この記事では、中古ドメインの活用方法について解説しているとん
ブログを立ち上げる時に、必ず取得するのがドメインです。
ドメインはそのサイトの住所のようなもので、ウェブページを本格的に制作する際には、必ず必要になります。
ただ、このドメインというのは、必ずしも新品だけではありません。
実はドメインは他人に譲渡することが可能で、中古のドメインも世の中に多く出回っています。
何かしらの理由でサイトを手放す方がドメインを売ったり、最初から売る目的でドメインを買っている人もいるくらいです。
ドメインはSEO対策でかなり重要な土台になりますので、今後サイトを作る上で、ドメインは中古で買えるということを覚えておきましょう。
今回の記事では、そんな中古ドメインとは一体どんなものなのか、またその活用方法についても解説していきます。
中古ドメインとは？
中古ドメインてなんだぷう？
中古ドメインとは、過去にサイトが運営されていて、誰かが手放したドメインのことを指します。
この中古ドメインは、過去に運営されていた時のSEOの評価を引き継ぎます。
被リンクの数や質なども影響し、活用方法によっては収益につながるドメインと言えるでしょう。
しかし、使い方を間違ってしまうとデメリットを引き継ぐことにもなりますので、その点注意が必要です。
新規ドメインとは？
それに対して新規のドメインがあります。
ブログを立ち上げる際は、一般的には新規のドメインを取得します。
初心者がいきなり中古ドメインで勝負するのはかなりリスクが高いからです。
そして、新規のドメインは自分で名前を決定できるので、自由度が高いのもメリットと言えます。
その代わり、新規ドメインの場合はSEO的な評価が全てゼロの状態からスタートします。
ドメインが成長するには非常に時間がかかりますので、それを１から行うというデメリットもあり、その点も考慮する必要があります。
どちらもメリットデメリットがありますので、こちらの記事を読んで検討してみましょう。
中古ドメインの費用
中古ドメインっていくらくらいなんだぷう？
続いて中古ドメインの相場感について紹介しておきます。
新規ドメインを取得するのが一番コストが安いのですが、中古ドメインの場合はどうなるのでしょうか？
新規ドメインの場合、ドメインにもよりますが取得価格はおおよそ数百円〜3千円程度でしょう。
しかし中古ドメインの場合はその3倍程度はかかる可能性が高いです。
中古ドメインは、今まで運営されてきた歴史が付加価値としてついてきていますので、当然と言えば当然です。
なので、最初に大きなコストがかかります。
しかも、それで絶対に検索上位にいけるという保証もありませんので、そこが難しいところですね。
そして中古ドメインの価格についてですが、これは運営歴やドメインのパワーによって上下します。
一方で、高いからと言ってそれもまた必ずしも良いドメインとは限らないので、中古ドメインの取得には慎重になる必要があります。
ある程度SEOを理解した方が許容できるリスクの範囲で購入するのがお勧めです。
ドメイン転売ビジネス？
余談ですが、ドメインを転売するビジネスというのが存在しています。
前提として、ドメインというのは誰でも購入することができて、しかも早い者勝ちです。
例えば東京オリンピックに関連したドメインを予想して先に取得し、後で転売することで高額で販売することができるのです。
企業にとって、どうしても取得したいドメインというのが存在することがあります。
例えば、無料ブログサービスのnoteのドメインは、note.comです。
ノートは一般的に使われている単語ですので、ここ数年で出てきたnoteは当然ながらそのドメインは取得できませんでした。
サービスの名前と直結するドメインですので、できるところならnote.comは取得したいところ。
なのでnoteはそのドメインの所有者と交渉をして、ドメインを譲り受けたのです。
購入額は不明ですが、相当な金額だったでしょう。
たまたまnote.comを持っていたユーザーはかなりラッキーだと思います。
このように、需要がありそうなドメインを先にとっておいてあとで転売するビジネスもありますので、覚えておきましょう。
中古ドメインのメリット
中古ドメインのメリットを知りたいぷう
続いては、中古ドメインのメリットについて解説したいと思います。
主なメリットは以下の４つです。
- ドメインパワーを引き継げる
- 被リンクを引き継げる
- インデックスが早い
- 検索上位に表示されやすい
ドメインパワーを引き継げる
まず一番のメリットは、ドメインのパワーを引き継げるという点でしょう。
ドメインパワーとは、そのドメインの強さを表す数値で、ドメインのレベルを表す一番簡単な基準になります。
新規で取得したドメインはレベル０から始まるのに対し、中古ドメインを購入した場合はそのレベルを引き継げるので、スタートダッシュが早いです。
そのようなメリットがありますので、覚えておきましょう。
被リンクを引き継げる
続いては被リンクを引き継げるという点です。
被リンクとは、他のサイトに自分のサイトのリンクが貼られていることを指します。
他のサイトに紹介されていることによって、自分のサイトの評価も高くなりますので、被リンクの数もSEOで非常に重要になります。
これも１から集めるのは非常に大変ですので、被リンクを集めた状態でスタートできるのはかなりのメリットになるでしょう。
インデックスが早い
３点目のメリットはインデックスが早いという点です。
通常の新規ドメインでブログを立ち上げると、最初のインデックスに時間がかかります。
およそ1ヶ月くらいはなかなかインデックスがされない状態になりますが、中古ドメインを使用した場合はすぐにインデックスされることが多いです。
「以前のサイトの状態からの継続として運用できる」という点が影響して勢いを引き継げるので、その点も大きなメリットになりますね。
検索上位に表示されやすい
続いて、ドメインパワーなどを引き継いでいますので、検索上位への表示もかなりしやすくなっています。
すでに何十記事も投稿されているような状態からブログをスタートできますので、その分有利です。
スピード感を持ってビジネスを進めたい方にとってはかなりのメリットになるでしょう。
中古ドメインのデメリット
中古ドメインのデメリットを知りたいぷう
続いては中古ドメインのデメリットについて解説していきます。
これを無視してしまうと痛い目にあいますので、注意が必要です。
主なデメリットは以下の５点です。
- 費用が高額
- 悪い評価も引き継ぐ
- 結果が出るとは限らない
- ジャンル選定も重要
- 都合の良いドメインが見つからない
費用が高額
まず中古ドメインは新規のドメインに比べて費用が高額になりがちです。
ドメインパワーが強いほど費用が高額になる傾向があり、最初にその分の投資が必要になります。
サイトを作るときは最初は収益がゼロの状態ですので、なるべく費用は抑えたいでしょう。
ただ、中古ドメインだとどうしてもコストがかかりますので、その点はかなり注意が必要です。
悪い評価も引き継ぐ
悪い評価も引き継いでしまうというデメリットもあります。
中古ドメインはドメインパワーなどのポジティブな情報を引き継げることが大きなメリットですが、一緒に悪い評価も引き継いでしまいます。
以前のオーナーがスパムを行っていたり、ペナルティを受けていたりするとそれも引き継がれてしまいますので、そういうドメインを引かないのが１番の注意点です。
中古ドメインは良いものばかりではないということを覚えておきましょう。
結果が出るとは限らない
３点目は、結果が出るとは限らないという点です。
中古ドメインでパワーの強いドメインを頑張って購入したとして、必ずしも結果が出るとは限りません。
リスクをとってほぼ確実に結果が出るのであればそれを行う意義がありますが、そうともいかないのが難しいところです。
結局は引き継いだドメインと運営するブログのジャンルの相性や運用方法にもよりますので、その点も把握しておきましょう。
ジャンル選定も重要
そして中古ドメインは、ジャンルの選定も重要です。
ドメインパワーが強いからといって、どんなドメインでも買っていいわけではありません。
最低限同じジャンルのドメインを買わないと全てが逆効果です。
特に被リンクについては、同じジャンルの質の良いサイトからの被リンクが重要になりますので、全く関係のないジャンルだと意味がありません。
その点もしっかり覚えておきましょう。
都合の良いドメインが見つからない
そして中古ドメインの難しいところが、なかなか良いドメインが見つからないという点になります。
ジャンルも一致していて、ドメイン名もよくて、パワーも強くて、価格も安い
というそんな都合の良い条件のドメインはそうそう落ちていません。
前提として、前のオーナーはそのドメインを手放しているのですから、何か悪い意味で手放している可能性もあります。
なので、中古ドメインを探すのにはそれなりの時間が必要というデメリットもあります。
中古ドメインの選定方法
中古ドメインの選び方を知りたいぷう
ではここで中古ドメインの選定方法について解説します。
中古ドメインはメリットもデメリットもありますが、それを選定する基準は主に以下の３つになります。
- 被リンクで選ぶ
- ジャンルで選ぶ
- 価格で選ぶ
被リンクで選ぶ
まずは被リンクで選ぶ方法です。
被リンクの数で選ぶのもありですし、数よりも質で選択するのも良いでしょう。
被リンクはSEO対策をする上でかなり重要な部分になりますので、一番慎重に精査する必要があります。
被リンク一つ一つを検索して質を確認するのは大変だと思いますが、失敗確率を下げたい場合は、しっかりリサーチすることをお勧めします。
ジャンルで選ぶ
ジャンルで選ぶのはほぼ必須です。
せめて美容なら美容系というように、ジャンルの大枠だけでも一致している必要があります。
ビジネス系なのに、美容系のドメインを買ってやるとめちゃくちゃなことになります。
それでしたら新規で買った方がマシですので、自分がどのようなジャンルに挑戦するのかを確定してから選定しましょう。
価格で選ぶ
それぞれ予算があると思いますので、価格で選ぶのも良いでしょう。
ただ、妥協しない方が良い場合もありますし、リスクを取り過ぎなくても良い場合もあります。
高ければ良いというわけでもないので、その点非常に難しいですが、どれくらいのリスクを取れるのかを決め、そこで改めて購入するか検討していきましょう。
中古ドメインの調査方法
続いて、中古ドメインの調査方法について紹介します。
ハズレのドメインを引かないために、このような方法でリサーチを行っていきましょう。
まずは被リンクのチェックです。
被リンク数や被リンク元のサイトを確認したい場合は、こちらのツールが便利です。
そして、ドメインの運用歴を確認したい場合は、こちらのツールで確認しましょう。
簡単に調査できて参考になると思いますので、ご自身のサイトでも一度お試しください。
中古ドメインの取得方法
中古ドメインはどうやって取得するんだぷう
では、中古ドメインはどこから購入すれば良いのかについて解説していきます。
基本的には、中古ドメインの販売サイトでドメインを検索し、そこから購入する流れになります。
いくつかおすすめのサイトを紹介しておきますので、検索してみましょう。
中古ドメイン販売屋さん
このサイトはラッコキーワードの姉妹サイトですので、見やすい画面で使いやすいです。
検索機能も充実しており、ジャンルでの検索も可能ですので、ご自身の希望のドメインが見つかりやすいと思います。
アクセス中古ドメイン
続いてはアクセス中古ドメインです。
こちらは結構大手のサイトになりますので、ドメインの登録数がかなり多いです。
パワーランクが同じでも、他社よりも安いことを売りにしていますので、価格の比較をするのにも最適なサイトです。
信用できるサイトですので、ラッコになかった場合、こちらで検索してみるのも良いでしょう。
.jpドメインオークション
続いては、.jpドメインオークションです。
こちらは「.jp」のドメイン限定ですが、お名前ドットコムが運営しているサイトですので、かなり大手になります。
ドメインの登録数も多く、信用のおけるドメインを厳選して扱っていますので、安心できます。
jpが欲しい場合は、まずはここで探してみましょう。
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