この記事では、アフィリエイトの成約率を上げるために必要なコツについて解説しているとん
今回注目するのは、ズバリ成約率です。
ビジネスの世界でよく聞くこの言葉ですが、多くのネットビジネスユーザーがこれを上げるために奔走しています。
それもそのはずで、成約率を上げることは、このビジネスのゴールでもあるからです。
どんなビジネスでも成約率を上げることによって、収益の額が変わってきますので、収益を上げるために成約率を意識したブログ作りをしていきましょう。
今回は「〇〇の法則」系の記事ではなく、成約率を上げるためにどこに注目して、何を改善していけば良いのかという項目をピックアップしていきます。
「〇〇の法則」系は全体的な流れやコンセプトで利用し、ここで紹介するコツは実際にサイトを作る上での細部でご活用ください。
〇〇の法則系の記事を確認したい方はこちらをクリックしてください。
少し手を加えるだけで成約率は意外と変化しますので、意識していきましょう。
アフィリエイトの成約率とは?
成約率ってなんだぷう?
成約率は、アクセスに対して、どれくらいのユーザーが商品を購入したのかを表す数値のことです。
アルファベットでは、CVR(コンバージョンレート)と呼ばれています。
「コンバージョン=成約」を意味します。
広告を扱う際には、このように略して使われることも多いので、覚えておくと非常に参考になります。
この成約率については、購入だけがゴールではありません。
例えば、メルマガの登録をゴールにするのであれば、アクセスに対するメルマガの登録数で数値を出すことが可能です。
目標を「登録」にするのか「購入」にするのか、その設定は自由ですので、目的に合わせて選びましょう。
またアクセス数や成約率は多くのASPでも確認することが可能ですので、意識して確認してみると良いでしょう。
成約率の計算方法
続いては、成約率の計算方法についてです。
成約率の計算方法は簡単です。
簡単な例でいくと、100アクセスで商品が5個売れれば、成約率は5%になります。
基本的に成約率は「100アクセスあったら何個商品が売れるのか」を表します。
ですので、広告を回す場合、100アクセスにいくら広告費がかかって、そのうち何個商品が売れれば広告費を回収できるのかを判別できますね。
成約率の計算方法は以下の通りです。
成約率=目標達成数÷アクセス数×100
これが基本になっていますので、覚えておきましょう。
成約率による報酬額の変化
では、成約率によって、報酬額がどのくらい変わるのかについて見ていきましょう。
それぞれ成約率を0.5%、1%、5%で計算してみます。
月に1000PV だとすると、1年で12000PVになります。
アフィリエイト報酬は1件=5000円という想定です。
- 成約率0.5%=60成約×5000=300,000円
- 成約率1%=120成約×5000=600,000円
- 成約率5%=600成約×5000=3,000,000円
ブヒョー!こんなに差が出るブゥ!?
極端な例に見えますが、全く対策せずにアフィリエイトを行った場合、0.5%も成約が出ないこともザラにあります。
そして少しの対策で一般的には1%くらいの成約率が出るでしょう。
さらに、本格的に施策を行うことができれば、成約率5%くらいであれば現実的に達成可能です。
成約率によってこれくらいの幅があるということを意識しておきましょう。
成約率の目安
続いては成約率の目安について、少し触れておきます。
成約率は完全にケースバイケースですので、少し条件が変わるだけで全く違う結果になります。
ですので、あくまで筆者の感覚的な目安として参考にしてください。
- Googleアドセンス→1%前後(クリック率)
- 記事内アフィリエイト→0.1%
- クッションページ→2%
- プロダクトローンチ→1%(商品30万円)
このようになっています。
成約率と聞いて何十%を想像する方がいますが、実際は数%という値が普通です。
この点も現実として知っておきましょう。
成約率が低い原因
成約率が低い原因ってなんなんだぷう?
上記で成約率の目安を書きましたが、自分に置き換えて成約率が低い気がする場合は、改善が必要です。
その前に、成約率が低い原因についても、ある程度押さえておきましょう。
ただ成約率は先ほど書いた通り、人やシチュエーションによっても異なるので、初めて計測する数値だけでは判断できません。
数ヶ月運用し、数パターンのオファー方法を用いてある程度の成約率を測っていき、平均を出すことで目安を見つけることが可能です。
それを大前提にしましょう。
さて、成約率の低さは、主に以下の4つの原因が考えられます。
- ターゲティングが間違っている
- 市場環境の変化
- セールス色が強すぎる
- ユーザー視点に立てていない
ターゲティングが間違っている
まず一つ目に、ターゲティングが間違っているというパターンです。
基本的にビジネスで一番重要なのは、ターゲティングです。
どの層にどんな案件を案内するのかによって結果はかなり違ってきますので、まずはおおよそのターゲティング設定だけは間違えないようにしましょう。
男女や年齢設定が間違っているという致命的なミスがないのか、しっかり確認しましょう。
市場環境の変化
続いては、市場環境の変化です。
基本的にはどんな市場にもトレンドがあります。
勢いのある業界やライバルが少ない状態では、成約率が高くなります。
ただ、時間が経ってトレンドが下火になってくると、成約率が落ちてきます。
なので、自分が行っているサービスが時代遅れでないかの判断も必要です。
セールス色が強すぎる
続いては、セールス色が強すぎるという原因です。
セールスのテクニックは多々ありますが、一番重要なのは自然体です。
あまりに商品を売りたい意思が伝わりすぎると、逆に引かれてしまいます。
ですので、まずは売りつけ感を少なくするために、「買いたい人だけ買えばいい」「押し売りはしない」と言うスタンスで取り組むことをお勧めします。
ユーザー視点に立てていない
最後は、ユーザー視点でサイトを作れていないという点です。
例えば、商品ページにたどり着くまでが、複雑で見ずらい場合があります。
バナーの色が目立たないことで商品の購入ページに行けなかったり、ボタンの色が目立たないとスルーされてしまいます。
ですので、自然に商品を購入できる導線が作れているのかどうかを、必ずユーザー視点で確認しましょう。
友人など第三者に実際見てもらうのもいいかもしれませんね。
成約率を上げるコツ13選
成約率を上げるコツについて教えて欲しいぷう
いよいよ成約率を上げるコツについて解説していきます。
これらの細かい点を意識することによって、少しずつ成約率を上げることが期待されます。
できるところから意識していきましょう。
今回は成約率を上げるコツとして以下の13点を紹介します。
- マイクロコピーを変更する
- ボタンの色を変更する
- CTAにデザインを加える
- CTAの位置を変更する
- 特典を追加する
- 無料オファーに切り替える
- カウントダウンを入れる
- ヘッダーを変更する
- 選択肢を減らす
- 余計な情報を削除する
- 入力項目を減らす
- リマケを行う
- セールスの距離を縮める
マイクロコピーを変更する
まず一つ目に、マイクロコピーを変更すると言う方法です。
マイクロコピーとは、ウェブサイトにある購入ボタンやリンクテキスト、問い合わせボタンなどに表示する短文の文章のことです。
アフィリエイトの場合はアフィリイトリンクの上下などに付け足すちょっとした文章のことですね。
ここにテクニックを入れることによって、成約率が上昇します。
特にこだわっていない方は、
購入はこちら↓
くらいのコピーしか入れていないと思います。
ただ、これでは物足りないので、以下のように少し工夫してみましょう。
初回2週間無料お試し&送料無料
〇〇を今すぐお試しする
※在庫残りわずか
このようにするだけで、ユーザーが商品を手にする理由を追加することが可能です。
マイクロコピーを変えるくらいであれば、簡単にできますので、まずはここから改善していきましょう。
マイクロコピーについての詳細はこちらの記事でご確認ください。
ボタンの色を変更する
次はボタンの色についてです。
商品の購入リンクなどは、ボタンにする方がクリック率が上がります。
そしてそのボタンの色でもクリック率が変わってきますので覚えておきましょう。
諸説ありますが、ボタンの色は「緑」にするとクリック率が上がります。
また、LINE登録を促す際は、LINEの色が緑なので、ボタンは緑が良いでしょう。
また、大前提として、周りに馴染まない目立つ色にしましょう。
そうしないとボタンの位置がわかりづらく、スルーされてしまいます。
ボタンの色でクリック率が変わりますので、興味のある方は検証してみましょう。
これも簡単にできる改善方法になります。
CTAにデザインを加える
続いては、CTAにデザインを加えると言う工夫です。
例えば以下の画像のように、特典のイメージ画像とコピーを加えた画像を表示することによって、ページ内で非常に目立ちます。
さらに成約率を上げたい方は、このような画像を作ってみましょう。
CTAの位置を変更する
申し込みボタンの位置も重要です。
表示位置はページを開いた直後に表示されるヘッダー内に一つと、各セクションの間に差し込むのが一般的です。
ボタンを先に表示させるのかどうかや、どのような文章の下に表示するのかによっても成約率が変わりますので、ボタンの位置も調整していきましょう。
特典を追加する
特典を追加するというやり方も効果的です。
特典を追加することによって、ユーザーが商品を手にする理由を作ることができます。
特典をつけるだけでも成約率の上昇が見込めるので、こちらも試す価値はあります。
でも特典の準備が大変そうだブゥ…
特典といっても、そこまで豪華なものを用意する必要はありません。
1週間無料相談という内容やちょっとした物をプレゼントするだけでもアドバンテージになります。
無料オファーに切り替える
続いては無料オファーに切り替えるというやり方です。
これが一番成約率が上がると思います。
有料の物をいきなり販売している方は、最初は無料の商品を用意して、まずは自分の顧客にすることが重要です。
2週間お試しや初回無料といった内容が一番成約率が高くなりますので、試してみましょう。
カウントダウンを入れる
カウントダウンタイマーを入れるやり方もいいでしょう。
このようなタイマーです。
特定の時間に向けてタイマーが作動するタイプもありますし、ユーザーが初めてページに訪れた時から始まるタイプもあります。
期間限定の効果で成約率を上げるアイデアですので、覚えておきましょう。
ヘッダーを変更する
8つ目のコツは、ヘッダーの変更です。
ユーザーが一番最初に見る箇所がヘッダーですので、ここで全てが決まると言っても過言ではないです。
ここで一番離脱が起きてしまいますので、成約率が低い場合はヘッダーで離脱していないかをまず確認し、とことんヘッダーにこだわりましょう。
ページのどこで離脱しているのかについては、ヒートマップというツールを使って計測することが可能です。
選択肢を減らす
続いては選択肢を減らすというやり方です。
「ジャムの法則」は、アイエンガー教授が、ドレーガーズという高級スーパーマーケットを舞台に、1995年に行った実験で、「豊富な選択肢は売り上げをあげる」というお店の方針を実証しようとするものでした。
出典:選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)
ところが、結果は逆、24種類のジャムを売り場に並べたときと、6種類のジャムを売り場に並べたときでは、前者は、後者の売り上げの10分の1しかなかったのです。
このようにコースをたくさん用意しすぎると、ユーザーがどれを選んで良いのか迷ってしまって、結局は買わないということが起きます。
ですので、コースを用意する場合は、多くて3つ。
特に必要なければ一つにするべきです。
余計な情報を削除する
余計な情報を削除するというやり方も効果的です。
余計な情報には主に以下のようなものが挙げられます。
- サイドバー
- SNSシェアボタン
- ページの一部
ブログでビジネスをしている場合、サイドバーやシェアボタンをそのままにしている方がいると思いますが、成約させたいページには表示しないことをお勧めします。
他に目が行ってしまいますし、離脱の原因にもなるからです。
また、ヒートマップで離脱箇所を計測すると、ページの中で読まれていない部分を発見できます。
その部分を丸ごと消してしまうというやり方も有効ですので覚えておきましょう。
せっかくだからと残しておいても逆効果だトン!
入力項目を減らす
続いては入力項目を減らすというやり方です。
申し込みフォームなどを用意する際に、やたらと必須項目が多いことがあります。
ユーザーは基本的に面倒くさがりですので、入力項目が多いと離脱してしまいます。
ですので、入力項目は名前とメールアドレスくらいを入り口にしましょう。
リストを取った後に、他の項目を答えてもらう方が成約率が高くなります。
リマケを行う
続いてはリマケ(リマーケティング)を行うという方法です。
リマケとは、一度離脱したユーザーに再度アプローチをする方法です。
これはリマケ広告で簡単に行えます。
何度も同じ広告を見せることによって、自然と好感度が上がって、商品をふとした時に購入してくれる可能性が高まります。
なので、一度買わなかったユーザーにも再度オファーをするということも覚えておきましょう。
セールスの距離を縮める
最後は、セールスの距離を縮めるというやり方になります。
具体的に言うと、セールスの距離感は以下のような順番で遠くなっていきます。
- 対面
- zoom
- 電話
- LINE
- チャット
- メール
距離が近いほど成約率が高くなりますので、成約率を上げたい場合は、セールスの方法を変更するというやり方も有効です。
成約率を上げる上での注意点
成約率を上げる上での注意点について知りたいぷう
最後に、成約率を上げる上での注意点についても触れておきます。
というのも、多くのアフィリエイターは、成約率を上げたいがために必死になりすぎてしまうことがあります。
その結果、一度の失敗で信用を失って再起できなくなることもありますので、以下の2点は必ず守りましょう。
- 経歴詐称をしない
- 誇大表現に気をつける
基本的に注意しなければならない点はこの2点になります。
まず、ここ最近問題になっている経歴詐称はしない方が良いです。
権威性を上げるためには経歴が重要になりますが、詐称してしますと後でバレてしまった時に炎上します。
なので、経歴はあまり盛らないようにしましょう。
そして、誇大表現については、一番注意が必要です。
誇大表現はアフィリエイターがよくやりがちなミスですので、特に広告を回す際は注意が必要です。
今まではやりたい放題の業界でしたが、どんどん規制が強まっており、アフィリエイターの立ち位置が弱くなっています。
ですので、薬機法や誇大表現など、表現に気をつけながら、魅力的なコピーを書けるようにしていきましょう。
ルールを守りながら成約率を上げてくトン!