この記事では、返報性の法則とブログへの活用方法について解説しているとん
今回もネットビジネスに活用できる法則シリーズの解説です。
あなたは今まで、「返報性の法則」という言葉を聞いたことがありますか?
おそらく、この手の法則の中で一番有名だと思います。
この法則が使われるのは、主に恋愛系です。
また、この法則はシンプルですので、ネットビジネスに活用しやすいです。
稼いでいるプロジェクトのほとんどは返報性の法則を活用していますので、この法則は必ず覚えておきましょう。
特にブログビジネスやそこからキャッシュポイントを作りたい方にお勧めです。
また、今後ブログ単体ではなく、リストを収集して稼ぐDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)に進む方も多いと思います。
その際にも返報性の法則は幅広く利用できますので、この機会に覚えておくと今後役に立つと思います。
返報性の法則とは?
返報性の法則ってなんだぷう?
返報性の法則とは、人から何かをしてもらった時に、そのお返しをしてあげたいと思ってしまう人間の心理になります。
例えば、バレンタインデーにチョコを貰ったら、お返しをあげないと申し訳ないと思ってしまうと思うのですが、それが返報性の法則になります。
主に恋愛系の話で使われることがあるのですが、この法則は実はビジネスのシーンでも多く活用されています。
多くの方がその法則に乗っかってマーケティングを行っており、ユーザー側も知らず知らずのうちに、その心理を利用されていることが多いです。
ですので、今回の返報性の法則を学び、自然とビジネスで活用できるようになりましょう。
活用するメリット
まず返報性の法則を活用するメリットから紹介したいと思います。
メリットは主に以下の4つです。
- 登録率が上がる
- 離脱率が下がる
- リピーターが増える
- 成約率が上がる
登録率が上がる
まず返報性の法則を活用することによって、メルマガなどの登録率を上げることが可能になります。
詳しいノウハウは後ほどお教えしますが、特典などをつけてメルマガへの登録を促すことによって、登録率が大幅に上がります。
最初に無料で何かを与えることの効果は大きいので、返報性の法則を活用するメリットは大きいです。
離脱率が下がる
次に離脱率が下がるというメリットがあります。
何かの価値を無料で提供することによって、ユーザーに対してこの先も読もうという気持ちにさせることが可能になります。
またユーザーは次のプレゼントを期待することもありますので、プロジェクトの途中で離脱しづらくなります。
ユーザーは無料で価値を貰っている以上、この先の内容も読んであげようという感情にもなりますし、有料商品を打った際の反応も上がりますので、大きなメリットになります。
リピーターが増える
返報性の法則は継続的に利用することが可能になりますので、リピーターを増やすことが可能になります。
繰り返しユーザーに無料で価値を与えることによって、ユーザーはそれを受け取りたいという気持ちになります。
その結果リピート率を上げることができます。
また、無料で価値をもらう代わりに、情報を受け取った時には有料のコンテンツを買ったりと、お返しをしてくれることも多いです。
ですので、返報性の法則を活用してリピーターを増やせるメリットは相当大きいでしょう。
成約率が上がる
最後に、有料商品を販売する際は特にですが、事前に無料で特典を提供してあげるだけで、商品の成約率を上げることが可能になります。
無料の特典をもらうことによって、そのお返しをしたいという気持ちが自然に芽生えます。
そうなると、この先の有料商品も購入してくれる可能性が一気に上がるでしょう。
もちろん全てのユーザーではないですが、この法則を利用することで自然と心理状況が変化し、成約率が上がる傾向にあります。
ネットビジネスではどれも大事な項目だとん
返報性の法則の活用シーン
続いて、返報性の法則をどのようなシーンで活用すればいいのかについて紹介します。
主にネットビジネスの世界では以下のような3つのシーンに活用されることが多いです。
- オプトイン
- プロダクトローンチ
- アフィリエイト
オプトイン
まずはオプトインです。
オプトインとは、ユーザーにメルマガやラインへ登録してもらうことを意味します。
顧客のリストを集めそこに情報配信を行うのは、ネットビジネスの基本中の基本です。
今はブログだけかもしれませんが、いずれは行うことになるでしょう。
そうすることでさらに収益を自動化することも可能になり、収益率も一気に向上します。
その際に、返報性の法則が多用されています。
一番簡単なのは、無料の特典を先にあげることです。
そうすることによって、ユーザーがメルマガなどに登録してくれます。
オプトインの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
プロダクトローンチ
ネットビジネスの世界では、プロダクトローンチという手法がよく使われます。
メールや動画を細かく送っていくことによって、ユーザーに教育を行い、商品を成約させるビジネス手法です。
この際、離脱率を下げたり、商品の成約率を上げるために、無料の特典を提供することが多いです。
また、セールス動画というわけではなく、動画の中でもきっちりノウハウを無料で公開することによって価値を与えることが可能になります。
このように大きくプロジェクトで稼ぐ場合、返報性の法則が多用されていますので、覚えておきましょう。
アフィリエイト
ブログなどで行うアフィリエイトでも活用することが可能です。
何かのアフィリエイト商品を成約させたい場合、事前に価値を提供することによって、商品を購入してもらいやすくします。
例えば、ダイエット方法をまとめた教材を無料で提供し、その中でアフィリエイト商品を紹介するというやり方になります。
ユーザーは無料で商品をもらいつつ、返報性の法則でお返しをしたいと思ってくれます。
自然な流れでアフィリエイトすることが可能になりますので、活用できるでしょう。
また、ウェブメディアサービスのnoteでもこの方法は活用できます。
ほとんどの記事を無料公開し、価値を先に提供します。
そして収益化したい記事だけを有料化することによって、普段から無料で情報をもらっている読者から購入される確率が上がります。
このようにブログやnoteでは普段の記事自体が価値のある情報になることもありますので、覚えておきましょう。
返報性の種類
返報性の種類について知りたいぷう
このようなメリットがある返報性の法則ですが、実は返報性には4つの種類が存在しています。
まずはその4つの種類について解説していきます。
- 好意の返報性
- 敵意の返報性
- 譲歩の返報性
- 自己開示の返報性
好意の返報性
好意の返報性とは、恋愛の話でよく使われる、相手から受けた好意を返したくなるという心理になります。
相手に親切にされると自分も親切にしたくなるという心理はビジネスのシーンでも活用されます。
普段からユーザーのコメントに返信してあげたり、親切な対応をしていると、ユーザーからの好感度を上げることが可能になります。
そうすることによって、商品を販売した時に購入してもらいやすくなるのです。
なので、どんなユーザーへの対応も蔑ろにせず、普段から親切に接することを心がけましょう。
敵意の返報性
敵意の返報性とは、相手に向けられた敵意をそのまま敵意で返したくなるという心理です。
好意の返報性の真逆ですね。
なので、ネット上で攻撃的なことを言うと相手からも攻撃されやすくなってしまうということを覚えておきましょう。
譲歩の返報性
続いては譲歩の返報性です。
譲歩の返報性とは、相手から何かを譲ってもらったらこちらも譲ってあげたくなってしまうという心理になります。
これはビジネスの交渉の場でよく利用されます。
例えば、希望の見積もり額が10万円だとします。
交渉相手が8万円への値下げを要求しています。
その場合、9万円に価格を下げてあげて誠意を見せることによって、交渉相手もそれを返そうと、9万円で折り合いをつけてくれることがあるのです。
交渉の場では、ドアインザフェイスと呼ばれています。
活用できるシーンがあると思いますので、覚えておきましょう。
自己開示の返報性
自己開示の返報性とは、自分がオープンな態度で接すると相手もオープンな態度で接してくれるという心理です。
特に初対面の場合、自分のことを隠しながら相手に接していると相手も心を開いてくれず、関係が進まないことが多いです。
なので自分のことを包み隠さずオープンに接することによって、相手も心を開いてくれることが多いのです。
これはビジネスシーンでは、クロージングの場で活用されることが多いです。
商品を成約してもらうための営業では、自分のことをオープンにすることによって相手に心を開いてもらい、商品を買ってもらいやすくなるのです。
なので、ブログ等では、自分の失敗談を含めた過去をプロフィールなどで積極的に開示することをお勧めします。
返報性の法則をブログで活用する方法
ブログで活用するにはどうすればいいんだぷう?
では、この返報性の法則をブログに活用するにはどうすればいいのか?について解説したいと思います。
ポイントは以下の5つです。
- 無料特典を先に渡す
- 有料級コンテンツを無料公開する
- リクエストや問い合わせに応える
- 自分の過去を赤裸々に公開する
- 無料コンサルしてあげる
無料特典を先に渡す
まず一番簡単な方法として、無料の特典を先に配布するという手法があります。
これから販売したい商品に関連した、ちょっとしたコンテンツを無料で提供することによって、返報性の法則を利用する一歩を踏み出すことが可能です。
とにかく先に何かを渡してしまうことで相手の感情を動かすことができるのです。
この点をしっかり意識しておけば、自然と成約率を高めることが可能になります。
例えばFXでしたら、普段のメルマガなどで無料の相場レポートを配布するなど、価値を提供していくことが後の利益に繋がります。
有料級コンテンツを無料公開する
続いては、有料商品として販売するレベルの商品を無料で公開してしまうというやり方です。
例えばFXのノウハウやシグナル配信、ツール等がわかりやすいですね。
もちろん、その後ろのキャッシュポイントを残しておくことは重要ですが、できる限り無料で提供してしまうことで、その延長で商品が購入されることがあります。
FXのロジックを無料公開し、自動で取引したい方には自動売買を販売するという方法であれば、成約が取りやすいです。
リクエストや問い合わせに応える
リクエストや問い合わせに応えるというやり方も効果的です。
これは非常に地味なやり方なのですが、このような地道な活動がリピーターやファンの獲得につながります。
ブログなどで情報を配信していると、稀に記事のリクエストをもらうことがあります。
それに親身に応えることによって、先に恩を売ることができます。
そうなると有料商品を購入してもらえる可能性が高まります。
また、問い合わせや質問に答えるということは、先に相手に親切にしてあげることになります。
後にそのお返しがくる可能性がありますので、しっかり対応していきましょう。
自分の過去を赤裸々に公開する
4つ目のポイントは、自分の過去を赤裸々に公開するという点です。
過去の失敗経験や抱えているコンプレックスなど、なるべく人に知られたくない部分を公開することによって、相手の心を開くことが可能になります。
一気に距離が縮まりますので、今後の販売活動も有利に進むでしょう。
無料コンサルしてあげる
最後に、無料コンサルをしてあげるというやり方もあります。
これも価値提供の一環で、無料で相談させてあげることによって、相手の心を開かせることが可能になります。
「無料でここまでしてくれたんだから有料の商品も購入してあげよう」という気持ちが芽生えることがありますので、こういった意識を持つことも重要だと思います。
返報性の法則を利用する際の注意点
何か注意点はあるのかぷう?
この法則を利用する際の注意点は2つあります。
- 見返りを求めすぎない
- 高額なものを与えすぎない
まず、「これをしてあげたから、これをしてください」というように、見返りを露骨に求めてしまうと、相手から引かれてしまうことがあります。
ですので、そのことには触れずに「返ってきたらいいな」くらいのモチベーションで取り組みましょう。
また、あまりに高額なものや、無料でコンテンツを渡しすぎるとそれが普通になってしまいますので、適度にしましょう。
適度に渡さないと、有料商品を販売した時に「お金を取るのか」というクレームにつながります。
ですので、あくまで有料商品がある前提で、無料の商品も配るというスタンスにしましょう。
以上が返報性の法則の解説でした。
多くのシチュエーションで活用できますので、利用してみましょう。
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