この記事では、商品の成約率を上げるステップメールについて解説しているとん
ブログで稼ぐ方法は、ブログ上で完結するものにとどまりません。
ブログという媒体はあくまで集客をするための媒体であり、そこから様々な手法でキャッシュポイントを作っていきます。
その上で、メールというのは今でも重要なマーケティング手法の一つとなっており、多くの企業で活用されています。
今回の記事ではステップメールという手法に注目し、その活用方法などを解説していきます。
ただ、メールという連絡手段は以前と比べ衰退してきている事実があります。
今現在、ユーザーに情報を送る手段としてはLINEが一般的なものになっています。
ステップメールという言葉が一般的なので、メールを基準に記事を書きますが、これらの手法はLINEでも応用できるという点を覚えておいてください。
ステップメールとは?
ステップメールってなんだぷう?
ステップメールとは、あらかじめ書いたメールを一定の間隔で自動で送信し、自動でユーザーに営業を行う仕組みを指します。
ネットビジネスの業界では、10年以上前からステップメールが活用されています。
ネットビジネスで稼ぐ上で、このステップ配信というのは欠かせないもので、大きく稼いでいる人で利用しない人はいないくらいです。
効率的にネットで集客し、そして商品を販売する上で最も有効な方法となりますので、今後大きく稼ぎたい方は日頃から意識しておきましょう。
特に、ステップメールをいきなり自分で作るのは難しいです。
まずは他の人が行っているメールに登録してみて、どのような流れでステップを組んでいるのか学習することをお勧めします。
メルマガとの違いは?
メルマガとは違うトン?
「メルマガとは何が違うの?」という質問をよくされますので、まずはそちらについて解説します。
まずはメルマガとは、企業や個人が会員に対し、リアルタイムで近況やお役立ち情報、最新商品などを逐一送る手法になります。
特に定められたシナリオはなく、定期的に、もしくは情報を発信するタイミングが来たら送るのがメールマガジンです。
主な目的としては、会員の維持や最新情報の送付、ユーザーとの交流になります。
対してステップメールは、あらかじめ決められたシナリオが一通り決まっており、それを決まった時間に流れるように送ります。
その内容はある程度決まっており、季節や月に関わらず、登録したその日から換算して自動的に決まった内容が送られます。
リアルタイム性はありませんが、その分手間なくセールスに特化した内容を送れるのが魅力です。
このように、通常のメルマガとステップメールでは、目的や主旨が全く違うことがわかります。
基本的にステップメールの配信が一通り終わった後、通常のメルマガに読者を移行し、会員を維持するのが王道です。
ステップメールのメリット
続いてはステップメールのメリットについて解説します。
主なメリットは以下の4点です。
- ユーザーの教育ができる
- 成約率が上がる
- 多くの情報を配信できる
- 自動で運用できる
ユーザーの教育ができる
まずはユーザーの教育ができるという点です。
基本的にビジネスを成功させるためには、自分の発信している情報が一番と思ってもらうためにユーザーを教育する必要があります。
ステップメールでユーザーを教育することによって、ユーザーを自分のファンにすることもできますし、それによって成約率に大きく影響が出ます。
成約率が上がる
ステップメールによって教育されたユーザーに商品をセールスすれば、強烈な成約率を叩き出すことも可能です。
一度ファンになってしまえば、どんな商品を売ったとしても買ってくれる人がいるくらいです。
ただ単にブログに広告を貼っているだけでは、商品の成約率は1%未満でしょう。
これをステップメールを利用することによって、価格によっては30%というような成約率を出すことも可能です。
えーーっそんなに!?
ステップメールは効率よく商品を売る上でかなりのメリットになることがわかります。
多くの情報を配信できる
そしてステップメールでは、多くの情報を順番に連ねることによって、効率よく情報を配信することが可能になります。
一つのメールでは解説しきれない内容を、順を追って解説することによって、さらにユーザーの理解度も深まります。
自動で運用できる
そして何よりも、自動化できるという点がステップメールの利点です。
ステップメールは、今までプレゼン資料で一人一人の顧客に対して営業をかけてた作業を、全自動で多数に行うことができる仕組みです。
プレゼン資料の内容を1ページずつ自動で見込み客に送って、自動でセールスを行えるのです。
このメリットは効率を重視したネットビジネスを行う上で、かなり大きいでしょう。
ステップメールの構築手順
ステップメールの作り方を知りたいぷう
ではそのステップメールの構築手順について解説します。
以下の流れに沿ってステップを構築していくと非常に効率が良いです。
最初は大変だと思いますが、少しずつ取り組んでいきましょう。
- 目的を明確にする
- ステップの計画を立てる
- シナリオ構成
- タイトル作成
- 本文作成
- 配信システムにセット
- 動作テスト
- オプトイン
- 計測・改善
目的を明確にする
まずは目的を明確にするところから始めます。
普通のメルマガでしたら、特にゴールがなくても日常配信を行えば良いのですが、ステップはそうはいきません。
最終的なゴールに向けてステップを組んでいきますので、何をするためにステップを構築するのかを決めましょう。
目的は概ね以下のようになると思います。
- 自社コンテンツの販売
- アフィリエイト
このどちらかになると思いますし、何を売るのかを決めておかないと、何も始まりません。
ですので、まずは目的を明確にしましょう。
ステップの計画を立てる
目的が明確化したら、次はステップの計画を立てます。
この作業は次のシナリオ作成と同時に行っていくと良いでしょう。
考えるべきポイントは以下の3点です。
- 配信日数
- 配信頻度
- 配信時間
まずはこれらの大枠を決める必要があります。
一般的にはステップの期間は7日〜10日くらいが多いです。
その頻度が短すぎず長すぎずのちょうどいいラインになります。
また配信頻度については、毎日1通送るのが無難な頻度です。
必要に応じて1日に2通送る時もありますが、毎日2通はやりすぎである場合が多いです。
メールが来すぎるとユーザーがうざがって解除してしまうリスクがあるので、適度に抑えるのが良いでしょう。
ただ、セールス期間に入ったら最後の追い込みで、1日に複数メールを送ることもあります。
また、配信時間は主に夜になります。
夜の18時〜21時くらいが一番開封率が高いからです。
それ以外の時間帯ですと、朝7時〜8時、もしくは昼の12時〜13時が配信ポイントになりますので覚えておきましょう。
シナリオ構成
ステップの大まかな日程ができたら、次はシナリオを作成していきます。
シナリオ構成はどのようなストーリーを使ってユーザーを引き込むのかを考えます。
例えば、自分の失敗談をベースにユーザーに内容を伝えるのか、成功談を元に伝えるのかでも変わってきます。
最初はユーザーに興味を惹かせるためのフェーズ。
そして中盤は徐々に種明かしをするフェーズ。
終盤はセールスに向けて布石を打っていくフェーズにするのが基本です。
詳細は次の章で解説します。
件名の作成
どのメールで何を伝えるのかをある程度決めたら、次は件名を作っていきます。
件名はメールの開封率を決定する最重要項目です。
なので、このブログで解説している法則を駆使して、ユーザーを惹きつける件名の作成に力を入れましょう。
本文作成
ここで本文の作成も行っていきます。
注意点としては、文字の装飾などができない分、より読みやすい文章構成をしていく必要があります。
改行を適度に行い、流れるように読める文章を書く必要がありますので、本文についても力を入れていく必要があります。
タイトルはメールを開封させるためにある。
本文1文目は2文目を読ませるためにあり、
本文2文目は3文目を読ませるためにある。
配信システムにセット
件名と本文が出来上がったら、いよいよシステムにセットしていきます。
主にメルマガ配信スタンド、もしくはLINEステップのシステムにセットします。
登録日から何日後の何時に送信するのかという点やクリック率測定の設定をしますので、その都度行っていきましょう。
お勧めの配信システムについては後日別記事で解説します。
動作テスト
実際にセットが完了したら、動作確認が重要です。
テストを行わずにユーザーを集めて、失敗に気づかないまましばらく経っていたら最悪です。
ですのでまずは自分でメールに登録してみて、ステップが順番通りに届くのかどうかを確認しましょう。
またメールの表示もしっかりできているのかも同時に確認しておきましょう。
オプトイン
ここまでできたら、いよいよオプトインになります。
オプトインの仕組みについてはこちらの記事で解説していますので参考にしてください。
計測・改善
ステップができあがって満足していては売上はあがりません。
メールの開封率、メール本文のクリック率などを元にユーザーの反応を分析し、地道に改善を行なっていくことが重要となります。
改善作業が売上を左右する最も重要な部分といっても過言ではありませんので、数字を元に改善を行ない売上を上げていきましょう。
ステップメールのシナリオ構成
ステップメールの構成を知りたいぷう
続いては、ステップメールのシナリオ構成について解説します。
まず基本的なステップシナリオの構成は、以下のような流れでしょう。
- 興味付け、問題提起
- 伏線張り、期待を膨らませる
- 基礎知識の配信
- 裏話の提供
- 商品の解説
- セールス
- 扇動
では、具体的にどのようなシナリオになるのか、例を交えて解説したいと思います。
シナリオの部分は内容を箇条書きにして、後で文章で埋めていくのがポイントです。
ブログでいうところの見出しに相当します。
今回はダイエット商品を前提に解説します。
興味付け、問題提起
タイトル:20年間肥満で苦しんだ私がたった3ヶ月でモデル体型を手に入れた方法
- 挨拶
- 自己紹介
- 20年間苦しんだ過去
- 3ヶ月後に起きた奇跡
- あなたは今のままで良いのですか?
- 次回以降秘密を公開していきます
はじめは、挨拶と自己紹介が基本です。
過去の話で共感を生み、それが今どうなっているのかを共有。
ユーザーの悩みを引き出し、解決を促し、次回以降へ期待を膨らませます。
伏線張り、期待を膨らませる
タイトル:あらゆるダイエットを凌駕する〇〇手法の凄さ
- 私が過去に実践したダイエット
- どれも続かなかった
- ある人物との出会い
- 〇〇手法を実践
- 初めは半信半疑
- あるようでなかった〇〇を使った商品
- 次回以降お楽しみに
2通目の段階では、まだ問題の核心には触れません。
また匂わせる段階です。
期待に期待を膨らませ、それが何なのかワクワクさせるための文章構成を目指しましょう。
基礎知識の配信
タイトル:そもそも体が痩せない原因ってなに?
- 本題の前に基礎知識を教えます
- なぜなら基礎がないとノウハウを活かせないから
- 体が痩せる仕組み
- 体が太る仕組み
- なぜ痩せないのか?
- 結局どうすれば痩せるの?
ここで一旦本題から外れて、基礎知識の配信をすることもあります。
まずは正しい基礎知識を教育して、その上で〇〇という商品が優れているということを強調するためです。
最終的に商品が魅力的に映るように、基礎知識を提供していきましょう。
裏話の提供
タイトル:ダイエット詐欺商品の闇
- ダイエット業界にはこんな闇があります
- 暴露するには勇気が入ります
- 他社から攻撃されるかもしれません
- でもあなたのために告白します
- あなたには騙されてほしくない
- だから私を信じてついてきてほしい
中盤で同業者の批判をするというのもよくあります。
業界の闇として悪を叩くことによって、より自分を信用してもらいやすくなります。
業界の闇に立ち向かい、本当に良い商品を紹介するという意気込みを見せることによって、よりユーザーを魅了します。
商品の解説
タイトル:これが私の人生を変えた商品の正体です。
- ついに発表します
- 私の人生を変えた商品。それは〇〇です
- 〇〇とは?
- 〇〇の特徴
- 実績
- 次回お得に買う方法を公開
ここまできてやっと商品について解説します。
その商品がどれだけ優れていて、どれくらいの実績があるのかについて解説します。
ある程度はLPに書いてあるので、ここではそこまで細かく書かなくても、ある程度凄さが伝われば問題ありません。
そして次回のセールスへ繋げていきます。
セールス
タイトル:〇〇を最安値で手に入れる方法
- ついにこの日がやってきました
- ここまでついてきてくれてありがとうございます
- ついにあなたが〇〇を手にする時です
- いますぐこちらからご購入ください
- 送料無料等の特典
- ベネフィット
いよいよセールスです。
ここまで信じてついてきてくれたユーザーに対しての感謝と共に、悩みから解放されるユーザーを祝勝しましょう。
送料無料などの特典を全て解説し、スムーズに購入ページへ誘導します。
また、その商品を手に入れてどうなるのかという点を改めて伝え、商品を手に入れる理由をつけましょう。
扇動
タイトル:[速報] 商品の在庫が残りわずかです
- 多くの方が昨日購入しました
- 感謝の声もたくさんいただきました
- ただ、売れすぎて在庫がなくなりそうです
- 今後入荷の見込みもありません
- 後で後悔しても遅いです
- このチャンスをぜひ掴んでください
商品セールスのステップでは、セールス後に扇動をかけることが多いです。
扇動という言葉はあまりいい表現ではないかもしれませんが、検討しているユーザーを購入へ導く大切なステップです。
セールス1日目では必ず躊躇って商品を買わないユーザーが出てきます。
そういったユーザーへ機会を逃してもらわないために、いま購入した方がいい、という内容を送信し、決断を促します。
時間を限定することによって商品の成約率が上がりますので、こういったテクニックも参考にしてください。
以上がステップメールの活用方法になります。
一つの例として参考にしてください。
これで完璧なステップメールが送れるトン!