この記事では、WordPress Popular Postsの設定方法について解説しているとん
当ブログでは、収益化ブログを構築する上で便利なプラグインについて今まで多く紹介してきました。
今回は、ブログのサイドバーに人気記事を一覧表示できるプラグイン「WordPress Popular Posts」について解説していきます。
今やほとんどのブログサイトで使われているプラグインになりますので、この機会にぜひ使ってみましょう。
WordPress Popular Postsとは?
WordPress Popular Postsってどんなプラグインなんだぷう?
WordPress Popular Postsというプラグインは、ブログのサイドバーに人気記事を一覧で表示することの出来るプラグインになります。
ワードプレスには最初からいくつかのウィジェットパーツが用意されています。
しかし、自分のブログの人気記事を「ランキング表示できる機能」は元々はついていないため、プラグインで対応する必要があります。
実際Googleで検索上位に出てくるブログのほとんどには、サイドバーに人気記事が一覧で表示されています。
その多くの方がWordPress Popular Postsをインストールして使用していますので、この機会に概要は知っておきましょう。
WordPress Popular Postsで出来ること
それでは、WordPress Popular Postsではどのようなことが出来るのかについて解説したいと思います。
- 人気記事をランキング表示
- 統計情報の確認
WordPress Popular Postsは、メインの機能として、人気の記事を一覧にして並べるという役割があります。
その役割だけでもブログを作る上ではかなり重要です。
プラグインの中では、かなりシンプルな機能に特化していますが、かなり細かい設定が可能です。
設定については後ほど詳しく解説しますので、そちらをご確認ください。
また、人気の記事を並べるという役割の他に、統計情報の確認も可能です。
人気の記事を並べるということは、当然記事のアクセス数などの情報を取得しているため、その付随機能として各記事の統計情報も閲覧可能です。
ただ、ここでの統計情報はあくまで参考程度です。
実際記事のアクセス数を確認する上で有効な手段はGoogleアナリティクス、もしくはJetpackの使用です。
こちらについては別記事で解説していますので確認してみてください。
メリット
続いて、WordPress Popular Postsを利用するメリットについて紹介したいと思います。
メリットは主に以下の3つです。
- ユーザビリティが向上する
- 直帰率が下がる
- 滞在時間が上がる
ユーザビリティが向上する
まず第一に、人気記事を表示することによってユーザーにとっての利便性が上昇するでしょう。
そのブログでアクセスの多い記事ということは、世間的に需要のある記事である可能性が高いです。
基本的にブログに掲載しているネタは、特定のジャンルに絞った専門性の高い内容ですから、特定の記事で集まったユーザーは他の記事にも興味を引きやすい傾向にあります。
さらにそれが人気の記事ですと、同じ悩みを持ったユーザーがその記事を上から順番に読んでくれる可能性もありますよね。
なので、人気の記事を表示するというのはユーザーにとって非常にありがたいことなのです。
人気の記事には人気の理由がありますので、その存在をユーザーに知らせることは非常に重要になります。
直帰率が下がる
人気記事の表示は運営側にもメリットがあります。
まず、直帰率が下がるというメリットがあるでしょう。
ユーザーが検索を経由して記事に訪れた際、他記事への導線を作らないとユーザーが別サイトへ逃げてしまいます。
それを防ぐための施策として、人気記事の表示が最適です。
理由としては、先ほど記載したように、ユーザーにとって興味のある内容が人気記事に上がる可能性が高いからです。
しかも、人気記事を並べる場所は大抵サイドバーです。
PCで閲覧しているユーザーは、記事の横にあるのですぐに見つけることが出来ますし、スマホの場合は記事を読み終った後に表示されます。
ユーザーが逃げる前に、次に興味の出そうな記事を提供出来ます。
直帰率が下がることによって、SEOに良い影響があり、さらに新規のユーザーを呼び込めるでしょう。
詳細はこちらの記事を参考にしてください。
滞在時間が上がる
そして直帰率の低下に伴ってブログの滞在時間も上がるでしょう。
閲覧する記事が増えるので、当然その分ブログに滞在する時間が延びると考えられます。
滞在時間の上昇もSEOに好影響をもたらしますので、WordPress Popular Postsを設置することは大きなメリットになります。
WordPress Popular Postsはメリットだらけだとん
WordPress Popular Postsのインストール方法
WordPress Popular Postsのインストール方法を教えて欲しいぷう
ここからはWordPress Popular Postsのインストール方法についてです。
まずは、ワードプレスのサイドバーからプラグインを選択します。
次に新規追加をクリックします。
その次に、WordPress Popular Postsを検索し、今すぐインストールをクリックしましょう。
次に有効化をクリックします。
これでWordPress Popular Postsのインストールは完了です。
WordPress Popular Postsの設定方法
WordPress Popular Postsの設定方法を教えて欲しいとん
インストールが完了しましたら、いよいよ設定に移ります。
まずは、ワードプレスの左メニューの設定から、WordPress Popular Postsを選択しましょう。
その次の画面が基本となる画面です。
この画面では主に、記事の統計情報を確認することが出来ますので、定期的にチェックすると面白いでしょう。
設定へ移るには上部のツールをクリックします。
設定項目は主に以下の3つになります。
- アイキャッチ画像
- データ
- その他
アイキャッチ画像
ここではアイキャッチ画像に関する設定が出来ます。
デフォルトのアイキャッチ画像
こちらの設定項目では、ランキングに入っている記事にアイキャッチ画像が設定されていなかった場合、どの画像を表示するのかを設定します。
基本的にはすでに設定されているデフォルト画像で問題ないでしょう。
画像の取得元
こちらの項目は、人気記事一覧に表示する画像をどこから取得するのかについて設定できます。
基本的には、記事に設定されているアイキャッチ画像から取得するのが一番自然でしょう。
その他、「本文内の最初の画像」「最初の添付ファイル」「カスタムフィールド」から選択が可能です。
ただ、どれもマイナーな設定ですので、アイキャッチ画像から取得に設定しておけば特に問題はないと思います。
特別な理由がない限りアイキャッチ画像から取得で間違いないとん!
Lazy Load
続いてこちらの項目は、画像の遅延読み込みについての設定です。
WordPress Popular Postsは人気記事を一覧にするので、必然的に画像を表示する枚数も多くなってしまいます。
何位まで表示するのかにもよりますが、基本的には10位くらいまで表示すると思いますので、10倍の画像が画面内に増えることになります。
画像によってはページの読み込み速度が遅くなる可能性があるため、それをなるべく防止するための機能が、Lazy Loadです。
ページを開いた時に一気に画像を読み込むのではなく、スクロールに合わせて順番に画像を読み込むことによって、読み込み時の負荷を抑えているのです。
この機能は別のプラグインにもありますので、意味は覚えておきましょう。
データ
ここでは、アクセス数を元にしたデータをどのように管理するのかを設定出来ます。
閲覧を記録する対象者
誰のアクセスを参考にランキングを設定するのかを決める項目です。
全員
ログイン中のユーザーのみ
訪問者のみ
という選択肢がありますが、全員もしくは訪問者のみの設定で良いでしょう。
訪問者のみという設定にした場合、ブログの運用者が自分でページを閲覧した分のアクセスが集計から除外されます。
自分のアクセスが気にならなければ全員の設定でも問題ないとん
ログ上限
データの保存期間を選択可能です。
無効
データー保存期間
のどちらかを選択可能です。
サーバーの容量や負荷を気にする方は、データ保存期間を90日程度にすると良いでしょう。
長いところは180日程度に設定しているようですが、90日くらいがちょうどいいです。
そこまで気にしないという方は無効でも問題ありません。
ウィジェットをAJAX化
キャッシュ系のプラグインを使っている場合、WordPress Popular Postsとの相性が悪く正しく集計されないことがありますので、この設定を有効にした方が良いです。
キャッシュ系のプラグインを使用していない場合は、無効でも問題ありません。
データキャッシュ
トラフィックの多いサイトでは有効にすることが推奨されていますが、そこまでアクセスが多くないサイトでも有効にしておいて損はないと思います。
キャッシュ更新間隔
キャッシュを更新する間隔を設定します。
特に理由がない方は、デフォルトの1分で問題ないでしょう。
データサンプリング
アクセスの多い大規模なサイトでは有効にするとパフォーマンスが向上する可能性があります。
ただ、小中規模のサイトではそこまでの変化はありませんので、無効で問題ありません。
その他
リンクの開き方
人気記事をクリックした際に、現在のウィンドウでそのまま開くか、新しいタブまたはウィンドウで開くのかを選択できます。
特別な理由がある場合は別タブで開く設定でも良いと思いますが、基本的に自分のブログ内の内部リンクへ飛ばす目的のため、同一ウィンドウで開く設定で問題ないでしょう。
プラグインのスタイルシートを使う
こちらもほとんどの方は、デフォルトの有効状態が良いと思います。
プラグインで最初から設定しているCSSを使用するのかという設定ですが、わざわざ自分でCSSを別で用意して設定する上級者はなかなかいないと思います。
初心者には無縁の話ですので、特に設定は必要ありません。
そして、画面下のキャッシュを空にするという項目と全てのデータを削除という項目は、設定をやり直す際に使います。
何かしらの理由で今表示されているランキングのデータを削除し、リセットしたい場合に削除を行いましょう。
ただ利用シーンはほとんどないため、補足情報として覚えておくと良いと思います。
以上で初期設定は完了だとん
ウィジェット設定でサイドバーに表示しよう
上記のやり方で、WordPress Popular Postsの初期設定は無事完了したと思います。
ですが、WordPress Popular Postsは初期設定をしただけでは表示されません。
次にやるべき作業として、ウィジェットの設定が必要になります。
ワードプレスの左メニューから、外観→ウィジェットを選択します。
そうするとウィジェットの中に、WordPress Popular Postsという項目がありますので、それを設置したい箇所に持っていきます。
これでWordPress Popular Postsの設置が完了です。
そしてここでも、細かい設定が可能です。
基本的に、難しい項目はなく記載事項の設定をしていくだけですが、軽く解説しておきます。
タイトルは「人気記事」「オススメ記事」など、このウィジェットのタイトルを設定します。
最大表示数は、何位まで表示するのかの項目になります。
一般的には5位〜10位くらいを表示することが多いですね。
ソート順は何を基準にランキングを決定するのかになります。
総閲覧数は今までの累計閲覧数。
コメント数はコメントの数で順位付け
1日の平均閲覧数は、1日あたりの閲覧数で順位付け
という設定になります。
特に理由がなければ、総閲覧数で問題ありません。
ここでは、どの範囲でランキングを決めるのかを設定します。
計測期間では、ランキングを決めるための期間指定が可能です。
投稿タイプでは普段の投稿や固定記事までを含めるか、またその他のページを含めることも可能です。
投稿設定に関しては、設定によって表示のされ方が変化しますので、プレビューを確認しながらお好きなデザインに設定してみましょう。
統計タグの設定についても、どこまで情報を表示するのかを設定できます。
表示をしたい項目にはチェック、したくない項目には空白でOKですので、自分好みに設定してみましょう。
WordPress Popular Postsの設定方法は以上になります。
誰もが利用している人気プラグインなので、ぜひご自身のブログにも導入してみましょう。