この記事では、成約率をアップさせるために重要なマイクロコピーについて解説しているとん
ブログ収益化に必要なのは、まずはアクセスを集めることです。
アクセスがないとその先何も起こりません。
このブログで解説しているSEO対策を継続して行っていけば、順調に増えていくでしょう。
もちろん継続が重要ですが、アクセス自体は数を打てばなんとかなる部分もあります。
そのあとに重要になってくるのが、成約率です。
成約率とは、アクセスに対して何%の人が商品の購入に至ったのかという数値になります。
この数値を改善することによって、同じアクセスでも全く違う収益になりますので、成約率はビジネス上かなり重要な項目です。
特に広告を回して集客している場合、広告費に対してなるべく収益が上がった方が回収率が上がります。
広告を回していなくてもブログ運営には諸々経費がかかっていると思いますので、それらの回収効率を上げるために、成約率の数値を必ず意識しましょう。
今回の記事では、その成約率を上げるために役に立つマイクロコピーについて解説しています。
マイクロコピーとは?
マイクロコピーってなんだぷう?
マイクロコピーとは、ウェブサイトにある購入ボタンやリンクテキスト、問い合わせボタンなどに表示する短文の文章を指します。
通常コピーライティングというと文章全体のことを指し、全体の構成や文章そのもののテクニックがそれに当たるでしょう。
マイクロコピーとは、そのような長い文章ではなくちょっとした箇所に利用する文章を指し、意外とそこが軽視されているのです。
このマイクロコピーは、ウェブサイトはもちろんのこと日常でもよく見かけますので、今後意識して改善するとさまざまなメリットを受け取ることができるでしょう。
これから事例やテクニックについて具体的に解説していきますので、ぜひご活用ください。
マイクロコピーを活用するメリット
まずマイクロコピーを活用することによって、どのようなメリットがあるのかについて解説したいと思います。
主なメリットは以下の4つです。
- クリック率の上昇
- コンバージョンの上昇
- ユーザーのストレス減少
- リピーターの増加
クリック率の上昇
まずマイクロコピーを活用することによって、クリック率が上昇します。
クリック率を上げるためには、その前後のライティングが上手くなければいけませんが、その最終段階でクリックするかどうかはマイクロコピーで決まります。
ただ単に「次のページ」というようなボタンよりも、「いますぐ購入する」というボタンの方が明らかにクリック率は上がります。
マイクロコピーは初心者の方に見逃されがちですが、たった一手間でクリック率を上げることが可能な部分ですので、活用するメリットは大きいです。
コンバージョンの上昇
クリック率の上昇に続いて、成約率も上昇します。
いわゆるCV(コンバージョン)と言われる部分です。
クリック率が上昇することによってアクセス数が増え、見込み客の母数が増えるのはもちろんのこと、マイクロコピーを活用することによって、購入の意思をさらに上げることが可能になります。
例えば「いますぐ購入する」というボタンよりも、ダイエット商品でしたら「いますぐ-10kgを達成する」というような具体的なコピーの方が行動を促しやすいです。
このようにマイクロコピーひとつでも、読者の心情を動かすことが可能になりますので、この点でもメリットになるでしょう。
ユーザーのストレス減少
3つ目に、マイクロコピーはユーザーのストレスを減らす効果も期待できます。
特に購入ボタンや次のページにいくボタンでは、押したら何ができるのかを記載しないとユーザーにとっては不便です。
少ない説明では間違ってボタンを押してしまうこともありますので、その点ストレスになるでしょう。
また、マイクロコピーは、セールス色が薄い注意書きや補足情報でも利用されます。
例えば、カタカナで氏名を入力してほしいときは「氏名」より「シメイ」の方が効果的でしょう。
こういったちょっとした表現でユーザー側のエラーの確率を下げることが可能になります。
このようにマイクロコピーは、単にセールスではなく、補足情報としてユーザーに分かりやすい説明をする際にも使いますので、その点でも活用できればメリットになります。
リピーターの増加
最後はリピーターの増加です。
マイクロコピーを活用すれば、より親切なサイト設計が実現可能です。
ユーザーに「親切なサイト」という印象をもたせられればリピートに繋がります。
リピートを増やすことができればその分SEO的にも有利になりますので、その点でも大きなメリットがありますね。
マイクロコピーの事例
マイクロコピーの事例を知りたいぷう
では、ここでいくつかマイクロコピーの事例を紹介したいと思います。
実際にどのようなシーンで使われているのかを知ることができれば、ある程度イメージができると思います。
もしかしたら何度か見たことあるコピーもあるかと思いますので、今後ネットを検索してページを見る際はこういった細かい表現にも注目してみましょう。
ペアーズ
一つ目に紹介するのがペアーズです。
こちらは大手のマッチングアプリですが、ここでもマイクロコピーが活用されています。
Facebookではじめる
登録ボタンに記載されているこのコピーも有効な文章と言えます。
「Facebookで登録する」という文面だと、少し事務的な雰囲気がすると思います。
しかしここで「はじめる」という単語を使うことでユーザーの行動を促すフレーズに変化させることが可能です。
「始める」をあえてひらがなにしている点も、雰囲気を和らげるためでしょう。
また、このボタンの色が青色である点も重要です。
Facebookは青をイメージ色にしていますので、ここを緑とか別の色にしてしまうと、クリック率が急激に落ちます。
文章と連想できる色使いも重要ですので参考にしましょう。
Facebookには一切投稿されません
そしてその下に補足情報として、Facebookには投稿されないという表記があります。
実はこれもマイクロコピーです。
登録することによって起きそうなリスクを減少させ、ユーザーを安心させることで登録のハードルを下げています。
このようなさりげない一文でもクリック率を上げることが可能になりますので、ユーザーの気持ちを考えたコピーを考えておきましょう。
アマゾンプライム
アマゾンの有料会員のページでもマイクロコピーが利用されています。
30日間無料トライアル
こちらのボタンのコピーでは、30日間という具体的な数字を記載しユーザーにとって分かりやすい表現にしています。
そして何よりも「無料トライアル」という表現が一番最強のコピーです。
人間は無料に惹かれますので、気軽にお試し出来ることをアピールするためのマイクロコピーになります。
いつでもキャンセル可能
そしてその下には補足情報として、いつでもキャンセル可能という文面もあります。
こちらについても、ユーザーを安心させるためのコピーですね。
いつでも退会できて無料で試せるという説明を行って、心理的なハードを下げる役割があります。
その結果成約率が上昇しますので参考にしましょう。
ふむふむ、細かい配慮がされてるトンね
yappii
yappiiはアプリ開発支援ツールになります。
ここでも素晴らしいコピーが使われていますので紹介しますね。
継続率99%
継続率を具体的な数字とともに紹介することによって、サービスの信頼性をアピールすることが可能です。
たった6文字を加えるだけで成約率を上げるきっかけを作れるので、このマイクロコピーはかなり有効です。
実績を少ない文字で表現するのは重要ですので、この点も参考にしましょう。
450社導入
450社導入というフレーズも、実績を表現するシンプルなコピーになります。
これだけでも自分も使ってみようという感情にすることが可能になりますので、効果的でしょう。
3分でわかる資料ダウンロード
続いて、「3分でわかる資料ダウンロード」というボタンのコピーについてです。
3分でわかるという具体的な数字を示している点や、その短時間で理解できるというハードルの低さを表現できているのが素晴らしいです。
また、資料ダウンロードという行動を促すフレーズが加えられていますので、さらにクリック率が上がるでしょう。
このボタンに入るちょうどいい長さの文量で、なおかつ分かりやすい表現で行動を促すのがマイクロコピーの醍醐味です。
こういった成功事例を参考に、ご自身でも活用していきましょう。
マイクロコピーを作るコツ
マイクロコピーを作るテクニックをもっと知りたいぷう
いくつか事例を見ていただき、ある程度の感覚はわかったと思います。
ここでさらにマイクロコピーを作るためのコツを、8つ紹介したいと思います。
- ベネフィットを入れる
- 行動を促す単語を使う
- 不安を解消させる
- 手軽さを表現する
- タイミングワードを使用する
- 他の人も利用していることをアピール
- 数字を入れる
- 具体的な単語を入れる
ベネフィットを入れる
まず、マイクロコピーにはベネフィットを入れましょう。
ベネフィットとは、簡単にいうとユーザーが受け取れるメリットや価値のことを指します。
一番分かりやすいのが「無料」というベネフィットです。
無料お試しや送料無料といった、無料がつくコピーを使用することによって、クリック率が20%上昇するとも言われています。
ですので、ユーザーにとってメリットの大きい内容については、積極的にボタンテキストなどに入れるようにしましょう。
(※以後表示されるボタンは例なので押しても何も起こりません)
行動を促す単語を使う
続いては行動を促す表現を使用するという点になります。
特にボタンテキストについては、なるべくアクションを起こさせるテキストにしましょう。
そうすることによって、ユーザーが無意識に行動を起こすことが可能になります。
このように具体的に何ができるのかを表現していきましょう。
不安を解消させる
続いては不安を解消させるという点になります。
ユーザーは申し込むことによるリスクを警戒します。
そのためユーザーが心配しそうな項目を事前に考え、その不安を解消させましょう。
- いつでも解約OK
- 定期縛りなし
- 解約手数料なし
- 自動更新なし
手軽さを表現する
続いては、手軽さをアピールしていきましょう。
ユーザーはとにかく面倒なことが嫌いです。
なので、なるべく手軽にできることをアピールし、行動をさせましょう。
タイミングワードを使用する
続いてはタイミングワードを利用するというポイントになります。
タイミングワードとは、いつ行うのか?という単語になります。
よく使われるのが、「今すぐ」というワードですね。
他の人も利用していることをアピール
お次は、他の人も利用しているというアピールをすることです。
ユーザーは「自分だけではなく他の利用者もいる」ということに安心感を覚えます。
ですので、今までの実績などを積極的にアピールしていきましょう。
- 満足度99%
- 利用企業400社
- 〇〇ランキング1位
数字を入れる
続いては、数字を入れるという点になります。
人間は具体的な数字を見ることによってイメージがしやすくなります。
なので、手軽さや凄さをアピールする際は、なるべく数字を入れて表現するようにしましょう。
具体的な単語を入れる
続いては、具体的な単語を入れるという点になります。
ボタンを押すことによって、具体的に何ができるのかをしっかり記載しましょう。
その点をはっきりしないと、ボタンは押されません。
以上がマイクロコピーの事例やコツについての解説でした。
このちょっとした文章だけで成約率を上げることが可能になりますので、ぜひチャレンジしてみましょう。
いろんなマイクロコピーに目を向けてみるトン!