クリック数や成約数をUPできるような、心理学を利用したコピーライティングのテクニックを紹介していくとん!
皆様、収益化ブログの運用は順調でしょうか?
ブログの運用には様々な知識やスキルが必要ですが、使用頻度が一番高いスキルはやはりライティングだと思います。
ブログは文字がメインのメディアですので、文章を作るスキルやテクニックが、長期的に見て一番重要になってきます。
世の中には様々なSEOのテクニックがありますが、基本的にはどれも小手先のものばかりです。
結局のところ、一番のSEO対策は、質の高いブログ記事をコツコツと作っていく他ありません。
そのためにもライティングのスキルは重要ですので、初心者の方は徐々に上達させていきましょう。
また、ブログへのアクセスのわりに、広告収入が少ないと感じることもあるのではないでしょうか?
その原因は様々ですが、広告に誘導するコピーライティングに原因がある可能性もあります。
そこを極めることで広告の成約率を上げることが可能ですので、今回の記事で効果的なコピーライティングについて学んでいきましょう。
今回は「心理学を活用したコピーライティングのテクニック」について紹介します。
心理学とは?
心理学ってそもそもなんだぷう?
心理学とは、人間の行動と感情を結びつけてそれを科学的に解明したものになります。
人間の行動というのは、必ず感情が伴っています。
「人間はこういう感情を抱いた時に、このような行動を取る」
というような、一定の法則に沿って物事が行われることが非常に多いのです。
もちろん、心理学は絶対的なものではありません。
あくまでそのような傾向にあるというだけですが、多くの人が影響されてしまう部分ではありますので、少しでもビジネスに活用できたら、より収益アップに貢献できます。
「心理学」というと難しい印象があるかもしれませんが、わかりやすく解説していきますので、今後のビジネスに活かしてもらえればと思います。
心理学を利用するメリット
では、心理学をビジネスに利用するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
今回紹介するメリットは以下の4点です。
- 文章が読みやすくなる
- ファンを増やすことができる
- 広告の成約率が上がる
- 日常でも活用できる
文章が読みやすくなる
心理学を学ぶことで、ブログの文章自体が読みやすく変わっていくでしょう。
心理学で読者の心理を推測しながら、それに応じた文章を書いていきますので、読み手にとってスッと入ってくる記事を書くことが可能です。
ブログを書いて文章を公開するということは、画面の向こう側には必ず、読み手の人間が存在しています。
ネットビジネスでは画面の向こうに人がいるという感覚が薄れてしまいですが、ここを忘れると結果的に稼ぎづらくなってしまいます。
心理学を学ぶことは読み手である人間の存在を、より意識することに繋がります。
それが結果的にビジネスの発展にも繋がるでしょう。
ファンを増やすことができる
ブログの記事が読みやすくなることによって、ファンが増える可能性も拡がります。
記事が読みやすくなると、単純にユーザーからのブログの評価が上がります。
そして、ユーザーの心に寄り添った文章が書ければ、
・このブログは自分のことをわかってくれている
・このブログを読めば自分の悩みを解決できる
とユーザーに思ってもらえるので、ブログのファンになってもらいやすいでしょう。
ですので、心理学をブログに使うのは非常に有効な手段です。
広告の成約率が上がる
心理学をブログに利用することによって、広告の成約率の上昇につなげることが可能です。
金銭的な面で言うなら、このメリットが一番大きいでしょう。
初心者にありがちなのが、ただ単に広告を貼っているだけの状態です。
特に広告に誘導するための工夫をしているわけでもなく、こちらを見てください程度のシンプルな文章で誘導している方がいますが、これは非常にもったいないです。
うっ、耳が痛いぶぅ〜!
同じアクセス数だったとしても、広告のクリック数が増えるだけでも収益は変わります。
また同じ広告クリック数でも、成約率が上がれば広告収入は断然違ってきます。
全く同じアクセス数なのに、広告の成約率だけで10倍くらいの収入差が出ることもありますので、成約率アップについてもっと真剣に取り組んだ方がいいです。
広告のクリック率や成約率を上げる方法はいくつかありますが、基本的にはそれに誘導するためのコピーライティングに左右されます。
心理学を使ってライティングを行い、広告に誘導すれば、自然と収益を増やすことができますので、ぜひ活用していただきたいと思います。
日常でも活用できる
また、心理学を使ったライティングは、ブログアフィリエイト以外のビジネスでも活用できます。
日常生活の何気ない場面でもこれから紹介する心理学を使えれば、自分が有利な立場になれることもあるでしょう。
心理学は人間の日常生活にも密接に関わってきますので、そのあたりも楽しみながら学んでみてください。
コピーライティングと広告の成約率について
コピーライティングと広告の成約率にはどんな関係があるんだぷう?
ブログ初心者の方にとって、コピーライティングと広告の成約率について、まだ具体的にイメージができないと思います。
しかし、広告の成約率は、それに誘導するためのコピーライティングに全てがかかっていると言っても過言ではありません。
なぜなら、その広告をクリックさせる対象のユーザーは、直前の文章の内容に左右されて、広告にたどり着くからです。
広告誘導のやり方に魅力がなかった場合、いくら良い商品を広告として出していたとしても、それが粗悪品に見えることがあります。
逆に、これは悪用厳禁ですが、例え商品の質が悪いものであっても、ライティングによっては、魅力的な商品に見せてしまえる、ということも起きるのです。
コピーライティングの文言で、商品をどのようにも(良くも悪くも)見せることができる!
読者にいい印象を与えるために、コピーライティングは疎かにせず、これから学びながら是非実践していただければと思います。
初心者の方はコピーライティングと聞くだけで難しいと思ってしまいがちですが、実はそこまで難しいものではありませんのでご安心ください。
ある程度のセオリーや法則がありますので、それを体に染み込ませて実践していきましょう。
コピーライティングの注意点
ここで一つ、心理学を使ったコピーライティングを行う際の注意点を書いておきます。
それは、ユーザーを騙すようなことはしないということです。
心理学を使ったコピーライティングは、それがうまくハマれば、強烈な効果を発揮するマーケティング手法になります。
なので、悪用厳禁でお願いします。
残念なことに、心理学を使ったライティングは、世の中の多くの詐欺で使われています。
ネットビジネスの世界でも、虚偽の広告が非常に問題になりました。
嘘の効果を謳った医薬品の紹介など、悪質なものが世の中に溢れていますので、それには手を出さないようにしましょう。
悪用ダメ、ゼッタイ!
ちなみに、アフィリエイトで注意すべき法律問題についてはこちらの記事で解説していますので、一度チェックをおすすめします。
心理学を用いたコピーライティングのテクニック集
ブログに使えそうな心理学について教えて欲しいぷう
それでは早速、ブログのコピーライティングに利用できそうな心理学のテクニックを紹介していきます。
どれも難しそうに聞こえますが、どこかで見たことがあるものばかりだと思います。
実際使う際はそこまで難しく考える必要はありませんので、何個か意識して使ってみましょう。
今回ご紹介するテクニックは以下の7つです。
- カリギュラ効果
- シャルパンティエ効果
- カクテルパーティ効果
- ザイオンス効果
- 吊り橋効果
- 噴水効果
- ウィンザー効果
カリギュラ効果
はじめに紹介するのが、カリギュラ効果になります。
この心理学は、「人間はダメと言われたことをどうしてもやってみたくなる」という心理を利用したテクニックになります。
人間というのは、禁止されると、どうしてもやってみたくなってしまう瞬間があります。
痩せたいと本気で思っていない方は、この先を絶対に見ないでください。
このようなコピーライティングを見かけたことがあると思います。
これはカリギュラ効果を使って、見てはいけないものを見たいという心理を働かせるために使用されているのです。
あえて「見ないで」という言葉を使って、逆に見たくなるようにするテクニックは各所で使われています。
比較的簡単な手法ですので、一度使ってみるといいでしょう。
シャルパンティエ効果
続いては、シャルパンティエ効果になります。
この心理学は、全く同じ数値でも、他の物で例えると、より凄いと思ってもらえるテクニックになります。
例えば、「ビタミンAが20グラム」と言われても実感はなかなかわかないですよね。
そんな時は、「レタス5個分」「バナナ10本分」など、別のものに置き換えて説明すると、より凄く感じるでしょう。
実際の量は同じでも例える対象を変えるだけで、より強い印象を与えることができるのです。
この効果は、健康食品でよく使われていますね。
「1日分の野菜」という飲料がありますが、実際に野菜で摂ろうと思ったら、どれくらいの野菜が必要なのか?
それを見せられたら、その飲料の凄さがより際立ちますよね。
特に健康食品をアフィリエイトする際に使えるテクニックですので、覚えておきましょう。
詳細は以下の記事でご確認ください。
カクテルパーティ効果
カクテルパーティ効果も比較的メジャーな手法です。
これはターゲットとしているユーザーに自分のブログ記事や広告を見てもらうための心理学になります。
人は、自分に関係のあることに対して無意識に引っ張られてしまう性質を持ちます。
例えば、人混みの中で自分の名前が呼ばれた時、その単語にだけ反応してしまうことがあると思います。
周りの雑談は全く耳に入ってこないのに、自分の名前が呼ばれた時だけ鮮明に聞こえてしまうのです。
この効果をネット上でも利用します。
30代になってお腹が出てきていると悩んでいる会社員の男性へ
最近髪が薄くなってきたと悩んでいるあなたへ
このように、商品のペルソナ設定に沿った人物に呼びかけることによって、それに該当している方からの反応を得ることが可能です。
人間は無意識に、「自分のことだ」と反応し、自然とそのキャッチコピーを見てしまうのです。
うまくいけばそのままクリックもしてもらえます。
このテクニックはペルソナ設定が大事になってくるので、気になる方は以下の記事もご覧ください。
ペルソナ設定はアフィリエイトをする上で欠かせないトン!
ザイオンス効果
続いてのザイオンス効果は、日常生活でもよく体感するものになります。
この心理学は、人間は接触回数が多くなると、その対象に対して好意を抱きやすいという心理学です。
最初はなんとも思ってなかったのに、何度も会っているうちに好感度が上がってきた、という経験はないでしょうか?
この効果をネット上の商品にも活用することができます。
- 毎日メルマガを配信する
- 毎日動画を配信する
- 何度も同じ広告を配信する
このように、繰り返しユーザーとの接点を持つことによって、好感度を自然と上げることが可能になります。
ブログアフィリエイトでしたら、毎回の記事で同じ商品を紹介するだけで、その商品についての好感度が上がっていきます。
繰り返すというだけですので、この心理学テクニックが一番簡単だと思います。
日常でも使えると思いますので、ぜひ活用していきましょう。
ザイオンス効果の詳細については以下の記事でご確認ください。
吊り橋効果
吊り橋効果も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
主に恋愛心理学において使われることが多いです。
吊り橋効果は、一緒に危険な体験をすると連帯感や共感を得やすくなるという心理学です。
恋愛においては、一緒にドキドキするようなことをすると、「異性に魅力を感じてドキドキしている」と脳が錯覚して距離が縮まる、という効果がよく説明されています。
これをネットビジネスに活用する方法も実はあります。
- 開発者の想いを記載
- 危機的状況をリアルタイムで発信
よく商品ページに、「開発者の想い」というコーナーがあると思います。
そこに今までの苦労話などを記載すると、ユーザーの共感を得やすくなります。
書いている内容がペルソナ設定の人物が抱えている悩みと合致していれば、より強く共感されるでしょう。
そして、情報を発信する際に、狙っているペルソナ設定の人物と合致する状態からリアルタイムで成長していく様子を撮影すれば、完璧でしょう。
例えば、借金1000万円を抱えている人がネットビジネスで稼いで人生逆転する様子をリアルタイムで届ければ、同じ境遇の方から共感を得ることができるはずです。
吊り橋効果を利用する際の参考にしてください。
噴水効果
続いては噴水効果についてです。
噴水効果は、最初に良いものを見せると後に見たものも良く見えてしまうという効果になります。
スーパーでいうと、入り口付近の商品を充実させておくと、後で見る商品も充実して見えるようになるという現象です。
これをブログに応用するのであれば、ブログのヘッダー部分をとにかく魅力的に見せることによって、記事全体が良く見えるようになる、といったところでしょうか。
タイトル
アイキャッチ画像
リード文
記事本文
ブログは大抵この順番に読んでいくと思います。
なので、記事本文に入る前の「タイトル〜リード文」を良く作っておけば、その後の記事の印象も上げることが可能です。
ちなみにリード文についてはこちらの記事で解説していますので、参考にしてください。
ウィンザー効果
最後にご紹介するのはウィンザー効果です。
これは、第三者が行っているクチコミの方が信憑性が生まれるという効果になります。
ネット上では「口コミ、レビュー、お客様の声」というように、第三者が商品を褒めているシーンをよく見かけます。
これは、ウィンザー効果を狙って商品の良さについて信憑性を持たせるために行っているものです。
販売者が「この商品いいよ」とオススメするよりも、第三者がオススメする方が信頼してもらいやすいですから。
さらに、オススメしている人が権威性のある人でしたら、なおさら効果が上がります。
よく健康食品などで、
医師の〇〇さん監修
現役モデルの〇〇さんが絶賛
という文章があります。
これはまさしくウィンザー効果を狙って行っているコピーライティングです。
この手法もライティングの際に活用できると思いますので、ぜひ試してみてください。
実践できそうなものから試してみるとん!
ネットビジネスで役に立つ価格表示テクニック
最後に、ネットビジネスやブログアフィリエイトで使える価格表示テクニックについて、以下の5つの手法を紹介します。
- 2重価格
- 限定性・希少性
- 初回無料
- 1日当たり○円
- 松竹梅の法則
2重価格
まずは2重価格からです。
よくあるのが、「定価10万円のところを限定価格7万円」というように、価格を二重に表記しているパターンです。
商品を売る際の鉄板テクニックで、家電量販店やスーパーの安売りセールでよく見かけますよね。
また似たような表現として「20万円相当の商品を本日限り5万円でご提供」みたいなものもあります。
ただし、この表現を使う場合には、なぜ20万円相当なのか?という根拠や理由の説明が必要ですのでご注意ください。
ちょっとしたテクニックですが、比較することによって安く見えるのでおすすめです。
限定性・希少性
続いては限定性と希少性についてです。
人はレアなものを得る「機会を失いたくない」という心理があります。
・本日24時まで
・残り3つ
・ここでしか手に入らない
など条件をつけて販売することによって、ユーザーに決断を迫ることが可能です。
例えば、
(A)自家採蜜にこだわった国産ハチミツ(価格1000円)
(B)【限定30本】厳選7種の花から採蜜した国産ハチミツ(価格2000円)
という2つの商品があった場合、中身が同じでも(B)の方が魅力的に見える方は多いのではないでしょうか?
商品(A)はいつでも買えますが、商品(B)の場合は「すぐに注文しないと無くなってしまう!」という一種の焦りを与えることができます。
また「花の蜜まで厳選している」というポイントでも希少性やこだわりを表現できているので、価格が2倍違っていてもそれを補うだけの表現はできているのではないでしょうか。
このテクニックもよく使われていますので、参考にしてみてください。
初回無料
人間は「無料」という言葉に一番弱いです。
ネットビジネスを行う上で、一番最強のワードは【無料】です。
初回無料、送料無料、初月無料というように、無料という単語をつけるだけでも、クリック率や成約率が上がります。
一番簡単なテクニックですので、これは頻繁に使っていきましょう。
1日当たり○円
続いては1日当たりの金額を提示するというやり方になります。
例えば、月額2万円の商品だったとしましょう。
その金額を1日当たりに直すと、1日670円ほどになります。
そうすると非常に安く見えませんか?
1日たったの数百円であれば、なんとか節約して支払える気になると思います。
このように、金額が高いものは1日当たりの金額に直して表現することで、安く感じさせ、払えそうと思わせることが可能です。
こちらもよく使われるテクニックですので、活用してみましょう。
松竹梅の法則
続いては、松竹梅の法則です。
この法則は、3つのコースを用意すると、真ん中のコースをユーザーは選びやすいという心理に基づいたやり方になります。
例えば、
- 3万円コース
- 7万円コース
- 15万円コース
とあった場合、人間は真ん中の7万円コースを選ぶことが多いです。
価格の高いコースと比較させることで、真ん中のコースが安く見えます。
また価格の安い商品との比較により、サービス内容がよく見えます。
この効果を使えば、真ん中の価格帯の商品を売りやすくなりますので、機会があったら使ってみましょう。
心理学も会得して収益を上げてくブゥ〜!