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サンクコスト効果とは?5つの事例とブログでの活用法を解説

ジャス㌧

この記事ではサンクコスト効果について概要を解説しているとん

このブログではこれからブログで稼ぎたいという方に向けて情報を配信しているのですが、実は徐々にアクセスが増えています。

最近トレンドアフィリエイトを始める方も多く、今でもブログの副業が人気ということがわかりますね。

一部では、ブログでの副業はすでにライバルが多く飽和していると言われています。

それも事実ではあるのですが、このネット世界では常に新しいトレンドが生まれて、色々な新しいキーワードが誕生しています。

なので、いつ始めたとしても、稼ぐチャンスは転がっているのです。

このブログでは引き続き、ブログ初心者の方に向けた情報を配信していきますので、今後もお役立てください。

さて、本日のテーマは、サンクコスト効果についてです。

久々の〇〇効果シリーズですが、今回のサンクコスト効果もブログで活用することが可能な効果ですので、この機会に覚えておきましょう。

サンクコスト効果とは?

ジャス㌧

サンクコスト効果ってなんだぷう?

まずサンクコストとは、すでに支出したお金でどのような手段を使っても取り戻すことのできないお金のことを指します。

一度資金を投入してしまい、取り返しのつかない支出のことですね。

そしてサンクコスト効果とは、一度資金を投入した状態から後戻りできない状態のことを指します。

例えば、すでに1万円のコストを払っていた場合、その後赤字になって損をする可能性が高かったとしても、その1万円が勿体無くて、さらに投資を進めてしまう状態のことです。

これはギャンブルなどでもありますが、ここまで来たらもう引き下がれないという状況になりますね。

ビジネスではこれを利用してユーザーを後戻りできないようにする手法もありますので、今回はその活用方法について解説していきます。

サンクコスト効果の仕組み

ではこのサンクコストの効果がどのような仕組みなのかについて解説します。

サンクコストが生まれる要因となるのが、損失回避性という心理バイアスが原因になっています。

人間は心理的に、何かを得るよりも何かを失うことの方を嫌います。

なので、すでに支払ってしまったお金もしくは使った時間が勿体ないと思い、後に引けなくなってしまうのです。

よくある例えとして、50%の確率で1万円が貰えるけど50%の確率で1万円を失うチャレンジがあった場合、ほとんどのユーザーはゲームに参加しません。

これは利益よりも損失を恐れているからです。

この効果をビジネスに使うことによって心理的にユーザーをコントロールすることが可能になりますので、ぜひ活用していきましょう。

サンクコスト効果のメリット

続いてはサンクコスト効果を利用するメリットについて解説します。

主なメリットは以下の3点です。

  • 成約率が上昇する
  • 登録率が上昇する
  • 顧客単価が上がる

成約率が上昇する

まずサンクコスト効果を活用することによって、成約率を上昇させることにつながります。

サンクコストはすでにお金を使った人に対する効果がメインですが、そこには手間や時間も含まれています。

ユーザーにある程度の手間と時間をかけさせて、そこまでやったのであれば次も行おうという心理を利用するのがブログでの活用方法になります。

そのためサンクコスト効果を利用することによって、成約率の上昇が期待できます。

登録率が上昇する

続いては登録率が上昇するというメリットです。

これは成約率と同じく、サンクコスト効果を狙って施策を行うことによって、あらゆる登録率を上げることが可能になります。

ポイントはここまでやったら次もやろうと思わせることです。

具体的な手法については後ほど解説します。

顧客単価が上がる

続いては顧客単価が上がるという点になります。

サンクコスト効果は、すでに商品を買ったユーザーに最大の威力を発揮します。

まだお金を払っていないが時間と手間をかけているユーザーよりも、すでに数百円でもお金を払っているユーザーの方が効果を発揮しやすいです。

なので、サンクコスト効果は既存顧客に対したセールスに利用すると効果的です。

この方法を使うことができれば、1ユーザーに対する利益を上げることが可能になります。

コンコルド効果との違いは?

ところで、サンクコスト効果を調べていると同じような「コンコルド効果」という言葉を目にすると思います。

このコンコルド効果とサンクコスト効果の違いは、実はありません。

この二つは同じ意味の言葉になります。

コンコルドというのは、世界初の超音速旅客機として開発が進められていた機体で、数千億円の費用をかけて開発されていました。

しかし、その開発の途中でプロジェクトが赤字になることが明らかになったのです。

にもかかわらず、今までかけた費用がもったいないという心情がメンバーに広がりそのまま開発を続けた結果、数兆円の赤字になってしまいました。

このようなことがあったので、サンクコスト効果のことをコンコルド効果と呼ぶことがあるのです。

同じ意味ですので、予備知識として覚えておきましょう。

「サンクコスト効果=コンコルド効果」と覚えよう!

サンクコスト効果の実例

ジャス㌧

サンクコスト効果の実例を知りたいぷう

サンクコスト効果について、身近な例を5つ出していきたいと思います。

  • 服の整理
  • 映画鑑賞
  • 読書
  • ゲームやギャンブル
  • 投資

服の整理

身近な例としてわかりやすいのが服の整理です。

もしかしたら経験があるかもしれませんが、服の整理をする際に、過去に買った着ていない服をなかなか捨てられないという状態があるでしょう。

これもサンクコスト効果になります。

昔買った服でそれを3年着ていないとしても、それに3万円支払っていたら、捨てたくないという感情が湧くでしょう。

3年着ていないとなると今後も着ることはないでしょうし、捨てるか売るのが正解だと思います。

ただ、心情的にはすでにコストを払ってしまっているので、手放したくないという感情になってしまうのです。

映画鑑賞

次は映画鑑賞です。

映画鑑賞をする際には、当然ながら料金がかかります。

お金を払って見に行ったものの、予想以上に映画がつまらなかった場合、本当なら帰りたいでしょう。

ただ、ほとんどの方は、一度料金を支払っているのでそのまま最後まで映画を見続けることになります。

またお金と同時に時間も使っています。

ここまで見てしまったのだから、最後まで見ようという心情も働きます。

ここで見るのをやめてしまうと、今まで見た時間を無駄にしてしまうという心情が生まれるので、これもサンクコスト効果と言えます。

読書

読書も映画と同じく、それに使ったお金と時間にサンクコスト効果が働きます。

途中まで読んでつまらなかったとしても、どうせなら最後まで読んでおこうとなるのです。

ゲームやギャンブル

そしてゲームやギャンブルもサンクコスト効果の代表例でしょう。

特にギャンブルではその効果が顕著です。

パチンコなんかでも、すでに3万円も使って負け続けているにもかかわらず、ここでやめたら損失が確定するので、勝つまで続けるという方が多いです。

本来であれば、早めに切り上げていれば損失を抑えることが出来ていたにもかかわらず、さらにお金を使ってしまうのがギャンブルです。

ギャンブルはこのサンクコスト効果を上手く使った商売と言えるでしょう。

投資

そして副業で実践している方も多いと思いますが、投資にもこれが当てはまります。

FXなんかでも、何万円かをすでに投資してしまって含み損を抱えていたとしても、ここでやめたら損失が確定するというシチュエーションがあります。

多くの方はそのシチュエーションにおいて損切りをすることが出来ません。

今まで使ったコストのことを考えて、勝つまでやろうとなるのです。

これがサンクコスト効果の恐ろしさですので、投資を行う際には十分な注意が必要です。

サンクコスト効果をブログで活用する方法

ジャス㌧

サンクコスト効果をブログで活用する方法を教えて欲しいぷう

ではここでサンクコスト効果をブログで活用する方法について解説していきます。

有効的な活用方法は以下の5つです。

  • お試し版の提供
  • 特典で無料コンテンツ
  • 会員のランク付け
  • 入会金や年会費
  • リマーケティング

サンクコスト効果は、少し意識するだけでブログの収益化に役立ちます。

さらに顧客の単価を上げることも可能になりますので、この効果を参考にユーザーの心理を考えるようにしていきましょう。

お試し版の提供

まず一番簡単な方法としては、お試し版を提供することです。

自社の商品を販売する場合において、この手法が最もサンクコスト効果を発揮できます。

無料という時点で成約率が上がりますし、一度商品を使ってしまうと、引き続き継続したいと思わせることもできます。

とことん商品を使ってもらい、ここまできたら有料版も使うしかないという状態にすれば、有料版の購入率を上げることが可能です。

また、アフィリエイトを行う場合においても、無料お試し版がある商品を扱えばその後の商品の成約率が上がるでしょう。

他の法則でもそうですが、最初の無料お試しがいかに重要かがわかると思います。

なのでマーケティングに迷ったら「ひとまず無料でお試しさせる」という手段を考えましょう。

特典で無料コンテンツ

続いての方法は、特典として無料のコンテンツを配信するというやり方になります。

これはできればメルマガ登録などのオプトインをさせたユーザーに行うと良いでしょう。

なおかつ特典は数種類用意し、全て連番で配信します。

特典1〜特典4までを集めることによって、初めて意味を成すような特典にできたら理想です。

無料の特典を連番で配布することによって、途中まで進んだユーザーは次も読みたいと思います。

途中で止めるのは何か気持ち悪い感じになってしまうような、あえて中途半端な形で次へ繋げればさらに継続率は上がるでしょう。

少し手間はかかってしまいますが、ステップメールなどの継続率を上げるために、このようなサンクコスト効果が活用できます。

会員のランク付け

続いては会員のランク付けです。

こちらは上級者向けで、自分のコンテンツの会員を作れる方に限ります。

会員のランク付けをすることによって、これもサンクコスト効果で、さらに上を目指したいと思わせることが可能です。

すでに下の会員で費用を払ってしまっているのであればなおさら後には引けず、さらに上のプランを購入してくれる可能性もあります。

ここまできたのだから後には引けないという状況にすることが重要になりますので、有効活用していきましょう。

入会金や年会費

続いては入会金や年会費を取るというやり方になります。

主にオンラインサロン系になると思いますが、入会金や年会費を払ってもらうことによって、途中で辞めづらくなります。

入会金ははじめに払う必要があるお金で戻ってきません。

なおかつ再入会する時にまた支払う必要がありますので、一度入ったら抜けづらくなります。

また年会費も同様に、年額課金だと1年間はひとまず続けたくなってしまいます。

サンクコスト効果を発生させるために、多少の出費を先にさせるというやり方を覚えておきましょう。

リマーケティング

最後のやり方がリマーケティングです。

リマーケティングとは既存の顧客や一度ページを訪れたユーザーに再びセールスをかけることを意味します。

サンクコスト効果を最大に発揮させるには、すでにお金を払っている既存顧客に対して追加のサービスを提案するというやり方が一番です。

特にバックエンド商品といって、最初の安い商品を買った後、高いプランを提供するやり方を行うと、かなりの成約率で商品が売れます。

これはすでに財布の紐を緩めてしまった後のユーザーに対してすぐにセールスを仕掛けることによって、次の買い物のハードルが下がり、買ってもらいやすくなるという仕組みです。

それ以外でも、しばらく時間が経った状態で、次の関連商品をセールスすると、新規の見込み客にセールスするよりも商品が売れやすくなります。

これはサンクコスト効果が働いて、すでに払ってしまったお金を無駄にしないために、次の投資を行うという心理を動かしているからです。

このようにサンクコスト効果はネットビジネスの世界でも多く使われ、活用することが可能ですので、ぜひお試しください。

以上がサンクコスト効果の解説になります。

ジャス㌧

うまく利用して成約率を上げてくブゥ〜!