この記事では、伝わりやすい文章を作れるPREP法について解説しているとん
初心者向けのブログビジネスを支援している当ブログ、これまで多くの方の相談を受けてきました。
その中でも特に印象的なのは、最近の副業ブームでブログを始めたものの文章を書くのが難しくて挫折しているという声の多さです。
普段から1日に何千文字も書いている人などなかなかいないので、苦手意識があるのは当然だと思います。
また、ブログ記事で稼ぐにはそれなりの文字数が必要になりますので、それなりの時間がかかってしまいます。
基本的にブログアフィリエイトを実践している方は会社帰りの副業で行っている方が多いので、記事作成に時間がかかってしまうと疲弊してしまいますよね。
なので、ブログ記事はなるべくテンプレート化し、効率よく稼いでいくことが重要です。
さらに、ただ文字数を稼ぐだけではなく、ユーザーにとってわかりやすい文章を心がけましょう。
今回解説するPREP法はブログビジネス向けの文章の書き方と言えます。
PREP法をマスターして良い文章を手早くかけるようになりましょう。
PREP法とは?
PREP法ってなんだぷう?
PREP法とは、相手に伝わりやすい記事を書く上で便利になってくる文章構成の手法です。
基本的な流れとして、結論から始まって、まとめて終わるという、多くのユーザーにとって理解しやすい文章構成を作っていきます。
基本的に人間というのは、先に結論を知りたい生き物です。
仕事のやりとりなどでも、結論をなかなか言わずその過程のどうでもいい話をずっと続け、話が無駄に長い人がたまにいます。
そういう方は、結局何を言っているのかわからず、相手にとってみれば、かなり迷惑な存在です。
多くの方はそういった方に対し、早く結論を言ってくれと心の中で叫んでいるでしょう。
PREP法の一番大切な点は、結論を先に提示するということです。
結論を先に書くという点さえ意識しておけば、大きく外れた文章にはなりません。
初心者の方は、前置きが長くなってしまう傾向にありますので、まずは結論を書いてしまうということを意識しましょう。
PREP法の構成
まずはPREP法の構成から解説していきます。
PREP法とは、以下のように英単語の頭文字を取った手法になります。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
注目すべきなのは、やはり結論を一番はじめに持ってきて、さらに結論で締めくくっている点ですね。
これがPREP法の醍醐味になります。
これさえ意識しておけばPREP法の半分は達成できますので、ある意味簡単でしょう。
その上で間にあるコンテンツを作成すれば、一つのブログ記事ができあがります。
理由や具体例についてはその記事のテーマによって違ってきますので、ある程度のコンテンツボリュームを作るために、その他の見出しも追加していきましょう。
PREP法の活用シーン
では、このPREP法ですが、どのような時に活用出来るのかについて紹介していきます。
基本的には下記の4つで活用することが可能です。
- ブログ記事
- LP
- プレゼン
- 会話
まずは当然ながらブログ記事。
ブログ記事は文章がメインのコンテンツで、読み手は読むのに疲れます。
ですので、最初に結論が書かれていた方がユーザーにとってもありがたいです。
また、同時にLPでも活用可能ですね。
売る商品の何がすごいのかを勿体ぶらずに最初に結論を書くことによって、最後まで読んでもらえる可能性が高まります。
主にネットビジネスで活用可能ですので、意識していくことをおすすめします。
また、ビジネスでのプレゼンや日常の会話でも、PREP法は活用できるでしょう。
基本的に結論を先に話すということを日常的に意識すると、伝わりやすい文章を書く能力がついてきます。
心掛けているうちに自然とできるようになるトン!
メリット
続いては、PREP法を活用するメリットについて解説します。
主なメリットは以下の6点です。
- 短時間で内容が伝わる
- 説得力が上がる
- 文章を書きやすくなる
- 聞き手のストレスが減る
- 不要なやりとりが減る
- 考えが整理できる
短時間で内容が伝わる
まず一つ目のメリットとして、物事が短時間で伝わります。
基本的にGoogleは、ユーザーの悩みをすぐに解決させることを推奨しています。
その上で、PREP法を使って先に結論を書くことによって、ユーザーが知りたい内容をすぐに知らせることが可能になります。
つまり、これはGoogle検索エンジンが求めていることに相当するので、検索からの評価も高くなるというわけです。
このメリットはかなり大きいでしょう。
説得力が上がる
PREP法を使うと説得力が上がります。
ブログ記事を書く上で、説得力は非常に重要です。
ユーザーは物事を調べたくてブログを読んでいるのに、説得力のない記事だと読む価値がないと判断され離れていってしまいます。
記事での解説はなるべく説得力が高い方が好ましいです。
なので、PREP法で説得力を増す文章を書くことによって、ユーザーに満足を与えられるというメリットがあるのです。
文章を書きやすくなる
ブロガー側の視点でいうと、文章を書きやすくなるというメリットがあります。
これは結論を先に押さえておくことによって、自分の中でも物事への理解が深まり、その後の解説も書きやすくなるからです。
記事はゴールを想定してから書くのが通常ですので、結論ありきで記事を書くことによって、そのゴールに向かって文章を書きやすくなります。
これはブログ初心者の方にとってかなりのメリットになるので、実践してみましょう。
聞き手のストレスが減る
4つ目は聞き手のストレスが減るという点になります。
先ほど記載した通り、結論がなかなか出てこない会話というのは、聞き手にとってかなりのストレスになります。
知りたい内容を早く知りたいと思うのが普通ですので、ビジネスでの会話で結論を先延ばしにするのはおすすめしません。
ドラマや映画だったら視聴率のために結論を最後に持ってくるのが普通ですが、ビジネスではやめましょう。
PREP法で相手へのストレスを減らせるのもかなりのメリットになることがわかりますね。
不要なやりとりが減る
PREP法を利用することで不要なやりとりが減るのも、上記に通じるものがあります。
聞き手側は、いちいち結論を催促する必要がありませんので、ユーザー目線を優先するのであれば、このメリットを活用すべきでしょう。
考えが整理できる
最後は、考えが整理できるという点です。
これは書き手側のメリットですが、記事を書く上で非常に便利です。
結論から書くことによって、その記事で伝えたいことを自分の中でまとめることができます。
それによってスムーズに記事が書けますので、このメリットも大きいでしょう。
PREP法で説得力が向上する理由
どうして説得力が高まるとん?
先ほどメリットとして「説得力が上がる」という点を挙げましたが、ではなぜPREP法で説得力が向上するのかについて、少し深堀したいと思います。
重要なポイントは以下の2点です。
- 結論を2回繰り返すことで説得力UP
- 結論を先に述べることで簡潔になる
結論を2回繰り返すことで説得力UP
まず結論を2回繰り返すというPREP法の特徴が一番の要因でしょう。
結論で記事を挟むことによって、ユーザーは2回その記事を理解します。
記事の冒頭で結論を見て、そして詳細を確認し、
さらに改めて結論を見ることによって、完全に自分の中に情報を落とし込むことができるのです
結論を先に述べることで簡潔になる
また、結論を先に述べることによって、記事全体が自然と簡潔に見えます。
文字数が多かったとしても、記事全体としてスッキリ見えますので、その点においてもPREP法が優れていると言えるでしょう。
PREP法の事例
PREP法の事例があれば知りたいぷう
PREP法について概要は把握できたと思いますので、具体的にどのような文章になるのか、事例をお見せしたいと思います。
テーマは、SEOでサイトスピードが重要という結論についてです。
まずはPREP法を利用しないパターンから。
SEOで重要な要素はなんだぷう?
Googleはユーザーファーストを掲げており、検索エンジンを利用するユーザーのことを第一に考え、検索順位を決めています。
Googleは誰でも無料で利用できるのでユーザーからお金を受け取るのではなく、企業の広告収入で運営しています。
その上で、広告を見せるユーザーに不便を与えないように、検索順位の改善を行っているのです。
なので、ユーザーにストレスを与えないために、サイトの表示スピードが重要になるのです。
これがPREP法を使わなかったパターンです。
ユーザーが求めている回答とは離れた話から入っているので、少しわかりづらいですよね。
これをPREP法を使って解説するとこのようになります。
SEOで重要な要素はなんだぷう?
SEOで重要な要素はサイトの表示スピードです。
なぜならGoogleは広告収入で成り立っているので、広告を表示するユーザーを集め、彼らに不便を生じさせないことが大切だからです。
例えばサイトを開いた時に表示が遅いサイトばかりが上位にあったら、もう検索はしたくないですよね。
だからGoogleSEOでは、サイトの表示スピードが重要になるのです。
これがPREP法を活用した文章になります。
全体的に文章がスマートになり、よりわかりやすくなっていると思います。
この事例を元に記事を書いていくようにしましょう。
PREP法の練習方法
PREP法に練習方法はあるのかぷう?
続いて、PREP法の練習方法について気になっている方もいると思いますので、その方法やコツについて解説したいと思います。
まずは短文から書いてみる
練習方法として、まずは短文から挑戦するというのが良いでしょう。
先ほど例に挙げたような短文で練習することによって、スマートに文章を書くことが可能になります。
特におすすめなのが、ツイッターでの練習です。
Twitterは140文字で物事を伝える必要がありますので、簡潔な文章を書く練習になります。
ついでにフォロワーも増えれば良いですし、PREP法の練習に最適と言えるでしょう。
見出しから作ってみる
続いては見出しから作ってみるという方法になります。
この見出しから構成を作ってブログ記事を作るというのは、ブロガーの中では常識とされている書き方になります。
基本的に文章を書くときは、全体の構成を考えてから、中身を埋めていくのが一番簡単です。
なのでまずは、PREP法にしたがって見出しを作るところから始めてみましょう。
- リード文
- SEOで重要なのはサイトスピードである
- サイトスピードが重要な理由
- ユーザーがサイトを離れるシチュエーション
- サイトスピードが重要な理由のまとめ
このような流れが一般的でしょう。
このようなテンプレートを用意しておくことで、毎回記事を書く際に迷う必要がありませんので、頭に叩き込んでおくこともおすすめします。
接続詞を意識する
3つ目は接続詞を意識するという点です。
PREP法のスムーズな流れを作るには、接続詞が重要になります。
参考文でもそれを実践していますが、PREP法を実践する上で重要なのは、以下の3つの接続詞になります。
- なぜなら→理由
- 例えば→事例
- だから→結論
接続詞にこれを利用することによって、文章全体がスムーズになっていきます。
必ずしもつけなければいけないというわけではありませんが、意識して作ると非常にまとまった文章になります。
PREP法についてまとめ
以上がPREP法の解説でした。
重要なポイントとしては、
- 結論で始まり結論で終わる
- 日常でも役に立つ
- 短文から練習
- 接続詞を意識すると上手く書ける
になります。
この方法はかなり有効的な手法になりますので、ツイートやブログを書く際にぜひ試してみてください。