この記事では、ブログ記事の検索順位が下がってしまった場合の対処方法やチェックポイントについて解説しているとん
ブログ運営において検索順位は非常に重要です。
検索順位が上がればアクセス数が増え、アクセス数が上がれば必然的に商品が売れる可能性や広告がクリックされる可能性が高まっていきます。
さらに、順位は上であればあるほど良いです。
経験があると思いますが、基本的にユーザーは検索で出てきたページを上から順番にチェックします。
検索1位のクリック率がもっとも高いので、なるべく検索上位にいくことがブログビジネスで稼ぐ方法と言えます。
ところが、この検索順位というのは常に変動しており、時には順位が下がってしまうこともあるのです。
今まで1位で報酬を稼げていても、それが下がったことによって収益がゼロになるなんてことも、この業界ではよくあることです。
検索順位の低下はブログ運営者にとって致命的なことになりえます。
この記事では、検索順位が下がってしまった時の対処方法について解説しています。
検索順位の下落原因チェックリスト
検索順位のチェックリストについて知りたいぷう
まず、検索順位の下落原因にはどのようなものがあるのかについて解説していきます。
検索順位の下落については様々な要因があるのですが、その正確な原因を探るのは非常に難しいです。
答えはグーグルにしかわからないことですが、ある程度の予測は可能ですので、一つずつチェックしていきましょう。
考えられる主な下落原因は以下の8点です。
特に重要なポイントについては、この次の章で解説します。
- 自然な順位変動
- ユーザーによる順位変動
- 不自然な被リンク
- 過剰なSEO対策
- ライバルの躍進
- サイトのリニューアル
- アルゴリズムによる下落
- ペナルティによる下落
自然な順位変動
まず一つ目は、自然な順位変動です。
実は検索結果というのは常に微妙に変わっています。
昨日1位だったのに今日は2位になっているなどの微妙な変化については、常に起きているものです。
そのような微々たる変化についてはそこまで気にする必要ないでしょう。
午前と午後で順位が変わることもありますので、検索順位は常に変動し続けているということを覚えておくべきです。
その上で、長期的に見てどんどん順位が下がっている場合や突然大幅に下落した場合に対応が必要になります。
ユーザーによる順位変動
ここ最近のGoogleは、パーソナライズ化された検索結果を模索しています。
これによって検索順位は絶対的なものではなく、表示するユーザーによって変動するものに変わりつつあるのです。
ユーザーによる検索順位の変化には様々な要因があります。
- 住んでいる地域
- 年齢や性別
- 趣味嗜好
特に住んでいる地域による検索順位の変動は顕著です。
お店などを検索すると、自分が今住んでいる地域のページが優先的に表示されていることを実感できると思います。
そして、広告ではすでに実装されていますが、ユーザーの趣味やページの閲覧履歴によって、検索順位を変動する仕組みが今後進んでいきます。
ユーザーによって求めている情報は違いますので、それに合わせて個別にページを提供することによって、検索エンジンの利便性はさらに高くなるでしょう。
そのような仕組みがどんどん増えていくと、検索順位そのものが絶対的なものではなくなるため、そこまで気にしなくても良いものになっていくでしょう。
今後は狙ったユーザーに特化した情報を配信することが肝になってきますので、その点も念頭においておきましょう。
よりピンポイントへの発信が大事になるトンね
不自然な被リンク
続いては、不自然な被リンクについてです。
被リンクについてはこちらの記事でも解説していますが、他のサイトに自分のサイトのリンクが貼られたことを意味します。
この被リンクは、SEO対策をする上でとても重要なのですが、逆に順位を下落させる要因にもなります。
こちらはあくまで質の良い被リンクが貼られた場合には検索順位に良い影響があるというだけで、質の悪いリンクが貼られたら順位が下がってしまうのです。
この質の悪いリンクというのがスパムリンクです。
逆SEOと言って、あなたのサイトの順位を下げるために、他のサイトが意図的にスパムリンクを送っている可能性もあります。
また、悪意がなくても、リンク集のサイトに被リンクされたりと、意図せずに被害を被ることもあります。
ですので、上記の記事を参考に、スパムリンクについて常に気をつけておきましょう。
過剰なSEO対策
続いては過剰なSEO対策です。
SEO対策を行うことはとても良いことなのですが、過剰なSEO対策は良い結果を生みません。
あくまで自然な対策が効果は高いので、その点は注意していきましょう。
過剰なSEO対策には主にこのようなものがあります。
- むやみやたらな被リンク
- キーワードの詰め込みすぎ
この二つがよくあるミスです。
先程の被リンクに加えて、キーワードを入れすぎることによって逆にスパム扱いされてしまうことがありますので注意しましょう。
使用するキーワードは3つくらいが理想で、適度に文中に入れるのが良いです。
ライバルの躍進
続いてはライバルの躍進になります。
いくら今まで一位を取れていたとしても、ライバルが出現しないとは限りません。
油断していると後から参入したライバルに先を越されることもあります。
なので、自分のブログが弱ったというよりも、ライバルが強くなったという要因も頭に入れておきましょう。
サイトのリニューアル
5つ目はサイトのリニューアルです。
よくあるのは以下の変更による順位の変動です。
- サーバーの乗り換え
- テーマの変更
- プラグインの導入
- サイトの運営方針変更
- ページの表示エラー
サーバーの乗り換えによってページの速度が落ちたり、それに伴ってページの表示エラーが起きていることもあります。
それに気づいていないと、自分のページが一気に検索からいなくなってしまいます。
また、よくあるのがテーマの変更やプラグインの導入です。
これによっていきなり圏外にいくことは考えづらいですが、徐々に影響がで始めることもあります。
ですので、これらを変更した際はより注意する必要があるでしょう。
そしてサイトのリニューアルでサイトのコンセプトなどを変更することもあると思います。
その際、ターゲットやキーワードも変わってきますので、それによって下落することもありえます。
その点も覚えておきましょう。
アルゴリズムによる下落
続いては、アルゴリズムの変化による下落です。
Googleは常にシステムのアップデートを行なっており、それに伴う順位の変化がもっとも影響が大きいです。
このアルゴリズムの変化についていくのがSEO対策でもっとも大切なことですので、注意していきましょう。
対処方法については次章で解説するトン!
ペナルティによる下落
そしてGoogleではペナルティというものがあり、サイトの運営で何かおかしなことをすると、Googleからペナルティを課せられます。
これが一番致命的な内容になりますので、こちらについても対処方法を後述します。
アルゴリズムによる検索順位の変化について
アルゴリズムによる順位の変化について知りたいぷう
Googleのアルゴリズムの変化は常に起きていますので、時代に合わせて対応していく必要があります。
これらについてはある程度のヒントがGoogleから公表されていますので、事前に対処することが可能です。
代表的なものを4点紹介しますので、順次対応していきましょう。
- https化
- サイトの表示スピード
- YMYL
- E-A-T
https化
まずはhttps化です。
これはブログのURLについての対応です。
URLの先頭がhttpというのは、もう時代遅れです。
現在はhttps化するのが普通になっており、https化してセキュリティを高めまる流れになっています。
ちなみにhttpsに対応することを「SSL化」とも言います。
検索順位への影響も出ますので、まだ行なっていない方は対処しておきましょう。
サイトの表示スピード
続いてはサイトの表示スピードになります。
サイトの表示スピードの重要性は年々上がってきており、検索順位にも影響し始めています。
スマホが主流になった今、スマホでの表示速度が最優先になりますので、その点を意識してサイトの表示速度を改善していきましょう。
YMYL
YMYLとは、Your Money or Your Lifeの略で、ユーザーのお金と人生に直結する情報についての指標です。
例えば美容整形についての情報を発信する上で、当然ながら間違った情報を書いてはいけません。
それには、自分の経歴や情報のソースなどの表示を行い、的確な情報を伝える必要があるのです。
それを無視して運営していると検索順位が下がる傾向にあります。
詳細はこちらの記事で解説していますので、参考にしてください。
E-A-T
そしてE-A-Tという項目も、上記のYMYLと関連の高い内容です。
これは
専門性
権威性
信頼性
を表す内容で、これらの情報が検索順位に影響してくることを意味します。
Googleはこれらの項目を重要視しておりますので、逆にこれが全くないサイトは評価が相対的に下がるということも意味しています。
ですので、ご自身のメディア運用で、これらがあるのかどうかの確認しましょう。
Googleの方針に沿ったメディア運用は基本ですので、対処していきましょう。
ペナルティの種類と対処方法
ペナルティの種類と対応を知りたいぷう
検索順位下落要因として、一番致命的なのがペナルティです。
ペナルティを受けてしまった場合はまずその対処が最重要ですので、二つのペナルティの対処方法について解説していきます。
- 手動ペナルティ
- 自動ペナルティ
手動ペナルティを受けた場合の対処方法
手動のペナルティを受けた場合、まずはじめにGoogleからメールが届きます。
なのでメールのチェックは怠らないようにしましょう。
そして通知を受けたらサーチコンソールにログインし、手動ペナルティの内容を確認。
内容を確認後、該当の項目を修正します。
よくある手動ペナルティと対処方法はこちらになります。
- 不自然なリンク→被リンクを否認
- 自動生成ページ→該当ページを削除
- 無断複製ページ→該当ページを削除
- 過剰なキーワード→キーワードを減らす
そして修正が完了したら、再審査のリクエストを送信します。
やり方についてはこちらの記事を参考にしてください。
自動ペナルティを受けた場合の対処方法
自動ペナルティについては現状明確な対処方法はありませんので、原因を推測して一つずつ修正していくしかありません。
大抵は上記の原因リストの中に原因がありますので、それらを見直していきましょう。
よっぽどのことをしない限り自動ペナルティは受けませんので、普段自動ペナルティについて心配する必要はないでしょう。
検索順位下落時の対処ステップ
順位が落ちた時の対処の順番がわからないぷう…
では、以上の内容を踏まえて、検索順位が下がってしまった際の対処ステップについてまとめていきます。
- まずは様子を見る
- 元の仕様に戻してみる
- 上位表示サイトをリサーチ
- コンテンツを増やす
- 最新アルゴリズムに合わせて再構築
まずは様子を見る
順位が下落した時は、まずは様子を見ましょう。
順位は常に変動していますので焦る必要はありません。
まずは自然な変動かどうかをゆっくり観察しましょう。
Googleはアップデートの時期に順位が変動しやすく、アクセス数が上下します。
これは誰にでもある普通のことですので、まずは様子を見て、問題があれば修正を進めていきましょう。
元の仕様に戻してみる
問題があった場合、直近に思い当たる節がないか確認します。
テーマやプラグインを導入してサイトに大きな変化を加えた場合、一旦元に戻してしまうというのも検討しましょう。
それで原因を特定することも可能です。
上位表示のサイトをリサーチ
それでも問題がわからなかった場合、ライバルサイトの様子をリサーチします。
検索した時に上位にあるサイトを徹底的にリサーチします。
そのサイトの運営歴や狙っているキーワード、記事のボリュームやクオリティを比較します。
それが自分のサイトよりも優れていた場合、それに応じて対応をする必要があります。
コンテンツを増やす
一番簡単な対処方法としては、記事のアップデートです。
ライバルサイトと比較して、不足しているコンテンツを追加しましょう。
足りない見出しの項目を追加したり、それにプラスして他の情報を加えたりと、記事の充実を図ります。
それによって順位が上がる可能性が高まりますので、編集を加えたらしばらく様子を見ましょう。
最新アルゴリズムに合わせて再構築
そして各記事の修正をしつつ、サイト全体の大枠について徐々に修正をしていきます。
先程のアルゴリズムの変化を意識してサイト作りを進めることによって、長期的に上位に上がれるサイトを作ることが可能になります。
非常に地味な作業になりますが、順位が下落した際に行なっていきましょう。
コツコツと積み上げてくのが大事だトン!