カムリで検索してみましょう。

するとこのように、3語の組み合わせでキーワードが出てきます。

これがいわゆるロングテール(スモール)キーワードです。

基本的には、ここで出てきた3つのキーワードでタイトルを作り、1記事を作っていく流れになります。

ジャス㌧

3語のキーワードでさらに検索すると、さらに4語のキーワードが出てくることもあるので、どんどん深掘りしていくとん

このように、検索窓にワードを入れた時に出てくるサジェストキーワードから、ロングテールキーワードを見つけるのが基本です。

ヤフー、グーグルの関連キーワード

そして次に、ヤフーやグーグルでは、関連キーワードというものが表示されます。

虫眼鏡キーワードとも呼ばれている関連キーワードですが、ここからキーワードを探すのも基本的な手法になります。

このように、検索結果の一番下にキーワードが出てきます。

先ほどと同じミドルキーワードでの検索ですが、サジェストキーワードとは微妙に違うことがわかります。

ここでもさらにキーワードを見つけることができますので、実際に色々試してみましょう。

頭の中で連想して考える

その分野について元々知識があったり、検索に慣れてくると、頭の中で連想ゲームを行なって、どんどんキーワードがわかってくるようになります。

特に、そのキーワードで検索する人の気持ちになって知りたい情報は何なのか?を考えていただければ、自然とキーワードが見えてきます。

また、その分野について記事を書いていくと必ずわからない点が出てきます。

わからない点が出てきた際、当然検索するのですが、その時に検索したワードも重要です。

自分がそのワードで検索したということは、他のユーザーも同じキーワードで検索する可能性もあります。

ですので、常にユーザーの気持ちになってキーワードを意識すると、無限にキーワードを見つけることが可能になります。

キーワードリサーチに便利なツール

サジェストや関連ワードでは、出てくる個数に限界があります。

ここで見つけるだけではいつか限界がきてしまいますので、ネット上で無料で使えるキーワードツールをいくつか紹介しておきます。

これでもうネタに困ることはありません。

グーグルサーチコンソール(アナリティクス)

グーグルサーチコンソールには、自分のブログに訪問したユーザーが、どんなキーワードで検索してきたかを見ることができます。

アナリティクスとサーチコンソールを連携されている前提ですが、左メニューから検索クエリを確認可能です。

ここを見れば、自分が設定したキーワードで集客が出来ているのかという点や思いもよらないキーワードでアクセスがきていることも知れます。

それに合わせてタイトルを変更したり、別記事で追記したりすれば、より需要を満たせるブログを作ることが可能になります。

ですので、検索クエリは定期的にチェックしましょう。

グーグルキーワードプランナー

次に、グーグルが提供している、グーグルキーワードプランナーについてです。

https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

キーワードプランナーでは、実際の検索ボリュームを数字で確認することが出来、具体的にどのくらいの検索数があるのかイメージすることが出来ます。

相当数のキーワード候補が出てきますので、重宝出来るツールになります。

ぜひ利用してみてください。

Keyword Tool

お次は、Keyword Toolというサイトになります。

https://keywordtool.io/jp

こちらのツールは、無料版では検索ボリュームは見れませんが、多くの検索ワードを見ることが出来ます。

グーグルやヤフーの他、TwitterやInstagramでの検索ワードも取得出来るので、優秀なツールです。

このツールもキーワードリサーチに重宝出来ますので、利用をオススメします。

ジャス㌧

これでキーワードリサーチは完璧だぷぅ〜

ロングテールSEOを行う際の記事の書き方やカテゴリー設定

キーワードのリサーチ方法がわかった上で、実際にどのようにキーワードを使っていけば良いのかについて解説していきます。

理想的なキーワードの使い方

キーワードの大小についての感覚はだいたい掴めたと思いますが、実際にブログを作っていく上での理想的なキーワードの使い方についてお教えします。

タイトル(ブログテーマ)=ビッグワード

カテゴリー=ミドルワード

記事タイトル=スモール(ロングテール)ワード

こちらが理想的なキーワードの使い方です。

カテゴリーとして使う上で、1カテゴリーにある程度の記事数が欲しいので、キーワードが少ない場合は、他のカテゴリーとまとめてしまいましょう。

ただ、実際ここまで綺麗な階層でキーワードが豊富にあるジャンルは珍しいので、あくまで理想の配置として覚えておいてください。

タイトル(ブログテーマ)
→トヨタの車

カテゴリー
→トヨタ カムリ
→トヨタ ハリアー

記事
→トヨタ カムリ 中古
→トヨタ カムリ 評価
→トヨタ ハリアー 中古
→トヨタ ハリアー 評価

このように記事を作っていくのが一番わかりやすいと思います。

見出しにもミドル〜スモールキーワードを入れる

そして記事を書いていく上で、見出しで区切りながらわかりやすく書いていく必要があります。

その際の見出しにも、関連キーワードを入れることをオススメします。

見出しに入れたキーワードでの検索からアクセスが流れてくることもよくありますので、タイトルの次に大切な項目と思っておいても良いと思います。

その際一番悩ましいのは、1記事の見出しの中で全部解説してしまうか、別記事で解説するかという点です。

別記事にするほどのボリュームがない内容でしたら、見出し内で解説してしまった良いと思いますが、微妙なボリュームの場合は悩みますね。

ジャス㌧

そこはお任せするとん

ロングテールSEOを行う上での注意点

次に、ロングテールSEOを行う上での注意点について解説します。

ドアウェイページの作成はNG

ドアウェイページとは、メインキーワード+地名という形式などで、記事のタイトルや中身がほぼ同じ内容で量産された記事

ロングテールキーワードを探していると、

歯科 東京
歯科 神奈川
歯科 福岡

というように、地名の組み合わせに多く出くわします。

気持ち的には、全ての都道府県別に記事を書きたいところですが、そうすると記事の中身がほとんど同じになってしまいます。

地名だけ違う記事ですと、記事の中身のネタが尽きてしまいますからね。

そういう記事を量産してしまうと、Googleからスパム扱いされ、最悪の場合インデックスを削除されてしまいます。

ですので地名のロングテールキーワードを狙う場合は、一つの記事の見出しで各都道府県について解説することをオススメします。

ライバルがほぼいないキーワードでも手を抜かない

リサーチをしていると、上位に表示されている記事の中身が薄っぺらく、この記事になら勝てるというキーワードが出てくると思います。

そんな時に、いつもより手を抜いて記事を書いてしまう人がいると思いますがそれはNGです。

質の低いコンテンツがブログに存在すると、ブログ全体の評価が下がってしまいます。

また、狙ったメインのキーワード意外からアクセスがくることもありますので、記事を手を抜かずにがっつり書いていきましょう。

必要な文字数の目安

コンテンツの質を計る上で、文字数というデータも評価の対象になります。

いったいどれくらいの文字を書けば、良質なコンテンツと見られるのか?

一般的には3000文字以上が目安になっています。

ただ文字が多ければ良い訳ではありませんが、それくらいは書くつもりで記事を作っていきましょう。

ジャス㌧

とにかくキーワードを意識した記事を書いていくとん

検索需要に合った広告を表示させよう

ロングテールSEOについてここまで解説してきましたが、最終的にはブログを収益化させることが目的だと思います。

ロングテールSEOのメリットとして、購買意欲の高いユーザーを集めることが出来るというメリットをお教えしましたが覚えていますか?

ロングテールキーワードは、より具体的なユーザーの悩みや欲求が現れ易いので、それに対して適切な広告を提示できれば、高い成約率を出すことが可能です。

例えば、ニキビ跡 治療 東京の検索ワードがあったとします。

その場合、ニキビ治療を行なってくれる東京の病院を紹介すれば、高い成約率が見込めることがイメージ出来ると思います。

ちなみに、同じ検索ワードでも、若干検索需要が違う場合がありますので、その点は少し気にかける必要があります。

先ほどの、トヨタ カムリ 中古というキーワードを例に説明します。

中古車を買いたい人

中古と検索する人は、主に中古車を買いたい人が当てはまると思います。

その場合、中古車を購入出来るサイトをアフィリエイト出来れば最高です。

さらにいうと、商品指定リンクを生成し、中古車カムリの購入ページへ直接飛ばせば、さらに結果がよくなるでしょう。

シンプルな考え方ですが、これが基本です。

中古車を売りたい人

そして中古車を検索する人の中には、逆に中古車を売りたい人もいます。

自分が所有しているカムリの中古車価格を調べる人もいますので、そのような方たちをターゲットにした広告を打つ方法もあります。

それは、中古車査定サイトの広告を表示するやり方です。

売りたい人には無料ですぐに車の査定が出来る案件を提示すれば、自然と成約が生まれるでしょう。

このように、一つの検索ワードでも、複数パターンの検索需要があることがありますので、どんな人がそのキーワードで検索しているのか、よく考えてキャッシュポイントを設置することをオススメします。