この記事では、Googleのインデックスに役立つWebSub/PubSubHubbubの使い方について解説しているとん
収益化ブログを運営する上で重要なのは、いうまでもなくSEO対策です。
そのSEO対策をする上で欠かせないのが、インデックス。
インデックスとは、Googleの検索エンジンに自分の記事を登録すること
インデックスされなければ、ユーザーが検索で記事を見つけることが出来ない
インデックスされなければ、どんなSEO対策をしても意味がありません。
そして、そのインデックスをより早めることのできる便利なプラグインが存在していますので、本日の記事ではWebSub/PubSubHubbubというワードプレスのプラグインについて解説していきます。
ちなみにこのプラグインは、下記のオススメプラグイン集でも紹介しています。
他にもオススメのプラグインを紹介していますので、ぜひご覧ください。
WebSub/PubSubHubbubとは?
WebSub/PubSubHubbubってなんだぷう?
WebSub/PubSubHubbubとは、記事の更新情報をリアルタイムにグーグルに伝える仕組みになります。
ちなみに、WebSubというのが現在の名称で、PubSubHubbubというのは旧名称です。
WebSub(ウェブサブ)とは、インターネット上の分散型出版-購読型モデル(PubSub)のためのオープン標準プロトコルである。以前はPubSubHubbub(パブサブハブバブ)という名称だった。
元々はデータフィード用のAtomやRSSプロトコルを拡張するために設計された。HTTPを介してアクセスできるデータであればどんなデータ形式にも(例えばテキスト、画像、音声、動画ファイルなど)適用できるプロトコルとなっている。
このプロトコルの主な目的はデータが変更されたことをリアルタイムに通知することである。WebSubはHTTPの通知をPush技術を用いて行う。これはクライアントがポーリングに資源を消費しないで済むため、サーバ上のフィードに一定間隔でアクセスして更新を確かめるポーリングを行うより優れている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/WebSub
ウィキペディアの説明では難しすぎて余計にわからないですね。。。
アルファベットが続くよくわからない単語に見えますが、特に覚える必要はありません(笑)
また、この仕組みの名前がそのままワードプレスのプラグイン名にもなっています。
WebSub/PubSubHubbubプラグインを導入すると、ワードプレスで記事を更新した際、瞬時に更新通知を飛ばしてグーグルへのインデックスを促すことが可能です。
インデックスは検索からの流入に必須の工程なんだとん
WebSub/PubSubHubbubの仕組み
WebSub/PubSubHubbubは、瞬時にGoogleの検索エンジンに記事の更新を伝えるものですが、なぜこの仕組みが必要なのでしょうか?
まず通常Googleに記事をインデックスしてもらう流れは以下の通りです。
- 記事公開
- グーグルのクローラーというロボットがサイトを巡回
- クローラーが記事を検索エンジンに登録
この仕組みでは、クローラーが自分のサイトを巡回するまでインデックスされないので、それなりに時間がかかってしまいます。
Googleはクローラーに頼らない検索インデックスの仕組み作りに取り組んでおり、その仕組みがWebSub/PubSubHubbubになります。
WebSub/PubSubHubbubを使用して記事の更新情報を発信すれば、クローラーが回る前に記事をインデックスすることが出来ますので、より早く自分の記事にアクセスを呼ぶことが出来るのです。
WebSub/PubSubHubbubのメリット
続いて、WebSub/PubSubHubbubを利用するメリットについて紹介していきます。
メリットとして以下の4点が挙げられます。
- 記事の更新情報を瞬時に通知できる
- インデックスを早めることができる
- プラグインを有効化するだけで機能する
- スクレイピングを防げる
記事の更新情報を瞬時に通知できる
WebSub/PubSubHubbubのメイン機能であり最大のメリットになります。
記事の更新情報を瞬時にGoogleに通知することによって、導入前と比べてインデックスされるのが早くなります。
素早いインデックスで少しでも多くのアクセスを集めることが可能になりますので、このメリットは非常に大きいと思います。
また、これを手動でやろうと思ったら、サーチコンソールで1ページずつ行わないといけません。
なのでプラグインを導入して自動で出来るメリットも大きいでしょう。
インデックスを早めることができる
先ほど記載したように、WebSub/PubSubHubbubによってインデックスを早めることが可能です。
インデックス速度の向上は、後ほど解説するトレンド型ブログの場合には特に大きなメリットになるでしょう。
インデックスが早くなるに越したことはないですし、SEOにも結果的に好影響をもたらします。
WebSub/PubSubHubbubを使うことでダイレクトにSEOの効果が高まるということはありませんが、以下の事象から自分のブログ記事を守ることによって正当に記事が評価されます。
スクレイピングを防げる
スクレイピングとは、自分の記事がインデックスされる前に、それを悪用しようとする第三者が丸コピーした記事を先にインデックスしてしまうこと
世の中には悪い人たちがいるもので、インデックスの仕組みを悪用してコピー記事でアクセスを集めようとする人もいます。
実はそれが偽物の記事であっても、Googleは先にインデックスされた記事を本物と判断してしまいます。
ですので、もし自分の記事よりも早く他人のコピー記事がインデックスされてしまった場合、自分が偽物扱いされペナルティを受けます。
そのような仕組みになっていますので、コピー記事を防止するという観点でも、少しでも早く自分の記事をインデックスさせることが大切です。
このメリットもかなり大きいので、覚えておきましょう。
プラグインを有効化するだけで機能する
そしてWebSub/PubSubHubbubプラグインは、他のプラグインに比べてかなり簡単に利用できます。
この機能を手動でつけようと思ったら、それなりの知識が必要になりますので、プラグインを導入する意義はあると思います。
先ほど紹介したオススメプラグイン一覧の記事でも紹介していますが、このプラグインは必須と言ってもいいくらいです。
以下、導入するデメリットについても念の為触れておきますが、基本的にはブログ立ち上げ時に必ず導入しておくべきと思っていいでしょう。
WebSub/PubSubHubbubのデメリット
続いて、検索している方が意外と多いWebSub/PubSubHubbubのデメリットについても触れておきます。
え、あんなにいいことづくめだったのにデメリットもあるの!?
結論から言いますと、WebSub/PubSubHubbubを利用するデメリットはありません。
まさに利用するに越したことがないプラグインですので、必須プラグインという扱いで書かせていただいてます。
あえて挙げるなら以下のようなデメリットがあるかもしれません。
- 更新頻度が多くなりスパムの判定を受ける
- 他のプラグインと競合して不具合が起きる
ただ、今のところWebSub/PubSubHubbubプラグインの利用者でこのようなデメリットを訴えている人は一人もいません。
似たプラグインをすでに導入している場合は機能がバッティングし不具合が起きる可能性はあるかもしれませんが、すぐに対処出来る問題ですので特に影響はないでしょう。
実際にブログを運用していく上で全く問題のないデメリットの範囲ですので、心配せずに利用していただければと思います。
やっぱりいいことづくめだぷぅ♪
効果的なブログ記事
続いて、WebSub/PubSubHubbubプラグインと非常に相性の良いブログ記事のタイプについて解説します。
このプラグインはインデックスを早める機能がメインですので、特にトレンドブログの運用には大いに貢献します。
トレンドブログとは、今現在話題になっているネタをすぐに記事にして爆発的なニュースを集めるスタイル
時事ニュース、ヤフーリアルタイム等で話題になっているネタを扱うと爆発的なアクセスを集めることが可能
ブログを運営するスタイルとして、「トレンド型ブログ」と「中長期型資産ブログ」の2つのパターンが存在します。
また、記事単位でトレンド記事、中長期型記事と分けることもあります。
トレンドネタというのは、リアルタイムで爆発的なアクセスが集まる代わりに、時間が経つにつれて話題性がなくなっていってしまいます。
ですので、通常のやり方で記事を更新していると、インデックスを待っている間にトレンドが終わってしまうこともあります。
そのため、トレンドネタを記事にする場合はいかに早くGoogleにインデックスさせるかがカギになってきます。
WebSub/PubSubHubbubを導入すればトレンド記事にも有利に働き、非常に大きなメリットになるということです。
WebSub/PubSubHubbubのインストール方法
WebSub/PubSubHubbubのインストール方法を教えて欲しいぷう
さて、WebSub/PubSubHubbubの概要はすでに理解出来たと思いますので、実際のインストール方法を解説していきたいと思います。
まずはワードプレスのダッシュボードにいき、左メニューのプラグインをクリックします。
続いて、新規追加をクリックします。
検索窓に「WebSub/PubSubHubbub」と入力し、出てきた検索結果で、今すぐインストールをクリックします。
次に有効化をクリックします。
これでWebSub/PubSubHubbubのインストールが完了です。
WebSub/PubSubHubbubの設定方法
WebSub/PubSubHubbubの設定方法を教えて欲しいぷう
続いて、WebSub/PubSubHubbubの設定方法について解説していきます。
とは言っても、WebSub/PubSubHubbubは基本的にインストールするだけで使用出来ますので、軽く設定画面だけお見せしようと思います。
まずはワードプレスの左メニューの設定からWebSub/PubSubHubbubをクリックします。
次の画面に表示されるのが、WebSub/PubSubHubbubの設定画面です。
入力フォームが1つあるだけで、その他の設定項目はありません。
入力する項目は、すでにデフォルトで設定されていますので、変更をする必要はありません。
また、送信先を追加したい場合は、こちらのフォームに追加して、変更を保存をクリックするだけで完了します。
ただ、よっぽどのこだわりがない限り、すでに設定されている2つの送信先以外を登録することはないでしょう。
以上のことから、このプラグインでは特に設定は必要なく、インストールしただけで利用可能です。
インストールだけで終わるからラクラクだぶぅ〜!
ちなみに、デフォルトで設定されているURLは以下の2つになります。
https://pubsubhubbub.appspot.com
https://pubsubhubbub.superfeedr.com
開いてみるとこのような画面に移ります。
なんのこっちゃわかりませんよね(笑)
特に知る必要性もありませんので、初心者の方は気にしないで大丈夫です。
以上でWebSub/PubSubHubbubの設定は終了です。
Googleのインデックスに役立つプラグイン
最後に、今回ご説明したWebSub/PubSubHubbubの他にGoogleのインデックスに役立つプラグインをご紹介します。
それが、Google XML Sitemapsになります。
それぞれのプラグインの立ち位置について簡単にまとめると、
WebSub/PubSubHubbub:インデックスを早めるプラグイン
Google XML Sitemaps:クローラーが巡回しやすいようにマップを作成し、インデックスを助けるプラグイン
となっています。
Google XML SitemapsはGoogleへの正確なインデックスを行うために必須と言われている、サイトマップというデータを作成し、Googleに送信することが出来ます。
なので、こちらのプラグインもSEO対策を行う上で必須のツールになります。
サイトマップというデータを自動で作成することが出来ますし、それをGoogleのサーチコンソールに登録し直接Googleに送信することが可能です。
SEO対策の第一歩は、Googleに記事の存在を知ってもらって検索エンジンに載せてもらうことです。
これがなくては記事を書く意味がありませんので、まずはGoogle XML Sitemapsを導入しておきましょう。
その上で、インデックスを早めるためにWebSub/PubSubHubbubを導入すれば、インデックスに関しては完璧です。
今回の記事は非常にシンプルな内容となっていましたが、初心者の方にとっても簡単な内容なので、ぜひすぐに実践してみてください。