この記事では、少し変わった特徴のあるEvernoteというストレージサービスについて解説しているとん
以前、オンラインストレージをまとめた記事を公開しましたが、そちらの記事が好評のようです。
そこでここ最近、オススメのオンラインストレージサービスについて、詳細記事をまとめています。
今まで、グーグルドライブやOneDriveなどのストレージサービスを紹介してきましたが、今回紹介するEvernoteは、かなり個性的な機能が揃ったサービスになります。
ビジネスシーンでもよく利用されているのですが、まだまだ知名度的には超大手ほどではありません。
ただ、独自の機能が非常に多く、活用できれば相当なアドバンテージのあるサービスですので、まだ知らない方はぜひ利用してみましょう。
今回はEvernoteの基本的な機能や概要について解説していきます。
Evernoteとは?
Evernoteって何だぷう?
Evernoteとは、オンラインストレージを提供しているサービスで、他にはない特徴を備えた便利なツールです。
詳細については後ほど解説しますが、ただファイルを格納するというだけではなく、独自のテキストツールなどで、まるでデジタルのノートを保存するかのように物事をメモすることが可能です。
もちろん他者との共有も可能ですので、オンラインストレージ+デジタルノートとして十分な機能が備わっています。
それ以外の機能も沢山ありますので、説明できる範囲で紹介していきます。
Evernoteの利点や特徴
では早速ですがEvernoteの特徴や利点について以下の7つを紹介していきます。
- ストレージ機能
- ノート機能
- ウェブクリップ
- 他アプリとの連携
- データ共有
- 名刺スキャン
- 注釈機能
ストレージ機能
Evernoteは本来メモアプリなのですが、必然的にストレージ機能も兼ね備えています。
テキストデータはもちろんのこと、画像や動画、Webページなども保存できます。
ただ、少し癖がありますので、通常のストレージアプリとは使い勝手が違います。
通常のストレージツールは、フォルダ、ファイルをただ格納するだけで、例えるならパソコン内のフォルダをオンライン上に置いただけのものになっています。
しかし、Evernoteは、見慣れたフォルダの画面ではなく、「ノート」という単位で画像や動画が保存されるため、少し慣れが必要です。
その分メモを追加したりできますので、まさしくノート感覚でストレージを利用可能です。
それが最大の特徴でしょう。
ノート機能
Evernoteという名前の通り、メインはノートを作るツールになります。
パソコンに内臓されているテキストツールのように、文章のメモはもちろんのこと、画像や動画を間に差し込むことも可能です。
手書きのメモや注釈も保存できますので、物事をメモすることに特化しています。
会議中の内容をメモしたり、プレゼン機能を使ってそのノートをプレゼンに使うことも可能です。
ワードとパワーポイントを融合したような感じトンね
それをウェブ上で管理、もしくは各端末のアプリで操作することができます。
ノート機能はEvernoteが一番力を入れている機能になりますので、ぜひ活用していきましょう。
ウェブクリップ
Evernoteはウェブクリップを利用できるというメリットもあります。
ウェブクリップとは、ウェブページの内容をそのままコピーして保存することのできる機能です。
気になるページがあったら普通はブックマークすると思いますが、それではページが消えてしまった時に内容も消えてしまいいます。
しかし、ウェブクリップを利用すればウェブページをそのまま画像データのように保存できますので、いつでも見返すことが可能です。
この機能はネットビジネスをする上で、相当な活用シーンがあります。
気になった画像やLPを見つけた際にそれを保存して、後で見返すことができるのです。
コピーライティングやセールスライティングを学ぶ上で一番大切なことは、成功事例から学ぶことです。
ネット上で良い画像やLPを見つけた時、それをメモして後で見返すことによって、自分の引き出しを増やせます。
ですので、今後ネットビジネスで稼ぎたい方は、ウェブクリップで良いコピーをストックしていきましょう。
他アプリとの連携
Evernoteは他アプリとの連携機能が充実しています。
- Gmail
- Googleドライブ
- Skitch
主にこれらのアプリと連携することができ、それぞれの良さを活かすことが可能です。
特にSkitchとの連携が最強で、ネットビジネスで稼ぐ上では必須とも言えます。
この記事を書く際もSkitchとEvernoteを毎回使っていますので、その利便性についても後ほど解説します。
データ共有
ストレージ機能と同時に、データの共有を行うことも可能です。
ノート単位で共有する相手を選択することができ、内容の更新はすぐに反映されます。
オンラインツールとしての当たり前の機能も備わっていますので、その点でも安心です。
名刺スキャン
こちらは有料の機能になりますが、名刺のスキャンと保存機能があります。
写真を撮ってアップするだけではなく、アプリの機能として名刺をスキャンして、情報をまとめ、検索することも可能です。
これは他にない機能ですので、ビジネス面で役に立つでしょう。
注釈機能
続いては注釈機能になります。
注釈機能とは、PDFや画像などにメモ書きを追加することができる機能です。
まさしくノートのようにメモを加えることが可能ですので、この点もEvernoteの利点になります。
Evernoteのプラン一覧
Evernoteのプランについて知りたいぷう
続いては、Evernoteのプラン一覧について紹介したいと思います。
プランは3つで、非常にシンプルな設定になっています。
そして機能も非常に細かく設定されており、Dropboxとまではいきませんが、かなり充実しています。
この記事内では重要な機能のみを紹介していきますが、機能のすべてが知りたい方はこちらのページからご確認ください。
https://evernote.com/intl/jp/compare-plans
無料プラン
まずは無料プランから紹介します。
- 端末2台まで
- 検索タグ機能
- Webページクリップ
- ノート容量25MB
- 月間60MBアップロード
無料プランではこのような内容になっています。
Evernoteは様々な端末にアプリをインストールして使うのが便利なのですが、無料プランの場合は2端末までしか利用できません。
ただ、普通の方はパソコンとスマホで利用すると思いますので、それで十分でしょう。
また、容量としては、ノート一つにつき25MBという制限があります。
テキストだけでしたら全く問題ないと思いますが、画像を数枚入れると達してしまうため、そこまで多い容量ではないと思います。
そして月間の60MBという制限もかなり厳しめです。
ストレージがメインではないにしろ、60MBでは画像10枚ちょっとでいっぱいになってしまいますので、その点は無料プランの弱点と言えますね。
ともあれ、無料でお試しできますので、まずは使い勝手を試してみることをお勧めします。
プレミアム
続いてはプレミアムプランです。
- 月額600円
- 端末制限なし
- ノートのオフライン利用
- 注釈機能
- 名刺スキャン
- ホーム画面カスタマイズ
- ノート容量200MB
- 月間10GBのアップロード
有料のプレミアムプランは、月額600円で利用することが可能です。
端末の制限はなく、自分が持っている端末全てにインストールできます。
無料プランの機能は全て使うことができ、ノートのオフライン機能や、先ほど紹介した注釈機能、そして名刺スキャンも利用できるようになります。
その他の機能として、ホーム画面のカスタマイズも可能です。
様々な機能を一覧で見ることのできる画面で、自分なりにカスタマイズすることで効率化をはかれます。
そして、ノートの容量は200MBにアップ。
月間は10GBですので、これでもう困ることはないでしょう。
ノートの機能としてかなりコスパは良いと思います。
ビジネス
続いてはビジネスプランです。
- 月額1100円
- 端末制限なし
- 共有スペース
- アカウント管理
- 組織内データ共有
- ノート上限200MB
- 月間20GB+1ユーザー2GB
ビジネスプランは月額1100円で利用できる最上位プランです。
それでも千円ですから、かなりお手頃感がありますね。
端末制限はもちろんありません。
ビジネスプランでは、「共有スペース」というチャットワークのような機能を利用可能です。
チームでの利用を前提にしていますので、Evernote上のチャットでやりとりをしたり、ビジネスを進めることが可能です。
またそれに伴って、組織のアカウント管理や権限の設定、データ共有なども利用できます。
そして、月間20GBという大容量を利用可能ですので、容量についても申し分ないでしょう。
会社単位で利用する方には非常に便利だと思いますので参考にしてください。
Evernoteの利用方法
Evernoteの使い方を知りたいぷう
続いてはEvernoteの利用方法について解説していきます。
有料プランになるとかなり多機能になりますので、ここでは最低限の利用方法について解説します。
ノート、ノートブックの作成
まず、ノートとノートブックを基準にファイルを作成していきます。
ノート=ファイル
ノートブック=フォルダ
という感覚です。
ノートブックの中に、いくつかのノートを作成していくのが基本です。
ノートブックである程度のカテゴライズを行い、その中に該当するノートをまとめていきましょう。
ノートブックを作る方法はとても簡単で、左メニューのノートブックから新規追加するだけです。
名前を設定するだけの簡単な作成方法になります。
ノートブックができたら、一覧から開き、ノートの新規作成を行いましょう。
ノートの作り方は人それぞれですが、操作方法はワードプレスとほぼ一緒です。
ブログ形式で簡単にノートを作成可能ですので、試してみましょう。
ファイルの共有方法
続いてはファイルの共有方法です。
右上の共有ボタンをクリックします。
次の画面で共有の設定を行います。
一番簡単なのは、共有リンクを作成してユーザーに送る方法です。
もしくはメールアドレスを入力して、Evernoteユーザーに一致する人がいれば、その人に共有することが可能です。
メールアドレス単体にリンクを送ることも可能ですので、適切な権限設定をした後に共有しましょう。
プランのアップグレード
プランをアップグレードする場合は、左上の自分のメールアドレスをクリックします。
そうすると、アカウント情報に飛ぶリンクが出ますのでクリックします。
自分のプランよりも上のプランが表示されていますので、「登録へ進む」から決済を行なっていきましょう。
Skitchとの連携が最強
最後に、Evernoteと連動する上で最強のツールを紹介します。
それがSkitchです。
このツールは、画像のキャプチャーを手軽に行えるソフトになります。
このブログで撮影している画像は、全てこのツールで撮影しています。
矢印や四角も簡単に設置できますので、ブログ運営を行う上で欠かせないですね。
しかも、撮影したデータは全てEvernoteに自動的にバックアップされます。
非常に強力なビジネスツールですので、Evernoteと合わせて必ずダウンロードしておきましょう。
以上がEvernoteの使用方法でした。
ブログアフィリエイターは利用シーンが多いと思いますので、注目しておきましょう。
普段のアイディアメモなんかにも便利ブゥ〜♪